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映画 マッドモンク 魔界ドラゴンファイター ネタバレなし感想

マッドモンク 魔界ドラゴンファイター
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マッド・モンク 魔界ドラゴンファイター

―1993年製作 香 104分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:道を誤った人間を改心させようと奮戦する天界の神の姿を描いたコメディ・ファンタジー。主演は90年代香港最高のコメディアン、「チャイニーズ・オデッセイ」のチャウ・シンチーで、同作でも組んだ名コンビ、ン・マンタが脇を固める。監督は「城市特警」のジョニー・トウ。共演は『ワンダー・ガールズ/東方三侠』(V)のマギー・チャンほか。(KINENOTE)

あらすじ:天界。降龍羅漢ことローハン(チャウ・シンチー)は神仙の人間への無慈悲さをなじり、追放されるところを観世音菩薩(アニタ・ムイ)のとりなしで救われ、神仙たちと賭けをする。それは人間界で9回に及ぶ転生でも道を誤った娼婦、乞食、悪人を改心させろというもの。彼も人間になり、3日(人間界では30年)超能力は願いを1日3回だけかなえるシュロの団扇に頼る時だけしか使えない。観世音菩薩はローハンに、彼が人間だった時地上に残した金身を手に入れれば、天界や冥界を自由に行き来できると教えた。ところが、ローハンは団扇を忘れ、それを届けに伏虎(ン・マンタ)がついてくる。かくして彼は宗時代の役人の李茂春(ラウ・ゴン)の息子・李修縁として生まれ出て、伏虎と兄弟として一緒に成長した…。ある日。青年になった彼は、娼婦・白小玉(マギー・チャン)と町で出くわした途端、雷に打たれ、忘れていた天界の記憶を取り戻した。国清寺で自分の金身を見つけて出家したローハンは、乞食の大種(アンソニー・ウォン)と悪人の袁覇天(カーク・ウォン)と続けて会い、改心させる相手とようやくめぐりあった。一方、神仙は疫病をはやらせ、生贄が捧げられることになり。小玉が選ばれたが、ローハンは彼女を救う。彼女に好意を持たれたローハンは、彼女に正業に就けと勧める一方、大種が小玉に恋しているのを知ると二人を何とか結びつけて、二人をまともな人間にしようと図る。だが、小玉は豆腐屋は開いたが結局男たちに体を売り、大種はふがいないだけど、彼の計画はうまくいかない。その矢先、亡者の魂を売り買いする黒羅刹を神と崇める袁覇天が大種を殺してしまう。彼の魂を取り戻すため、金身を使って冥界へ赴き、大種の魂を返せと交渉するローハンだが、逆に金身を取り上げられてしまう。頼みの団扇も砕け、全てを失ったローハンは小玉だけでも救おうと彼女に結婚を申し入れるが、彼が本当の自分を愛してはいないと知った彼女は二度と誰も愛さないと誓って、顔に傷をつけた。さて、袁覇天は黒羅刹の言うまま49人の人を殺し、ローハンの金身から力を得ようと企む。ローハンは伏虎とその仲間麒麟怪を呼び出し、彼らの協力で袁覇天を倒した。刹覇天は黒羅刹に利用されたと気付き、彼の真の狙いは国清寺に釈迦を封じ込めた笏杖だと告げ、懺悔して死んだ。ローハンは取り戻した金身に13世紀に渡る力を注ぎ込んで黒羅刹と対決。激闘の末、彼に軍配はあがるが、その姿は人間界から消えた。天界で、観世音菩薩はおごそかに告げる。3人は不幸な目に合ったが、改心はしたのだ。賭けに勝ったローハンはここに尊者に昇格したのだった。(KINENOTE)

監督:ジョニー・トー
出演:チャウ・シンチー/マギー・チャン/ウ・マンタ/アンソニー・ウォン

ネタバレ感想

チャウシンチー主演でジョニートー監督作品のコメディ映画。脇役としてマギーチャンやアンソニーウォンが出ている。特にいいのが乞食役のアンソニーウォン。コミカルなキャラ演じてるのはあまり見たことないので、新鮮であった。

内容としてはジョニートー節ってのはあまり感じなくて、チャウシンチーぽいなぁと思いはするものの、後の『マッスルモンク』や『柔道龍虎房』に通じそうな荒唐無稽さはある(笑)。ストーリは一応きちんとあるんだけども、すでに内容を覚えてないくらいに適当な感じ。それでも最後まで鑑賞に耐えうる内容になってるのは、俺がジョニートー監督が好きだからなのか、それとも作品が優れているからなのか。

オバケのQ太郎のバッタもんみたいのが出てきたシーンは笑っちゃった。本当に、昔の香港映画のいい加減な脚本というか良い意味でのやっつけ仕事感というか、ともかくハチャメチャな内容で、でもまぁ、昔見ていた香港映画ってこんなんだったなぁとは思わされる。

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映画 裸足のクンフーファイター ネタバレ感想 ジョニートー監督のカンフー映画。『マッスルモンク』や『柔道龍虎房』的なハチャメチャ映画かと思っていたら、きちんとしたカンフー映画だった(笑)。人の生き方的なことを直截的に表現したジョニートー作品はあまり記憶になかったので、新鮮。
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