スポンサーリンク

映画 少女は悪魔を待ちわびて ネタバレ感想

少女は悪魔を待ちわびて
スポンサーリンク

少女は悪魔を待ちわびて

―2017年公開 韓 108分―

スポンサーリンク

解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:「怪しい彼女」のシム・ウンギョンが、復讐を目論む少女を演じたサスペンススリラー。父親を連続殺人犯に殺害されながら、父の件は証拠不十分となり、娘ヒジュは復讐を誓い犯人の出所を待ち続けた。15年後ついにその日が来るが、予期せぬ事実が発覚し……。共演した「アジョシ」のキム・ソンオは、役作りのために16kg減量し撮影に臨んだ。監督は、本作で初めてメガホンを取ったモ・ホンジン。特集企画『未体験ゾーンの映画たち2017』にて上映。劇場公開に先駆け、WOWOWにて放映された。(KINENOTE)

あらすじ:15年前、警官が連続殺人犯の魔の手にかかり殺された。しかし彼の件に関しては証拠不十分となり、犯人はたった1名の殺人容疑で15年服役。まだ幼かった警官の娘ヒジュは天涯孤独の身となり、心に復讐を誓う。父の同僚たちの助けを受けて育ち、今では警察署でアルバイトをしている彼女は、ずっと犯人出所の日を待ちわびていた。ついにその日が来るが、ヒジュが計画を実行する前に同じような連続殺人事件が起こり、事態は思わぬ方向へ動き出す。(KINENOTE)

監督・脚本:モ・ホンジン
出演:シム・ウンギョン/キム・ソンオ/ユン・ジェムン

ネタバレ感想

オヤジを殺した殺人鬼に復讐を図るヒジュという娘の物語。いきなりネタバレすると、この娘は親父が殺された少女時代から15年後の成人に至るまで、ともかく人生のすべてを復讐に費やしている。で、独自に調査を進めていくうちに、父親の死に絡んだ殺人鬼は2名いたことを突き止める。その片一方を自身の手で殺し、さらにはもう一方にも見事復讐を果たして死んでいくのであったーー。

てな話で、物語を追っていけば何の疑問もなく劇終に至る。この娘の凄まじいのは自分の犯した罪も復讐相手である殺人鬼になすりつけるため、自分は死ぬことまで計画に入っているところ。その筋書き通りに事を運んで死んだわけなので、彼女は幸せと言えば幸せだったのかもしれない。

にしても、ともかく警察が無能すぎて萎える。あの義父殺しなんかは白昼堂々な行為なんだし、証拠とかも見つかりそうなもんだけどなぁ。まぁ、警察が無能なのはこういう話にはありがちではあるが。とはいえ、あんな線の細い女性が死体を自力で運ぶとかかなり厳しいと思うんだが、彼女はそれを2人の死体でやっている。もちろん、その描写はない。超人かよ。

犯人役のキムソンオの細マッチョはすごかったな。俺もあんな体になりたい。

ということで、娯楽として鑑賞するには悪くないけども、さほど強く印象に残るような話でもなかった。

映画『ある母の復讐』ネタバレ感想 ラストは爽快だがハッピーではない
なかなか悲惨な母娘の話であった。ラストの展開はしてやったりと溜飲が下がりはするものの、母娘のその後の人生は、決して希望に満ちたものではないからねぇ。ネタバレあり。 ―2013年製作 韓 89分―
映画 26年 ネタバレ感想 光州事件の主犯格を懲らしめたい
光州事件に関連した人物たちが26年後、ある復讐を企てて主犯格を懲らしめてやろうとジタバタする話。ネタバレあり。―2012年製作 韓 135分―
映画『鬼はさまよう』ネタバレなし 感想もなし(笑)
鬼はさまよう これは感想に困る。おもしろくないわけではない。でも褒めるべきところも思いつかないし、文句を言いたいほど糞でもない。観たことを忘れてしまう、もっとも書きづらい類の作品でした。いつも以上に内容薄いので、この記事は読まないことをオス...

コメント

タイトルとURLをコピーしました