ハイ・クライムズ
―2002年公開 米 115分―
解説とあらすじ・スタッフとキャスト
解説:殺人事件の容疑者となった夫の無実を晴らそうと奮闘する女性弁護士の活躍を描く、ポリティカルサスペンス。主演は「恋する遺伝子」のアシュレー・ジャッド。共演にモーガン・フリーマン。(KINNOTE)
あらすじ:美しく優秀な女性弁護士クレアは、建設会社を経営する夫トムと幸せな毎日を送っていた。ある日、二人の家に泥棒が侵入し、その事件を調べる過程でトムの本名がロナルド・チャップマンであると判明する。その結果、トムは海兵隊の特殊工作員時代に、エル・サルバドルで一般市民9人を殺害した容疑で、FBIに逮捕されてしまう。無実を訴えるトムを信じて、クレアは軍事法廷に立つことを決意する。特殊な軍事裁判を熟知する弁護士チャーリーの助けを借りて、軍のスキャンダルを暴いていくクレアだが……。(KINENOTE)
監督:カール・フランクリン
出演:アシュレイ・ジャッド/モーガン・フリーマン/ジム・カヴィーゼル/アマンダ・ピート/マイケル・シャノン
ネタバレ感想
内容をまったく知らずに鑑賞した。軍の隠蔽したある事件をめぐる法廷劇なのかと思わせておいて、裁判のシーンはあっさりしてて大した見どころになってない。そこはおいておいて、軍が隠そうとしている真犯人を暴くために、弁護士たちが真相を究明しようと奔走する話かというと、それはそうなんだけども、ラストのどんでん返しがおきたせいで、俺にはこの映画が何をしたかったのかよくわからなくなってしまった。
考察するほどよく理解できてないんだけども、何でトムは途中で突然に不起訴みたいになったんだろうか。なんであっさり裁判終了しちゃったのか…。ラストにそのトムが虐殺犯だったことが判明するわけだが、軍側の人間は何がしたかったんだ? 優勢に裁判進んでたわけだから、あのまま裁判続けてたら死刑にできたのに。
ついでに言うと、チャーリーのアル中設定も、クレアとの信頼関係を深めさせるためのものとしては、中途半端すぎてあまり効果を発揮してないように思えて、あまり意味がなく感じる。
てなことで、どんでん返しみたいのなしに物語が進んでたほうが、それなりに楽しめたような気がする変な作品だった。
※なお、俺がよくわからんと思っている部分について、説明を入れてくれたコメントをもらいました。ありがとうございます。興味がある方は、したのほうにスクロールしてみてください!(2022年5月17日)
コメント
3年前のブログにいまさらコメントするのもアレですけど
これ以上裁判を続けてもクレアが騒ぎそうだし、かと言って蚊帳の外にしてもヤバそう
↓
危害を加えるにしても時の人だからこのタイミングでヤっちゃうのはまずい
↓
そもそもトムが村人をヤっちゃったのもテロリスト一味が村にいるっていうデマを信じたから
トムの罪状を明らかにしようとする人間がいる限り軍側は詰み
↓
ヘルナンデスが行った工作作戦や非人道的な村の急襲作戦の真実ををマスコミにリークさせないためには
さっさと裁判中止してトムを無罪放免で釈放した方がええやん!
っていう感じじゃないですかね
んでたぶんヘルナンデスの工作作戦でテロリストの重要人物を消したのに何で村を急襲したのかですけど
これはアメリカ人の学生が巻き込まれて犠牲になったからだと思います。
自国の人間が爆破テロに巻き込まれたから何かしらのアクションをしなきゃいけない
そのためには村へ急襲をかける作戦を立案してテロリストをでっちあげて捕縛してめでたしめでたしとなるはずが
優秀だけどイカレで愛国心が馬鹿強いトムが大暴走! 村人を数人射〇しちゃった!
逮捕しようとしたけど優秀なトムは逃亡!そんでまったくの別人になって生活をスタートしたよ!
このあたりが説明不足だからちょっとわかりにくい作品になっちゃてるんですかね
すみません、スパム扱いされてて気づくのに遅れました。ほかに閲覧してくれる人がいるかもなので、いただいたコメントに誘導するための文言を追記しました。コメントありがとうございます!