レッド プラネット
2001年の映画。ヴァル・キルマーにキャリー・アン・モスにトム・サイズモアが主演なんて、本当に懐かしくなる。全然知らない映画だったのでアマゾンプライムで見つけてなんとなく鑑賞。可もなく不可もない、普通の映画でした。ネタバレあり。
―2001年公開 米 106分―
解説とあらすじ・スタッフとキャスト
解説:徹底した科学考証とリアルなSFXで、火星に降り立った科学者グループのサバイバルを描く近未来SFドラマ。出演は「マトリックス」シリーズで一躍脚光を浴びたキャリー=アン・モス、「バットマン フォーエバー」のヴァル・キルマーほか。監督はナイキ、マルボロのTVコマーシャルなどを手がけ、多くの賞を受賞したCM界出身のアントニー・ホフマン。(KINENOTE)
あらすじ:2050年。地球は環境汚染によって破壊され、人類の希望は新天地・火星に委ねられていた。だが大量の藻を送り込み、酸素を発生させるという火星地球化計画はデータ送信の不通という結果となった。原因を調査すべく科学者グループが火星に向かったが、太陽フレアの影響で宇宙船はダメージを受け、船長以外のクルーは着陸船で火星に降り立つことになってしまう……。(KINENOTE)
監督:アントニー・ホフマン
出演:ヴァル・キルマー/キャリー・アン・モス/トム・サイズモア
いろいろ詰め込み過ぎて中途半端
前知識がなく観たので、宇宙を舞台にしたパニック系映画なのか、それともエイリアン的クリ―チャ―に襲われる映画なのか、いろいろ想像を巡らせながら観た。どちらでもあるような気がして、どちらでもないような印象だった。
他にも要素があって、極限状況に置かれた人間たちの心理や行動を描写しているように見えなくもないし、人間が製作したロボットの反逆に合う話とも感じられるし、簡単に言うと、いろいろ混ぜた結果すべて中途半端になってしまってる感じ。
科学的考証に基づいている?
それにしても、あのロボットすごいよね。動きといい、強さといい。元々軍事用に作られたものを火星探査機としてカスタムしたようだったが、あれ、軍事モードは除いておいた方がよかったんではないかねぇ。
解説によるとこの映画は、きちんとした科学的考証に基づいて製作されているらしいんだけど、本当かね。火星に藻をはやすことってできるのかな?
あと、あの昆虫。あれは元々火星にいたのか? 藻が繁殖したことで生まれた生物なのか? どっちにしても結構無理があるような。宇宙服食い破ったり、火星につくった施設を食いつくしちゃうとか、できるもんなんだろうか。
登場人物の描きわけが適当
あと、登場人物なんだけども、最初に紹介した3人の他にもクルーがあと3人いるんだけど、一番最初に死んじゃう人はともかく、残りの2人はキャラ付けが薄すぎて、どっちがどっちだか最後までよくわからんかった。というか、船長以外の人間が火星に着陸することになるんだけども、俺は2人が同じ人物だと思っていて、船長のぞく計4人で火星に向かったと思っていた。ところが、着陸後のポッドからは乗組員が5人出てきて、その時に初めてクルーは船長含めて6人いたことを知った(笑)。
特筆すべきところもない映画だけど、酷評するほど酷くもない映画なので、興味がある方はどうぞ。




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