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映画『逆殺館』ネタバレ感想 さらった娘は●●でした。

逆殺舘
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逆殺館

身代金誘拐を計画した4人の男女。目星をつけていた家に6週間後に忍び込む。しかし、その家では6週の間に想定外の出来事が起きていて、4人組は身代金誘拐どころではなくなってしまう。では、どうなってしまったのか。ネタバレあり。

―2016年製作 南阿 87分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:豪邸に侵入した誘拐犯の運命を描くホラー。人生を取り戻そうと身代金誘拐を企てたヘーゼル。彼はエイドら仲間たちと大富豪のハドソン家に忍び込み、首尾よくひとり娘・キャサリンの誘拐に成功する。ところが、彼女はただの人間ではなく。(KINENOTE

あらすじ:両親を亡くし孤児院で育ったヘーゼルは、人生を取り戻すために身代金誘拐を企てる。エイドら仲間たちとダイヤの元締めであるハドソン家に忍び込み、首尾よくひとり娘のキャサリンを誘拐。身代金として300カラットのダイヤをせしめようとする。しかし、キャサリンを廃墟に監禁しハドソン家に電話をするが一向に誰も出ない。エイドらが様子を見に再びハドソン家に忍び込むが、そこにあったのはハドソン夫妻と神父の死体だった。(Oriconデータベース)

監督・脚本:アラスター・オア
脚本:キャサリン・ブラックマン
出演:シャーニ・ヴィンソン/カーリン・バーチェル/スティーヴン・ジョン・ワード
/ジノ・ヴェンチュラ

ネタバレあらすじ(適当)

娘を誘拐しちまいな!

それぞれの理由で身内を亡くした過去を持つ女性、へーゼルと、その仲間のエイドら3人の男性たち。彼らは人生をやり直すための金を得るべく、ダイヤのバイヤーみたいな仕事をしている男の娘、キャサリンを誘拐して身代金を奪う計画を企てる。

6週間使って計画を立て、いざバイヤーの屋敷に乗り込んでキャサリンを誘拐した4人。人質をアジトに連れ込んだはいいものの、キャサリンは「私を解放しないとヤバイよ」みたいな脅しをかけてくる。それを無視して身代金を要求する電話をかけるへーゼル。しかし、電話が通じない。

身代金を要求する相手が死んでいた

そこでエイドとその従兄弟が屋敷を調べるべく再び侵入すると、死体になったバイヤー一家と神父みたいな格好の男2名の死体を発見。しかもエイドと従兄弟は、過去に死んだ身内の幽霊みたいなのと遭遇してしまい、屋敷から逃げ帰ることに。

しかし、途中でエイドが自動車の運転を誤り、横転事故。車から這い出した従兄弟は追いかけてきた幽霊みたいなのにつかまって、幽霊の長く伸びた舌を口に突っ込まれて気絶。発見したエイドにかかえられてアジトに戻るのであった。

屋敷の秘密が明かされる

一方、アジトでもへーゼルともう一人の男がそれぞれ幽霊現象を体験していた。従兄弟を別部屋で休ませて、へーゼルらはエイドが持ち帰ったビデオテープを再生。

すると映像には、キャサリンの姿が。映像内の彼女が言うには、過去に身内を亡くした人があの屋敷に住むと、不幸が訪れるようになっているらしい。そして、屋敷に住んで不幸になった歴代一家を紹介する。その中にはなんと、へーゼルの両親の名前もあったのだ。

で、2本目のテープを観てみる3人。それによると、屋敷に悪魔がいるらしいことが説明される。キャサリンもその悪魔に憑かれていると、両親に説明する神父2人。彼らはキャサリンに憑いた悪魔の除霊を試みようとしたが、逆に悪魔の手によって、一家もろとも惨殺されてまうのだ。

そんな事件のあとに屋敷に押し入ったのが、へーゼルら4人であったことが判明。この悪魔は、4人の人間にとり憑くと、実体化できるそうで、すでにキャサリンに憑いている。2人、3人と増えるほどに、それぞれの力が倍増するのだとか。

