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映画 SF/ボディスナッチャー ネタバレ感想 ラストのあれが怖い

SFボディスナッチャー
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SF/ボディ・スナッチャー

―1979年公開 米 115分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:サンフランシスコを舞台に、宇宙からの侵略者が、一般市民の肉体をジャックするというSFサスペンス映画。製作はロバート・H・ソロ、監督は「ミネソタ大強盗団」のフィリップ・カウフマン。ジャック・フィニーの原作を基にW・D・リクターが脚色。撮影は「ラスト・ワルツ」のマイケル・チャップマン、音楽はデニー・ザイトリン、編集はダグラス・スチュワート、製作デザインはチャールズ・ローゼン、特殊効果はデル・レオームが各々担当。出演はドナルド・サザーランド、ブルック・アダムス、レナード・ニモイ、ベロニカ・カートライト、ジェフ・ゴールドブラム、アート・ヒンドル、レリア・ゴルドーニ、ケビン、マッカーシー、ドン・シーゲルなど。日本語版監修は高瀬鎮夫。テクニカラー、ビスタサイズ。1978年作品。(KINENOTE)

あらすじ:サンフランシスコの州公衆衛生調査官であるマシュー(ドナルド・サザーランド)は、ある日、同僚のエリザベス(ブルック・アダムス)から奇妙な相談を受けた。彼女の恋人で歯科医のジェフ(アート・ヒンドル)の様子がおかしく、以前の彼とは別人のようだという。一時的なものだと彼女を慰めたマシューだったが、それをきっかけに、彼の周囲で不思議なことが続いた。行きつけのクリーニング店の主人からも、妻が別人のようになったと訴えられた。翌日、マシューの家に、エリザベスが駆けこんで来た。ジェフが見知らぬ人間たちと密会しており、しかも、ジェフを含めた彼らは、人間らしい感情というものを持ち合せていないように思われたという。エリザベスを知り合いの精神病理学者のデイビッド(レナード・ニモイ)に会わせたマシューは、そこでエリザベスのような患者が殺到しているのを目にし、ただ事ではないことを確信した。しかし、デイビッドは、患者たちのケースは、単なる幻覚にすぎないと断定した。ある日、マシューの親友で郊外に美容風呂を経営しているジャック(ジェフ・ゴールドブラム)の店で不思議な物体が発見された。駆けつけたマシユーは、青ざめたジャックと妻ナンシー(ベロニカ・カートライト)の出迎えを受けたあと、その不思議な物体を見つめた。それは、異様なマユ状物質の中の胎児のような粘着性をもつ、ジャックの顔をした死体”であった。以前からの奇妙な現象との関連を感じたマシューは早速エリザベスに電話するが、何か様子がおかしい。悪い予感でマシューが駆けつけると、彼女の家でも、あの死体が発見された。睡眠中のエリザベスの間隙を衝いて、彼女になり変わろうとするエリザベスの未完成品だった。ジェフの異常も、この正体不明の生命体に肉体ジャックされた結果だと推測したマシューは、エリザベスを抱き起し自分の家へ連れ帰った。間もなく、マシューの要請で謎の物体を調査しに警察官とディビッドがやってくるが、ジャックの店でも、エリザベスの家でもそれは消えていた。翌週、あれほど肉親や隣人の違和感を訴えていた市民が、急に静かになったのを奇妙に感じたマシューとエリザベスは、前にも増して恐怖を感じていた。2人とジャック夫妻が、これからの対策を話し合っていた時、いつのまにか庭には巨大な4個の植物莱が現れ見る見る4つのグロテスクな肉体未完成品を生み出した。それらは、まさにマシューらになり変わろうとしていた。本能的にその場から逃げ出した4人は、そのまま走り続けた。しかし、後ろからは、すでに一般市民にとって代った肉体強奪者たちが群れをなして追いかけてきた。彼らこそ、暗黒の宇宙から地球を目ざしてやってきた侵略者に他ならなかったのだ。必死に逃げる4人も、その強力な侵略者の魔の手からは逃れることはできないのだった。(KINENOTE)

監督:フィリップ・カウフマン
出演:ドナルド・サザーランド/ブルック・アダムス/レナード・ニモイ/ヴェロニカ・カートライト/ジェフ・ゴールドブラム/ドン・シーゲル

