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映画『バーニング・オーシャン』ネタバレなし感想 実話をもとにしたパニック作品

バーニングオーシャン
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バーニング・オーシャン

実話をもとにした映画。主要人物がどんな人間で、どんな考え方で仕事に臨んでいるのかがきちんと描かれているところに好感を持った。フィクションの災害パニックだと、この辺が適当な作品多いからね。ネタバレなし

―2017年公開 米 107分―

 

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:2010年メキシコ湾に大量の原油が流出した海底油田爆発事故を「ローン・サバイバー」の監督・主演コンビで映画化。人為的ミスが重なり、海底油田掘削作業中に逆流してきた天然ガスに引火し大爆発が発生。火に包まれながら、作業員たちは決死の脱出を図る。主演のマーク・ウォールバーグは製作も務めている。ほか、「ヘイトフル・エイト」のカート・ラッセル、「RED」シリーズのジョン・マルコヴィッチ、「私だけのハッピー・エンディング」のケイト・ハドソンらが出演。第89回アカデミー賞視覚効果賞および音響編集賞にノミネートされた。(KINENOTE)

あらすじ:2010年4月。チーフ技師マイク・ウィリアムズ(マーク・ウォールバーグ)はメキシコ湾沖80キロの海上に浮かぶ石油採掘施設ディープウォーター・ホライゾンに向かう。安全テストが終わっていないにも関わらず、石油会社の幹部ヴィドリン(ジョン・マルコヴィッチ)はスケジュールの遅れを理由に掘削再開を迫った。突如警報音が鳴りだし、採掘口につながったバルブから濁った海水と原油が噴出。さらに海底油田から逆流してきた天然ガスが引火爆発し、作業員126名がいるディープウォーター・ホライゾンはたちまち炎に包まれてしまう。閉じ込められた作業員たちは被害拡大を食い止めようとするが……。(KINENOTE)

監督:ピーター・バーグ
出演:マーク・ウォールバーグ/ディラン・オブライエン/カート・ラッセル/ジョン・マルコヴィッチ/ジーナ・ロドリゲス/ケイト・ハドソン

感想

事故の描写はなかなかの迫力

結構ニュースになった事件、つまり実話をもとにした物語。人災で起きちゃった大事故の描写はすごい。なかなか迫力がある。そして、マーク・ウォルバーグ扮するマイクがなかなか勇気のある男でかっこよかった。最後はあんな高いところから海に飛び込んでいたけど、あれも本当の話なんかね?

主要人物の人となりを物語展開できちんと説明している

主に描かれるのは主人公のマイクが事件の当事者としてどんな行動をしたかってところ。あとは、操縦士の女性とカート・ラッセルが演じた現場責任者(確かジム)の2人は、物語を通じてどんな感じの人だったかが分かるように描かれている。ついでに、ジョン・マルコヴィッチが事故を引き起こす上役の中の一人を演じている。

てなことで、主要人物がどんな人間で、どんな考え方で仕事に臨んでいるのかがきちんと描かれているところに好感を持った。フィクションの災害パニックだと、この辺が適当な作品多いからね。

人物描写が薄いパニック映画↓

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もったいないところ

事故の描写はすごいんだけど、残念なのはたくさんの従業員が限定された空間の中で火の海の中を右往左往するから、登場人物の顔の見分けがつけづらい。だから、誰が何をやっているのか把握が難しいのである。

あと、マイクとジムたちはみんなを助けるためにいろいろ頑張るんだけども、事件を引き起こす原因となったマルコヴィッチたち上役が、淡々と、しれ~っと現場を脱出しているところ。実際もそうだったんかねぇ。まぁ彼らのコスト削減強硬策を知ってたのはジムとか責任者クラスだけっぽいから、現場の人たちは元凶が一緒に救命艇に乗っているのなんてわからんか。

なかなか面白い災害パニック↓

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