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映画 ナイトアンドザシティ ネタバレ感想

ナイトアンドザシティ
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ナイト・アンド・ザ・シティ

詐欺師めいた活動をしてる三流の弁護士がなぜかボクシングのプロモーターになることを目指して口八丁手八丁で興行開始を狙う話。デニーロがインチキ弁護士を熱演してるってだけが見どころで、話自体は面白くない。ネタバレあり。

―1992年製作 米 104分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:都会の片隅で、しがない商売をしている男が、夢の実現のために情熱をそそぎ、そして挫折するまでを描く人間ドラマ。1950年に発表された、赤狩りでハリウッドを追われたジュールズ・ダッシン監督の「町の野獣」のリメイクだが、舞台をロンドンから現代のニューヨークへ置き換えている。監督・製作は「レイジング・ブル」「グッドフェローズ」などで知られる映画プロデューサーで、91年に初監督作「真実の瞬間」を発表したアーウィン・ウィンクラー。共同製作はジェーン・ローゼンサール、エグゼクティヴ・プロデューサーは「星の流れる果て」のハリー・J・アフランドとメアリー・ジェーン・アフランド、脚本は「シー・オブ・ラブ」のリチャード・プライス、撮影は「羊たちの沈黙」のタク・フジモト、音楽は「プリティ・ウーマン」のジェームズ・ニュートン・ハワードが担当。なお、製作のトライベッカ・プロは、主演のロバート・デ・ニーロ自らの企画・製作会社である。(KINENOTE)

あらすじ:マンハッタンの一匹狼の弁護士ハリー(ロバート・デ・ニーロ)は、訴訟問題の最中に触れたボクシングの世界に魅かれ、小さな会場を借りて古き良き時代のボクシング試合を復活させるというアイデアを思いつく。興行免許は取れたが、2万5千ドルほどの資金のエグ 面はそう簡単にできそうもない。ボクシング・プロモーターで、ギャングのブーン・ブーン・グロスマン(アラン・キング)に、裁判で敗北したハリーは、彼を見返してやろうと決意し、成功への欲望も膨れあがっていった。ブーン・ブーンの兄で、往年の名ボクサー、アル・グロスマン(ジャック・ウォーデン)を仲間にしたハリーは、バーボクサーズのオーナー、フィル(クリフ・ゴーマン)に1万5千ドルの借金を申し込むが、半額を3日以内に、自力で調達することになってしまうが、金策は難航し、あえなく期限切れの夜を迎えるが、ハリーの愛人で、フィルの女房のヘレン(ジェシカ・ラング)の助けで切り抜ける。準備を進めるハリーだが、ブーン・ブーンの策略で、ヘレンとの仲がフィルに知られて金脈を断たれてしまい、そのうえ、試合直前にアルが心臓発作で急死してしまう。ヘレンと共にカルフォルニアへ逃げようとするハリーだが、ブーン・ブーンの刺客によって袋小路に追いつめられ、必死の思いでなんとかごまかそうとするが、銃で射たれてしまい、ヘレンの腕の中で息絶えるのだった。(KINENOTE)

監督:アーウィン・ウィンクラー
出演:ロバート・デ・ニーロ/ジェシカ・ラング/イーライ・ウォラック/リチャード・プライス

ネタバレ感想

三流インチキ弁護士のデニーロは何とか名声を得たいようだが、努力家というよりは結果をすぐ欲しがるタイプのようで、何かをするのには必ず知人から金の無心をして事を成し遂げようとするタイプの人みたい。

弁護士の仕事もすぐに小銭を稼げそうなケチな案件をさがしては、裁判に持ち込むよりは示談金を得ることで省エネ的に事を済まそうとしているように見えた。

そんなデニーロが、いろいろあってボクシングジムに顔を出したら、古き良き庶民的なボクシング興行を復活させることを思い立ち、その実現に向けて金策に走るのが、今作の主なあらすじ。

どうしていきなり彼がボクシング興行をしたいと思ったのかはようわからん。しかも、それが大して稼げない興行になることもわかってるみたいだから、金がほしかったんではないようだ。

儲かる大規模な興行よりも、古き良き地域密着的な興行を主催したかったみたい。なんでだろうか。どうも、街のギャングや周囲の人たちに一目置かれたいというような名誉欲から出た行動だったっぽいけど、その辺もようわからんかったな。

どうせあんな無茶なことするなら一攫千金狙うのが普通と思うが、その辺の彼の行動原理もよくわからん。そもそも、三流とは言え弁護士になれるくらいなんだから、ちゃんと仕事してればそこそこのカネと人々の尊敬は得られそうなもんだが、そういう地道なことができない性格だということは、なんとなく伝わってくる。

そんな彼が、最終的には破滅を迎える話なわけで、そんなことしてたらそうなるのも当たり前ってことはわかりそうなもんだが、彼の暴走は止まらず、予想通りの結末を迎える。

どうしてバーのマスターの奥さんが彼にあそこまで肩入れしてやれるのか、その辺の彼の魅力もイマイチ伝わってこない。ただ、デニーロがこういうアホでクズな人間を演じているところだけが見どころって感じだったなぁ。

ちなみに、引用したあらすじで主人公は息を引き取ったことになってるけども、生死は定かではないと思うぞ。

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