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映画 聖女Mad Sister ネタバレ感想

聖女
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聖女/Mad Sister

―2019年公開 韓 94分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:CGなしのリアルアクションが見どころの韓国製サスペンス。刑務所を出所した女性格闘家のイネは、高校生だが精神年齢10歳の妹ウネと暮らし始める。だがある日、ウネが行方不明に。孤立無援の中、単身、妹の行方を追うイネは、やがてウネの過去を知る……。出演は「神の一手」のイ・シヨン、「恋のステップ ~キミと見つめた青い海~」のパク・セワン。「のむコレ3」にて上映。(KINENOTE)

あらすじ:元警護員で過剰防衛により服役していた女性格闘家のイネは、刑期を終え、妹のウネの元へ戻ってくる。ウネは18歳の高校生だが、精神年齢は10歳。ようやく普通の暮らしが送れると思っていた矢先、ウネが学校から帰らず、行方不明になる事件が発生。イネは警察に届け出て、学校にも問い合わせるが、誰も真剣に取り合ってくれない。絶望したイネは、自ら捜索を開始。手がかりを辿るうち、ウネの過去が明らかになる。何とかウネを捜し出したイネは、ウネを傷つけた連中への復讐を開始する……。(KINENOTE)

監督:イム・ギョンテク
出演:イ・シヨン

ネタバレ感想

格闘経験のあるイネは会社の同僚をボコった罪で服役していた。で、久しぶりに娑婆に戻ってきたら、知的障害? を持つ妹が同級生から虐められてて、そのイジメがエスカレートして妹はいろいろあって、売春組織に拉致されてまうことに。警察が頼りにならないことを知ったイネは、持ち前の腕っぷしで、妹を救出すべく暴力を行使しながら妹の行方を捜す行動を開始する――てのが適当なあらすじ。

対して期待しないで観たけど、期待を上回ることはなかった。イネ役の女優さんが美人でカッコいいので、もっとアクションに華やかさがあればよかったのになと思う。

調べたとこによるとこの女優さんは、アマチュアボクシングの経験者だそうで、なるほどそれは凄いんだけど、やっぱ何か物足りない。

物語展開も、妹捜しのために、あっち行ったりこっち行ったりして、その先で暴力シーンがあるだけ。その間の回想シーンなどで、妹が結構悲惨な過去を送ってきたことが判明するわけだが、その辺の描写もさほど物語中に大きく影響してる感はなく、ただ、「妹は悲惨でした」ってだけに留まってる印象。

そういう意味ではアクション作品なのに淡々とした印象すらあって、物足りない。女優さんが魅力あるし動けるだけに、もったいない。アクションシーン自体はそれなりにあるんだけどなぁ。

てなことで、この手の女性が美しく戦ってる姿が見られてこの数年内のものとしておススメなのは、物語的にもサスペンスフルな『アトミックブランド』だな。あと、ちょっと毛色違うけど『ワンダーウーマン』か。アジア系だと『ハイフォン ママは元ギャング』はなかなかイイ感じだった。本当に最近はこういう戦闘美女もの増えたよね。

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