スポンサーリンク

映画 ペイチェック消された記憶 ジョンウ―のSF

ペイチェック消された記憶
スポンサーリンク

ペイチェック 消された記憶

―2004年公開 米 118分―

スポンサーリンク

解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:自分の記憶を消すことで報酬を得ている男の運命を描いた近未来SFサスペンス。監督は「ウインドトーカーズ」のジョン・ウー。脚本は「トゥームレイダー2」のディーン・ジョーガリス。原作はフィリップ・K・ディックの同名短編小説。撮影は「ウインドトーカーズ」のジェフリー・L・キンボール。音楽は「ボーン・アイデンティティー」のジョン・パウエル。美術は「マスター・アンド・コマンダー」のウィリアム・サンデル。編集は「悪霊喰」のケヴィン・スティットと、「ミニミニ大作戦」のクリストファー・ラウズ。衣裳は「パーフェクト ストーム」のエリカ・エデル・フィリップス。出演は「デアデビル」のベン・アフレック、「ザ・コア」のアーロン・エッカート、「キル・ビル」のユマ・サーマン、「サンダーパンツ!」のポール・ジアマッティ、「シカゴ」のコルム・フィオール、「コーリング」のジョー・モートンほか。(KINENOTE)

あらすじ:情報化社会が進んだ近未来。フリーで仕事しているコンピューター・エンジニアのマイケル・ジェニングス(ベン・アフレック)は、数々のハイテク企業の極秘プロジェクトに参加して、高い報酬を受け取っては、毎回、その参加期間の記憶を消されていた。そして彼は、オールコム社のビッグ・プロジェクトに関わり、3年間もの記憶を消される。しかしそのあとに受け取った封筒には、ガラクタのような19個のアイテムと、確かに自分のサインが入った報酬辞退の誓約書が入っているだけだった。衝撃と不安に苛まれたジェニングスだったが、それに追い討ちをかけるように、FBIとオールコム社に雇われたエージェントが彼を追いかけ始める。窮地に陥ったジェニングスは、元雇い主である起業家ジミー・レスリック(アーロン・エッカート)に殺される前に、同僚であり恋人だったレイチェル(ユマ・サーマン)の助けを借りて、すべての謎を解くために奔走し始める。やがて封筒の中のアイテムは、ジェニングス自身が開発した未来予知マシンを破壊するよう誘導するために、任務終了の直前に自ら自分宛てに送ったものだと判明する。レスリックがそれを悪用するために、世界が滅亡してしまうからだった。かくしてジェニングスとレイチェルは、追っ手の攻撃をかわして命懸けで突き進み、ついにマシンを破壊することに成功するのだった。(KINENOTE)

監督:ジョン・ウー
原作:フィリップ・K・ディック
出演:ベン・アフレック/アーロン・エッカート/ユマ・サーマン/ポール・ジアマッティ/マイケル・C・ホール

ネタバレ感想

香港のジョンウー監督によるハリウッド作品。彼がアメリカで手がけた映画は『フェイスオフ』『ミッションインポッシブル2』以外はパッとしないね。この作品も決してつまらないわけではないが、一度観たら内容忘れちゃうだろうなという感じ。

派手なアクションや、やたらと鳩を出すのが彼の映画の特徴だけども、今作はアクションもそんなにスゴイとは思わないし、鳩も一匹しか出てこない(笑)。主人公とその追っ手が対面になって銃を向け合うシーンは彼の作品だなと感じたけど、別にジョンウーが監督でなくても良かった気がしなくもない。

原作はSF作家として有名なフィリップ・K・ディックのものらしいが、原作は未読なので、どのくらいその内容に忠実なのかはわからない。

で、さらっとあらすじを紹介しとくと、フリーエンジニアのマイケルは、企業の商品開発に携わって、そのプロジェクトが完了しだい、企業秘密を守るために、クライアントの下で働いた期間の自分の記憶を消すことを契約内容に加えるかわりに、高額の報酬を得ている。

ある時に、旧友の経営者からあるプロジェクトへの参加を依頼されるが、それが3年間もかかる内容だったので、躊躇うんだけども、あまりの高収入に目がくらんで、承諾――したのはいいものの、プロジェクト終了して意気揚々と報酬を受け取ろうとしたら、記憶をなくす前の自分が報酬受け取りを辞退してて、しかもFBIに捕まってまうのである。いったい彼は、3年間の間、何をしていたのかーーというのを否が応でも探る必要に迫られて、マイケルはジタバタするのであったというのが超適当なあらすじ。

物語の設定とかはすごくおもしろいんだけど、なんかバカっぽい話だなとも思う。なんでかというに、マイケルは記憶を失くした自分あてに、窮地を乗り切るための20のアイテムを送るわけだが、その一つ一つの活用法がややこしすぎ。記憶なくしちゃうんだから事の背景をきちんと説明する何かを残しておけばよかったのにーーとか言ったらこの話が台無しになっちゃうから突っ込んでも仕方ないんだけど。

映画 ギヴァー 記憶を注ぐ者 ネタバレ感想 ディストピアでユートピア
ジョナスが記憶に触れる時の描写がいい。キレイだ。そして、幸福感を味わっている人たちの記憶に触れているときの、それぞれの情景は美しく、感動的である。当たり前な日常風景ばかりなのに、とても多幸感を得られる。リアルの世の中に生きていることを、ありがたく思えるほどに。
映画 クリミナル2人の記憶を持つ男 ネタバレ感想 ガルガドットがいいなぁ
ライアンレイノルズ=ビリーの奥さん役の人が美人だなぁと思って鑑賞してて、どっかで観たことあるけど誰だっけ? と思っていたら、ガル・ガドットだった。そら美人だわな。しかも、なんか全体的にエロいのである。それだけでも観る価値はあったかなと思った(笑)。
映画『ブラック・ボックス 記憶の罠』罠にかかったのは誰?
交通事故をきっかけに、自ら封印していた過去の断片的な記憶と、それらにまつわる謎の言葉が呼び起こされる。自分の過去にいったい何があったのか――。退院した主人公は、自分自身の記憶を巡る謎の解明に乗り出していく。ネタバレあり

コメント

  1. ヨウくん より:

    ま、若き日のバッドマンとビルをキルした女さえ見られて十分です^
    ジョン・ウー監督の映画はやはり周潤発+二丁拳銃でないと味がない。

タイトルとURLをコピーしました