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映画 LIVE AND DIE リヴ・アンド・ダイ ネタバレ感想

リヴアンドダイ
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LIVE AND DIE リヴ・アンド・ダイ

悪人面のレイ・リオッタ、太っちょのフォレスト・ウィテカー、そしてラッパーのコモンが出演してるなんて、なかなか豪華なクライムサスペンスと思って鑑賞したら、彼らの出番は少ない。特に太っちょ(笑)。ネタバレあり。

―2013年製作 米 88分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:『フェイク シティ2』のレイ・リオッタ、フォレスト・ウィテカーらの共演で贈るクライムアクション。深夜、馴染みのダイナーに立ち寄った警官・ウィルは、武装した強盗団に遭遇する。異変に気付いたウィルは同僚・バーンズに応援を要請するが。(KINENOTE

あらすじ:生か死か。すべての欲望が絡み合う極限のバッド・シチュエーション。深夜12時、警官ウィルが馴染のダイナーに立ち寄ると、そこには武装した強盗団が潜伏していた。異変に気付いたウィルは同僚のバーンズに応援を要請するが、様子がおかしい。強盗団が狙うブツは、犯罪組織の隠れ蓑であるこの店の隠し金庫に眠る大金と、汚職警官リストのハードディスク。バーンズは、48時間後に迫るFBIの強制捜査を知り、自分の名前が載せられたリストを強奪するよう強盗団を操っていた。店内では犠牲者が出始め、ダイナー周辺は特殊部隊によって包囲される。一方、店に居合わせ犯人に仕立て上げられたムショ帰りのニックは、犯罪組織の男から、ハードディクスを元に戻さないと妻を殺すと脅されていた・・・。(AMAZON

監督:デヴィッド・A・アームストロング
出演:レイ・リオッタ/フォレスト・ウィテカー/マイケル・チクリス/コモン

ネタバレ感想

太っちょのウィテカーが演じる警官がダイナーに入ってくる。彼はこの店の常連だ。で、マスターにコーヒーを頼むんだけど、店の雰囲気がおかしい。さぐってみると、どうやら強盗が店内に隠れているらしい。太っちょは外部の相棒と連絡を取る。相棒は強盗団がいることを知っていたようだ。

太っちょは相棒に向かって「予定と違う」と問い詰める。実は太っちょと相棒は汚職警官なのだ。で、ダイナーにある汚職警官リストを盗もうとしてたんである。で、太っちょは自分たちで盗みにいくのかと思ってたら、相棒は強盗を雇っていたというーー。

でまぁ、この後、太っちょウィテカーは強盗団のリーダーに射殺されて、退場。お役御免である。オイオイオイ(笑)。

レイ・リオッタもコモンもなかなか登場してこないで話は進む。そして、この2人もそれなりに重要な役どころではあるものの、活躍度はそんなでもない。特に強盗団に捕らわれた人質を解放するためのネゴシエーターとして登場するコモン。足を引っ張る汚職警官(太っちょの相棒)がいるせいで、事件解決にほとんど役立ててない(笑)。

でまぁ、いろいろ複雑なことが起こって、最後はそれなりにまとまりを見せて終わる。個人的には序盤の展開はスリリングで楽しめたし、過去と現在を行き来して、謎めいていた事件の全貌を少しずつ明らかにしていく演出はいいなと思っていた。

だけど、中盤以降はその描写がなくなって、直線的に物語が進み始めてからは誰が誰にやとわれてて、何を目的にしてたのか、よく思い出せないうちに話が進み、わかる部分はわかるものの、よくわからん部分はそのまま置いてきぼりにされて、劇終を迎えてしまった。

特に、俺はレイリオッタが何者だったのかイマイチよくわからんかった。彼は汚職警官と組んでいたようで、ハードディスクを手に入れるために、ムショ帰りの若者(ニック)の家に押し入り、奥さんを脅す。どうしてそんなことをしたかというと、汚職警官はニックがハードディスクを持っていると思ったかららしい。ところがニックは持っていないので、リオッタは誤解で奥さん脅していることに。

で、それが誤解だと気付くのは彼のボスから連絡がきたとき。そのボスとはダイナーのオーナーであり、裏社会のマフィアのボス。リオッタはどうやら、汚職警官と組んでハードディスクを手に入れつつ、ボスからはハードディスクをダイナーに戻すように言われていた?? なんだかよくわからん。

最終的に、いろいろあってボスは死んじまう。ダイナーには従業員のフリしたFBIの捜査官が潜入していた。それが冒頭とラストの彼だ。そしてダイナーでは早々にマスターと一緒に撃たれて店内に横たわり続ける彼だ。

最後、何で彼はリオッタに殺されるんだ? リオッタにとってはボスのあだ討ちということだった? いや、そうじゃないと思うんだが、よくわからん。

まぁしかし、こうやって話がややこしくなったのは、あの強盗のリーダーが、勝手に仲間を増やしたり、時間よりも早くダイナーに襲いに入ったり、確かめもせずに太っちょ警官を殺してしまったからなんである。それをしないと話が成り立たないんだけど。

文句ばっか書いているように感じるかもだけど、短い時間でスピーディに展開するし、それなりにサスペンスフルなので、そこそこ楽しめる作品です。

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