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映画 ダイハード4.0 ネタバレ感想 マギーQが強い

ダイハード4.0
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ダイ・ハード4.0

―2007年公開 米 129分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:ニューヨーク市警のジョン・マクレーン刑事の超人的な活躍を描く人気シリーズ「ダイ・ハード」の12年ぶりに製作された第4作。全米を襲うサイバーテロ集団にジョン・マクレーン刑事が立ち向かうアクション巨編。「アンダーワールド」のレン・ワイズマンが監督。出演は当たり役となったブルース・ウィリス、「スクリーム2」のティモシー・オリフォアント、「ドッジボール」のジャスティン・ロング他。(KINENOTE)

あらすじ:独立記念日の前夜、ワシントンDCのFBI本部サイバー犯罪部に異変が起きる。交通、通信、原子力、水道などのあらゆるインフラを監視するシステムが何者かにハッキングされた。事態を重く見たサイバー犯罪部長ボウマン(クリフ・カーティス)は、FBIブラックリストに載っているハッカーたちの一斉操作を命じる。その頃、ニューヨーク市警統合テロ対策班の警部補ジョン・マクレーン(ブルース・ウィルス)は別れた妻との娘であるルーシー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)に会うためニュージャージー州の大学を訪れていた。そこに上司から連絡が入り、ニュージャージー州内に住むマット(ジャスティン・ロング)というハッカーの身柄を拘束し、ワシントンまで連れ帰るよう通達される。マットのアパートを訪れたマクレーンだったが、そこで謎の一味から襲撃を受ける。危うくも逃れたマクレーンは、マットと共にワシントンを目指す。マクレーンたちを襲った一味はガブリエル(ティモシー・オリファント)率いるテロ集団の衛兵部隊だったことを知る。マットはガブリエルのテロ計画の全容を知らないまま依頼されたプログラムの開発を請け負っていたのだった。すでにマット以外の計画に関わったハッカーたちはガブリエルの手下によって全員が殺されていた。夜が明け、ふたりを乗せた車がワシントンに到着すると街では大混乱が起きていた。騒ぎの中、マクレーンに連れられたボウマン部長と対面したマットは、ガブリエルがインターネットに流した映像を見て「”ファイアーセール”だ」と呟く。”ファイアーセール”は国のインフラに対する組織的サイバーテロを意味するハッカーのスラング。ガブリエルは全米のライフラインすべてを自分の管轄化に置き、国家そのものの乗っ取りに繰り出していた。マットの協力を得たマクレーンは、次々に襲い掛かる衛兵たちをかいくぐり、サイバーテロを食い止めようと奔走を始める。一方、マットを守るマクレーンの身元を調べ上げたガブリエルは、娘であるルーシーの存在に目をつける……。(KINENOTE)

監督:レン・ワイズマン
出演:ブルース・ウィリス/ジャスティン・ロング/ティモシー・オリファント/マギー・Q/クリフ・カーティス/メアリー・エリザベス・ウィンステッド

ネタバレ感想

シリーズ4作目。前作から10年以上を経ての続編。ブルースウィリスも完全にスキンヘッドになって、少し太った。

今回の敵はサイバーテロ軍団で、戦闘力はこれまでの敵より低くなった感があるが、悪事の規模は最も大きく見える。すべてのインフラがコンピューター制御になった時代だからこそできる大規模なハッキングにより、アメリカ国内の通信網を掌握した敵役に対して、アナログ中年オヤジのマクレーン刑事が超人的な耐久力とスタミナで、敵を殲滅せんと奮闘して見せる。

今回は前回に引き続き相棒役がいて、最初はこのマットという青年を護衛する役を担うことになったマクレーンだが、彼がサイバーテロ軍団に命を狙われてることを知り、その命を守ったことでFBIの捜査に関わることになり、頼りにならないので自分で敵の足取りを追うことしにしたら、娘にまで危害が及んじゃって、怒りに燃えたマクレーンは娘のために猪突猛進するのである。

相棒役はなかなか有能なハッカーであるが、最初はヘタレ野郎。しかし、正義マンで負けず嫌いのマクレーンが執念で敵を追い詰めようとしている姿に感化され、最終的には男になっていく成長の様が描かれる。この辺が前作との違いであって、最初から成熟した大人であったゼウスとのコンビとは異なる感慨をもたらし、そこには好感が持てる。

一方のマクレーンはけっきょく、三作目のラストでどうなったのかはわからんが、ホリーとは離婚してしまっていて、成長した娘からもほとんど相手にされず、孤独な生活を送っている。だが、刑事としての仕事を辞めるつもりはないようで、半ば意地なのかなんなのか、大して給料も高くないようだが刑事を続けている。過去は英雄でありながら、境遇が悲惨なのは、シリーズが続いてしまっている主人公の宿命か。

それにしても大分オッサンになったマクレーンであるが、そのスタミナと耐久性は健在で、そんなん無理だろってアクションを今作でも披露してくれる。喧嘩殺法が力任せなアメリカスタイルであるところも変わらず、手練れのテロリストどもに肉薄する強者ぶりを今作でも発揮している。

中でも見せ所はマギーQとの戦闘シーンで、彼女もまた女性の割には耐久力が高く強いので、かなり滅茶苦茶な戦闘シーンを披露してくれる。そういえば、このシリーズではあんまり美人な役者が出てこない印象であるが、その中で今作の彼女は非常に見栄えがしてよろしい。

てなことで、個人的には3作目よりも好きかな。

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