スクランブル(2017)
若き日の親父の面影があるスコット・イーストウッド主演作品。偉大な親父の息子ってことで大変だと思うが、今風のイケメンの顔ではないわな。でもまぁ、かっこいいと思う。そんな彼と相棒が繰り広げる、旧車窃盗クライム作品。ネタバレあり。
―2017年公開 仏=米 94分―
解説とあらすじ・スタッフとキャスト
解説:「96時間」×「ワイルド・スピード」シリーズ制作陣によるクライム・エンタテインメント。高級クラシックカー専門の強盗団、フォスター兄弟は、残忍なマフィアのモリエールに囚われ、敵対するマフィアのクランプが所有する62年型フェラーリを盗むことに。出演は、「ワイルド・スピード ICE BREAK」のスコット・イーストウッド、フレデリック・ソープ、「ブレードランナー 2049」のアナ・デ・アルマス。監督は、「トランジット」のアントニオ・ネグレ。製作は、「96時間」のピエール・モレル。脚本は、「顔のないスパイ」のマイケル・ブラント、「ワイルド・スピード×2」のデレク・ハース。(KINENOTE)
あらすじ;ひと目でその車の伝説を語る膨大な知識を持ち、兄アンドリュー(スコット・イーストウッド)は頭脳、弟ギャレット(フレデリック・ソープ)はメカニックを担当する世界一の高級クラシックカー専門の強盗団、フォスター兄弟。二人にとってはどんな盗みも成功させるのは当たり前で、誰にも思いつかない驚愕の手口でいかに美しく完璧に盗むかを信条としている。今回のターゲットは、オークション会場から搬出された世界に2台の37年型ブガッティ。しかし、落札したのが残忍なマフィアのモリエールだったために、兄弟は囚われてしまう。だが、敵対するマフィアのクランプが所有する62年型フェラーリを1週間で盗めば、命は助けてくれるという。アンドリューの恋人で一流ハッカーのステファニー(アナ・デ・アルマス)、指名手配中の天才スリの美女、火薬が恋人の爆弾オタクら寄せ集めチームで、犯罪史上最大の強奪作戦に挑む二人。しかし、インターポールに追われ、ステファニーを人質に取られ、ついにはクランプに計画が知られてしまう。しかし、そんなピンチさえも兄弟の計画だった……。(KINENOTE)
監督:アントニオ・ネグレ
出演:スコット・イーストウッド/アナ・デ・アルマス/フレデリック・ソープ
ネタバレなし感想
先日『ブレードランナー2049』を鑑賞してその美人さに痺れたアナ・デ・アルマスがスコット演じる主人公の恋人役として出てくる。相変わらず美人であるが、『ブレードランナー2049』での印象が鮮烈すぎて、普通に見えてしまった。
物語は車の窃盗で生計を立てる、その日暮らしの腹違いの兄弟が、落札された高価な旧車を盗むところから始まる。盗んだはいいものの、その車はマルセイユのギャングが落札したものだったのだ。で、彼らはギャングに拉致されて窮地に陥る。
そこで主人公らは一計を案じて、マルセイユギャングと敵対する組織の高級車を盗む約束を取り付け、生き残りを図るのであった。
というのが適当なあらすじ。全編通して普通な雰囲気の普通な娯楽映画。可もなく不可もない内容なんで、他に感想も思い浮かばない。
スコット・イーストウッドは今回初めて見たと思っていたら、親父の作品にもそれなりに出ているし、このブログで紹介した『トランス・ワールド』にも出ていたらしい。『パシフィック・リム』の新作にも出てるらしいが、今後、親父のような役者になるのだろうか。…ちょっと難しいかな。
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