プレデターズ
初見のときは、プレデターが見たいというよりは、エイドリアン・ブロディが何となく好きなので鑑賞した作品。あまり評価が高くないけど、俺はこのシリーズの各作品、どれも好きだな。ネタバレあり。―2010年公開 米 107分―
解説とあらすじ・スタッフとキャスト
解説:「プラネット・テラー in グラインドハウス」のロバート・ロドリゲス製作のもと、惑星に集まった戦闘のエリートたちと新生プレデターの壮絶なバトルを描くSFアクション。メガホンを取るのは「アーマード 武装地帯」のニムロッド・アーントル。出演は「キャデラック・レコード 音楽でアメリカを変えた人々の物語」のエイドリアン・ブロディなど。(KINENOTE)
あらすじ:傭兵、囚人、暗殺団の一員など、様々な戦術を備えた一流の殺し屋たちが、ある地球外生命体によって理由も分からぬまま惑星に集められる。彼らは、まさに全員が“最強の人類”といえる戦闘のエリートであり、冷血な殺人鬼であった。そんな集団をしぶしぶ率いることになったロイス(エイドリアン・ブロディ)は、実は全員が地球外生命体に選ばれた獲物であることに気付く。異常なまでの戦闘能力と進化した武器を装備した無数のプレデターたちが、彼らに襲いかかってくる。最後に生き残るのは、果たしてプレデターか人類か……。(KINENOTE)
監督:ニムロッド・アーントル
出演:エイドリアン・ブロディ/トファー・グレイス/アリシー・ブラガ/ローレンス・フィッシュバーン/ダニー・トレホ/ウォルトン・ゴギンズ/オレッグ・タクタロフ/ルイス・オザワ・チャンチェン
ネタバレ感想
どうやってそんなことができるのか分らんが、地球の各地で起きている戦争や紛争に参加している兵士や、殺人鬼や犯罪者らが、宇宙のどっかの惑星に移送させられて、プレデターの趣味に付き合わされる理不尽映画。
今作では新旧プレデター同士の争いも描かれている。で、地球人たちはプレデターの遊びに付き合わされる中で、自分たちも地球ではプレデター(捕食者)であったことに気付いていく。
それぞれのキャラに一応個性があって、見せ場もあるので、そこについての好感度は高い。特に、最後に名を明かすことになるエイドリアン・ブロディと女性兵士のかかわりはよい。ベタベタな常識的展開だったけど、80年~90年代の娯楽作品が好きだった身としては、あれはあれでイイと思うのである。
ダニー・トレホがさっさと退場してしまうのは残念だけど、その分、日本人ヤクザが頑張ってくれるのもいい。プレデターとのタイマンシーンは、プレデターファンにしてみればガッカリ展開かも。プレデター弱すぎるからね。でも、もしかしたらあのヤクザが強すぎるのかも知らんですよ。彼は英語を喋れるのにほとんど使わない。「口は災いのもと」だからだそうだ。本当に、身につまされますなぁ(笑)。口数は、できるだけ少ないほうがいいよね。特に、社会的な場で立ち回るには。
てなことで、このシリーズはどれもそれぞれに面白味があるので、楽しめる娯楽作品です。
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