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映画 メッセージマン ネタバレ感想 殺し屋VS海賊&マフィア

メッセージマン
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メッセージマン

引退した殺し屋がインドネシアで隠居しようとしてたら、知り合った家族が悪者の餌食になりそうになったので、復帰して血みどろの戦いを開始するバイオレンスアクション。戦闘は悪くないけど、メッセージマンとかいう名前がダサいし、主人公が強いのか弱いのかよくわからない珍作。ネタバレあり。

―2019年公開 尼=豪 91分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:ジャカルタを舞台に、新鋭コーリー・パーゾン監督が撮り上げたバイオレンス・アクション。一度はリタイアした孤独な凄腕ヒットマンのライアン。人生で初めて味わう安らぎを与えてくれた親子を守るため、封印していた銃を再び手に取り宿敵との最後の闘いに挑む。伝説のヒットマン、ライアンを南アフリカ出身の中堅俳優ポール・オブライエンが、彼の宿敵であるリーを「シー・トレマーズ」のヴェルディ・ソライマンが演じる。特集企画『未体験ゾーンの映画たち2019』にて上映。(KINENOTE)

あらすじ:孤独な凄腕ヒットマンのライアン(ポール・オブライエン)は今では足を洗い、安住の地を求めてジャカルタの小島を訪れる。そこで一人の少年とその母親と懇意になったライアンは、人生で初めての安らぎを感じていた。そんなある日、島民の金品を奪い少女を売買する海賊団のトラックに少年が轢かれ、瀕死の重傷を負う。ライアンは怒りに駆られ海賊を惨殺するが、手下を殺されたことを知ったジャカルタを牛耳るマフィアのリー(ヴェルディ・ソライマン)は、腕利きの殺し屋を集め、ライアン抹殺を命じる。実は、リーは幼い頃に両親をライアンに殺され、ライアンへの復讐を誓っていた。一方、ライアンはかつて所属していた暗殺者ネットワークを駆使し援護を募り、封印していた銃を再び手に取るのだった……。(KINENOTE)

監督:コーリー・パーゾン
出演:ポール・オブライエン/ヴェルディ・ソライマン/アジ・サントサ

ネタバレ感想

Amazonプライムで見つけて鑑賞。インドネシア版の『ジョンウィック』みたいな感想があったのをどっかで観たけども、確かにそんな感じの内容だったなぁ。主人公のライアンがレジェンド級の殺し屋ってところも同じだし、作品世界に殺し屋を運営する組織があるところとかね。

孤独な殺し屋が隠居先で出会った見知らぬ家族との触れ合いを通じて幸福を味わい始めてたら、その家族が悪者の餌食になりそうになったので、ブチ切れて戦い始めるというお話なわけだが、けっこうありがちな感じの話だなぁと思わずにはいられない。

しかも、たまたま敵対することになった海賊を顎で使ってたのが、ライアンに過去、両親を殺されてた闇組織のボスだったという都合の良い展開。この組織は海賊に女性をさらわせて、人身売買をして富を得ているらしい。

で、ライアンは知り合った家族を守るために戦いながら、過去の因縁を清算するべくジタバタするのであった。

で、さっきも言ったようにアクションはそこそこいいんだけど、ところどころの展開がバカっぽいんだよね。例えば、札束を爆弾にしてそれを手にした人間をぶっ殺すという実にお笑い作戦がある。

これは笑えるから悪くないんだけど、よく考えたらお札を爆弾にするなんてことできるんかいね? かさばってすぐにバレちゃうと思うんだが。

ついでに、ライアンは凄腕の割には作戦を遂行する能力に欠けるのか、家族を真っ先に守りにいくべきなのに、別の戦闘に入れ込んじゃってあっさり家族を人質に取られちゃってるのなんか、間抜けすぎ。

さらに、ボスとのラストバトルでは、ドアの裏側に隠れたボスに不意打ちくらって窮地に陥っちゃうという…。もう少し警戒しろや(笑)。

このラストバトルでは、彼と契約をして戦闘支援をしてくれてたスナイパーが、契約満了したのになぜか、自分の判断でライアンを助けに来てくれる。こいつはなかなか漢気があってカッコよろしい奴だったけど、スナイパーなのに、ライフルは使わずに肉弾戦で支援するというよくわからない展開。

屋内の戦闘だからライフル使えないのはわかるけども、演出的にはライアンの窮地を遠距離からの狙撃で救うっていう流れにしたほうが、よりカッコよかったと思うんだけどなぁ。

あともう一人、ライアンを助ける堅気のドライバーのオッサンがいる。彼なんか、ライアンに無理強いされて彼の支援をすることになるわけだが、いくら信頼できそうなやつだとは言え、もう少し玄人を雇ったほうがよろしいかったのでは。素人巻き込んでおいて、万一あのオッサンが死んじまったら奥さんとか気の毒だろ。ちょっとは考えろよと思ってしまう。

てなことで、突っ込みどころは多いものの、その辺を含めて楽しめないわけではないので、悪くはなかったかな。

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