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映画 JFK ネタバレ感想 ケネディ暗殺事件の真相に迫るサスペンス

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JFK

ジョン・F・ケネディ暗殺事件の真相に迫ろうとする検事の活躍を描いた史実を基にしたフィクション。ラストのケビンコスナー扮するジム・ギャリソン検事の演説が光る良作。ネタバレあり。

―1992年公開 米 206分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:アメリカ現代史上の一大事件で今なお謎の残るジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件を、新たな調査資料をもとに検証したドラマ。事件を担当した検事ジム・ギャリソンの著作を土台に、「ドアーズ」のオリヴァー・ストーンが監督・脚本・製作を務め、エグゼクティヴ・プロディーサーはアーノン・ミルチャン、共同製作はA・キットマン・ホー、共同脚本はザカリー・スクラー、撮影はロバート・リチャードソン、音楽はジョン・ウィリアムス(2)が担当。91年度アカデミー賞では撮影賞、編集賞を受賞。(KINENOTE)

あらすじ:1963年11月22日、晴天の午後。テキサス州ダラスにおいて、第35代大統領ジョン・F・ケネディが暗殺されるという大事件が起こった。ニューオリンズ州の地方検事ジム・ギャリソン(ケヴィン・コスナー)は、暗殺後2時間も経たないうちに警官殺しの容疑で逮捕されたリー・ハーヴィー・オズワルド(ゲイリー・オールドマン)が大統領暗殺の犯人と発表され、さらに今度はオズワルド自身がダラス警察本部の駐車場で護送される途中、ナイトクラブの経営者ジャック・ルビー(ブライアン=ドイル・マーレー)に撃たれて死ぬという一連の経過に疑問を抱く。ギャリソンは匿名の電話情報からオズワルドの航空隊時代の教官であったデイヴィッド・フェリー(ジョー・ペシ)を訊問するが、彼はFBIに拘留されるもすぐに釈放となった。大統領を引き継いだジョンソンが暗殺事件を調査するべく設置した最高裁長官アール・ウォーレンを委員長とする調査委員会も、オズワルドの単独犯行説と結論した。そして3年後。ケネディがこのまま大統領を続けていれば撤退していたはずのヴェトナム戦争はますます泥沼化していた。ギャリソンは改めて暗殺事件をスタッフとともに秘密捜査することにし、最初の匿名の電話の主であるジャック・マーティン(ジャック・レモン)をはじめ、数々の目撃者、関係者に聞き込みを行い、やがて軍の極秘任務によりキューバ侵攻のゲリラ作戦を行うマングース計画を進めていた元FBI捜査官ガイ・バニスター(エドワード・アズナー)やフェリーらが暗殺を図ったことと、首謀者は実業家として知られるクレー・ショー(トミー・リー・ジョーンズ)であることを突き止めた。捜査が真相に近づくにつれギャリソンはマスコミの攻撃や政府からの脅しを受け、妻(シシー・スペイセク)や子供たちとの私生活も危機に見舞われるが、Xと名乗る大佐(ドナルド・サザーランド)から事件が軍やFBIやCIAをも巻き込んだクーデターであることを知らされ、遂にクレー・ショーを暗殺の共謀罪で告訴する。裁判でギャリソンはケネディが三方から射撃されたことを明らかにし、1発の銃弾で7ケ所に傷を与えたという「魔法の弾丸説」の虚構を暴いて陪審員にアメリカの正義を訴える。だがクレー・ショーは無罪に終わった。全ての真相が明らかになるには、オズワルドやジャック・ルビーについての非公開の極秘報告書が公表される2039年まで待たなければならない。(KINENOTE)

監督:オリヴァー・ストーン
出演:ケヴィン・コスナー/シシー・スペイセク/ジョー・ペシ/トミー・リー・ジョーンズ/ゲイリー・オールドマン/ジャック・レモン/ウォルター・マッソー/ドナルド・サザーランド/ケヴィン・ベーコン /ジム・ギャリソン/ジョン・キャンディ

ネタバレ感想

アマゾンプライムで見つけて鑑賞した。公開当時はケネディ暗殺事件は知ってたけども、アメリカ社会がどうだとかそんなもんにまったく興味のないボンクラ中学生だったので、この作品のことなんて歯牙にもかけてなかった。オリバースト―ン監督と言えば、『プラトーン』はもちろん観ていたけども、あれは戦争映画でアクション要素があるから楽しめたのだ。

ということで、こうして中年になってからこの作品を観たわけだが、ケビン・コスナーってすごい役者なんだなと今さら感じた。どうしてそう思ったかというと、裁判で事件の真相を解説しつつ、アメリカの正義を訴えるシーンだ。最後のほうとか感情入りすぎてて少し涙ぐんでいるように見えた、あれは演技なのか、自然とそうなったのか、ともかくすごいと思った。

てなことで、主人公のジム・ギャリソン氏は実在の人物らしい。彼の活動にフィクションを織り交ぜた内容である本作で描かれるケネディ暗殺の真相は、軍需産業と絡んでいる軍やCIAやFBIやらの権力者によるクーデターというものであった。それが本当かどうかはおいておいても、けっこうありそうだなと思わせる説得力はある。

なんでか言うと、国家というのはいろいろな人間が絡みつつ組織として成り立っているものの、そこに所属するエリートたちは権力を使って自己保身だったり名誉だったりなんなりのために、権力を私的に活用するなんてことは、あるに決まっているからだ。

そして、そういう思惑を持った人間が複数集まり、それぞれの人脈を利用して事を起こせば、その行われた活動は表ざたにならないように、いくらでもできるのである。そういう物語は創作の世界でも挙げればキリがないくらい作られている。なぜ作れるかというと、現実の世界でそういうことが実際に起きているからに他ならない。

この作品で描かれることが真相だなんて言うつもりはないけども、権力ってのはそういうもんだーーというその恐ろしさとフザケた加減を知らしめてくれる、いい作品であった。ただ、登場人物がかなり多いので、何の予備知識もなく鑑賞しちゃうと、話についていくのが大変。特に序盤から中盤はけっこう退屈ではある。面白くなってくるのは、ドナルド・サザーランド扮するX氏とジムが面会して以降だ。

出演する役者陣もかなり豪華で、トミーリージョーンズやケビンベーコンやゲイリーオールドマンが若い。驚いたのは、あの『キャリー』で悲惨な少女を演じていたシシー・スペイセクが出ていたところだ。

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