てなことで、憑かれてたまるかと思うものの、すでに従兄弟は3人がビデオを観賞している間に憑かれてしまっていた。もう一人の男は、キャサリンにそそのかされてへーゼルらをはめる手助けをする。

幽霊が助けにくる

で、いろいろあって、こいつも悪魔に憑かれてしまう。逃げるへーゼルとエイドだが、途中、へーゼルを逃がすためにエイドが犠牲に。彼が憑かれると、4人目の犠牲者になってしまうのだが、彼は銃で自らの頭を打ち抜き、人間のままでお陀仏する道を選んだ。

残るキャサリンは成す術がない。しかしそこへ、おそらく彼女の母親と思われる霊みたいなのが現れ、キャサリンたちに対抗。逃げたへーゼルは事故った車のところへ。ここでキャサリンと対決することになり、母親の助けも得て何とかキャサリン撃退に成功するのだった――。

というあらすじ。

ネタバレ感想

ごった煮ホラー

誘拐サスペンスと悪魔憑きのお話と、人体寄生系の化け物のストーリーをグチャグチャに混ぜて、そこに登場人物たちの過去のトラウマみたいなのを絡めたような内容であった。テンポよく物語が進み、短くまとめて終わるところはいい。最後までダレることなく、それなりに楽しめる。

しかし、心に残るような何かはなく、さして怖くもないので、観賞したことをいずれ忘れてしまう作品だろうと思った。

突っ込みどころ

悪魔の名前を忘れてしまったが、こいつは4人の人間にとり憑くことで、実体化を狙っているということだった。でも、実体化した後、何をするつもりだったんだろうか。その辺はよく分からない。

あと、屋敷内にはキャサリンが描かれた絵画がある。絵の中のキャサリンが体の向きを変えているのを観てエイドが怖がるんだが、あれって何なんだろうね(笑)。

4人組が遭遇する幽霊は、それぞれが過去に亡くした人物である。それはまぁいいんだけど、悪魔に憑かれているわけではないと思われるので、俺は幽霊と説明してきた。だが本当は、どっちだがよくわからんのである。

エイドの従兄弟は幽霊の舌を口に突っ込まれていた。悪魔に憑かれた人間も舌を伸ばせるようになっていたから、やっぱり俺の言う幽霊も悪魔に憑かれている状態だったんだろうか。だとすると、4人以上にもうとり憑いていることになるので、おかしなことになるのだが。

というか、そもそも過去にも様々な一家が犠牲になっているのに、そのときに何で悪魔は自分を実体化できなかったんだろうか。その辺もさっぱりわからんです。

さらに、へーゼルの母の姿をした幽霊。何なのあれは。どうしてへーゼルを助けにこれるのだ? そもそも、俺がへーゼルの母だと勝手に思っているだけで、それを説明する描写はない。

ラストも何の余韻もなくアッサリ終わってまうので、ポカーンとしてしまった。

屋敷内が主な舞台のホラー ↓

盲目サイコ親父、自分のあれを飲む(笑) 映画『ドント・ブリーズ』(ネタばれアリ)
2016年に日本公開されたホラー・スリラー映画で、ベスト3に入る作品。長すぎず短すぎない尺の中で、物語が二転三転。最後まで緊張感を途切らせずに楽しませてくれました。映画館に行く前からある程度の情報を得て、この作品に対して興味を持っていた点があります。

屋敷内に住む謎の親父のサスペンス↓

映画『グッド・ネイバー』ネタバレ感想 ジェームズ・カーン(泣)
予告、宣伝、コピーだと『ドント・ブリーズ』の二番煎じ的なサイコ親父映画のような印象を受ける。しかも主演がジェームズ・カーン。彼が観たくて借りてきたのだが、その結果はどうだったかという感想。冒頭からネタバレしてます。 ―2016年製作 米 98分―

屋敷内に監禁される少女の運命を描くホラー↓

映画『スプリット』ネタバレ感想 セルアウトしちゃいます!
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