アルティメット・サイクロン
事実に基づく物語。邦題に騙されてディザスターパニック映画だと思って鑑賞したら全然違って、ヒューマンドラマ的内容だった。ネタバレあり。
―2015年製作 米 97分―
解説とあらすじ・スタッフとキャスト
解説とあらすじ:ジョン・トラボルタ、シャロン・ストーンら共演によるディザスター・パニック・アクション。大型送電線の電気技師・ボーたちは、嵐のシーズンが来る前にテキサス州全土の電線改修工事を進めていた。ところが、観測史上稀に見る大型台風が発生し…。(KINENOTE)
監督:デヴィッド・ハックル
出演:ジョン・トラヴォルタ/ケイト・ボスワース/デヴォン・サワ/シャロン・ストーン
ネタバレ感想
上述したように、実話を基にしたヒューマンドラマ。邦題に騙されて期待して鑑賞したんで、人物描写が延々と続く内容におかしいなと思っていたんだけど、これはディザスターパニック作品ではないのだと割り切って鑑賞したら、それなりに楽しめた。
結末までベタベタな展開で進んでいくけども、ラインマンという職業の男たちを描いた、職業映画としても良い感じに仕上がっていると思う。
アマゾンとかの評価がそんなに高くないは、俺みたいにパニック映画を期待しちゃった人たちのガッカリ度が現れているのかもしらんね(笑)。
てなことで、細かく言及したいことはそんなにない。登場人物たちの行動を追っていれば、最後まで楽しめる内容だ。イラクから戻った元軍人でPTSDを患ってる隣人のオッサンの苦悩とか、昔はアウトローだったけど、今はラインマンとしての誇りを持って仕事に従事しているジョントラヴォルタ扮するボーの漢気ある行動とか、さっきも書いたけどベタな展開ではあるものの、なかなか良い作品でした。
ちなみに、アメリカのラインマンの仕事は、年間でかなりの犠牲者が出ているらしい。俺は仕事を通じて日本でこうした作業をしている会社の社長の話を聞いたことがある。日本ではけっこう安全対策が整備されているらしく、そうそう事故は起こらないらしいが、その辺は裏を取ったわけではないんで、本当のところは知らんけども、アメリカではどうしてそこまで死者が出てしまうのだろうか。
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