ネタバレ感想

『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』のリメイク作品

身近な人たちが知らぬ間に、違う何かに入れ替わってしまっているーーみたいな映画は、過去にもいっぱいある。特に、アメリカのSF作家、ジャック・フィニイによる『盗まれた街』を題材にした映画は、『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』(1956年、米)そのリメイクである本作、『SF/ボディ・スナッチャー』(1978年、米)、『ボディ・スナッチャーズ』(1993年、米)『インベージョン』(2007年、米)てな感じに、何度もつくられている。ちなみに、『レプリケイト 襲撃』(2019年、米)も、かなり似たような作品。

で、個人的にはこの手の話は大好きなので、今作も借りてみた。何でこの手の話が好きなのかということについてや、こうした作品を通じて考えられる話などは、『インベージョン』やその他の設定に似たところがある別作品で述べてきたので、もし興味があれば記事末のリンク記事をご参照ください。

ちなみに、『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』の監督、ドン・シーゲルが今作ではタクシードライバー役としてチョっとだけ出演している。

ドナルドサザーランドら、主演がみんな若い

ということで、本作の主人公であるマシューを演じるのがドナルドサザーランド。なんかこの人って悪役面だし目がヤバいので、俺の中では悪い人役しかしてない印象。

それが今作では複製された人間たちの陰謀に翻弄される主役を演じていて、悪人ではないところが新鮮。…ではあるが、衛生局の役人として働いている冒頭の仕事ぶりは、なかなか嫌な奴っぽい感じがあって、そこがまた笑えるのだ。

あと、彼の友人役としてミスタースポックで有名なレナード・ニモがいて、もう一人の友人にはジェフ・ゴールドブラム。70年代の映画ってこともあり、あたりまえだがみんな若いね。

バッドエンドを迎えるラストがいい

で、前から観たいと思ってて、今回初鑑賞した今作。後発の類似作品をいろいろ見てるので、話自体はさほど新鮮味はない。が、不穏な感じで物語が始まり、少しずつ異星人によって人類が複製されていく展開の演出がなかなかよいし、その複製中の生物の描写がなかなかキモイ。

さらには、複製されてない人間を発見した時の複製体たちの叫び声。これが非常に嫌な感じで、ラストの結末部分の恐ろしさにつながっていくのだ。

ドナルドサザーランドはいろいろ頑張って複製人間たちの侵略から逃れようとするんだけども、最終的にはその望みはかなわずに終わってしまう。つまりバッドエンドで終わるわけだが、最後のドナルドの表情がなかなかのもんで、このためにこいつを配役したんじゃないかと思っちゃう迫真の演技。

ただ、これをバッドエンドと解釈するのは、俺が人間だからであって、侵略してきた宇宙人たちの立場からすれば、ハッピーエンドだ。主人公も別の生命へと進化したわけで、過去の記憶がまったくないらしいので、それを鑑みれば、仲間たちと平穏に暮らしているという意味では幸福なのかもしれない。

映画 ボディスナッチャーズ ネタバレ感想
人間と入れ替わるために卵からコピー人間が生まれるところの描写なんて結構グロいし詳細に描かれてて不気味。楽しめる作品です。
映画『インベージョン』ネタバレ感想 結末から考えられること
主人公以外の人間たちが、すさまじい勢いで人間じゃないものに変えられていき、主人公はそいつらと同類にさせられないように逃げ続ける話である。しかも、逃げ続ける間、眠ってはいけないという。わかりやすいうえに、込めている内容にはかなりの毒がある良作。ネタバレあり。―2007年公開 米 96分―
映画 レプリケイト 襲撃 ネタバレ感想 自分が全裸ダッシュで襲ってくる恐怖(笑)
ジャック・フィニイのSF小説『盗まれた街』に似た感じの内容。もしかしたら、題材にしてるのかも。退屈な田舎町で暮らす人々にインタビューをして回っている主人公とその親友が、ある女性の異変に関わることで、地元に何か不穏なことが起きていることを察知する。ネタバレあり。 ―2019年製作 米 94分―
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面白い作品です。というのも、人間にとってのユートピアとはどんな世界なのかと示唆している描写があって、主人公はそれを否定して現実に生きようとする映画だから。要するにそれは、今ある世の中と向き合って「戦え、肯定しろ」っていうメッセージにも感じるんですなあ。そこがこの作品のよいところと思います。

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