スポンサーリンク

映画 ザスイッチ ネタバレ感想 殺人鬼と女子高生の体が入れ替わる

ザスイッチ
スポンサーリンク

ザ・スイッチ

―2021年公開 米 102分―

スポンサーリンク

解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:「ハッピー・デス・デイ」シリーズのクリストファー・ランドン監督が“入れ替わり”を題材に撮り上げたホラー。退屈な高校生活を過ごすミリーは、ある日の夜、連続殺人鬼ブッチャーに襲われ短剣を突き刺されるが、なぜか2人の身体が入れ替わってしまい……。出演は「ファイティング・ファミリー」のヴィンス・ヴォーン、「名探偵ピカチュウ」のキャスリン・ニュートン。(KINENOTE)

あらすじ:女子高生のミリー(キャスリン・ニュートン)は、片思い中の同級生にも相手にされず、今日も憂鬱な一日をやり過ごそうとしていた。家では夫と死別し悲しみを紛らわすかのようにアルコールに溺れる母と、警察官の姉との板挟みになり、学校では嫌がらせのターゲットにされ、我慢を強いられる毎日。親友のナイラ(セレステ・オコナー)とジョシュ(ミーシャ・オシェロヴィッチ)と一緒にいる時間だけが、ミリーにとって僅かな慰めだった。そんなある日の晩、アメフトの応援後に無人のグラウンドで母の迎えを待っていたミリーに、邪悪な影が忍び寄る。連続殺人鬼ブッチャー(ヴィンス・ヴォーン)が、鳴り響く雷鳴とともにミリーを短剣で突き刺す。間一髪、命を取り留めたミリーだったが、翌朝目覚めると、ミリーとブッチャーの身体が入れ替わっていた。女子高生姿のブッチャーが虐殺計画を進めるなか、中年男姿のミリーは24時間以内に入れ替わりを解除しなければ、一生元の身体に戻れないことを知る……。(KINENOTE)

監督:クリストファー・ランドン
出演:ヴィンス・ヴォーン/キャスリン・ニュートン/アラン・ラック/カティ・フィナーラン/オコナー

ネタバレ感想

『ハッピーデスデイ』シリーズの監督の最新作ってことで鑑賞してきた。でも、俺はこの監督の作品だと『ゾンビ―ワールドへようこそ』のほうが好き。

まぁいずれにしても、この人のホラーコメディはどれも若者を中心に描かれてて、どれもそれなりにおもしろい。

今作の肝になるのは、女子高生と殺人鬼の心が入れ替わっちゃって、それによって殺人騒動が起こり、登場人物たちがジタバタするところ。

人が死ぬときのグロ描写はなかなかのもんで、そんな切れ味するどく人間って真っ二つになったりするかしらん。みたいなシーンもあるけども、その辺の過剰な描写がある意味での見所にはなっている。

ついでに、犠牲になる人間たちもこうしたホラー作品の定石を踏襲してる感じ。であるから安心して見られるから、いい意味で敷居が低い作品だ。つまり、映画がそんなに好きな人でなくても、楽しくみられる内容ってことだな。

しかし、俺なんかは殺人鬼が入れ替わったほうの女子高生はもっとハチャメチャに同級生らを殺しまくってくれるのかと期待してたんだけど、きちんと人気のないところに相手を誘い込んで殺しちゃうところなんて、ちょっと拍子抜け。

なぜなら、ラストで殺人鬼と女子高生の心がそれぞれの体に戻った時、女子高生が殺人してたシーンの目撃者がいたとしたら、ハッピーエンドにできないから。

ハッピーエンドが決まっている状態で作品がつくられているため、殺人鬼=女子高生の殺しは公衆の面前で堂々とできるわけもなく、その辺がご都合主義的に感じてしまった。

とはいえ全体的にはユーモアもあって楽しめる内容になっているのは確か。ヴィンスヴォーンの殺人鬼と女子高生の演じ分けなんかは見事で、女子高生の好きな同級生とのキスシーンとかはマジでキモイ(笑)。

実際、おっさんの中身が自分の好きな女の子だったとしてキスなんかできるのかと考えるに、俺だったらそんなの無理なので、あの男の子はかなり大した人物でありますな。

ということで、本作は、コロナ禍による3度目の緊急事態で、劇場が休業に入る直前の日に鑑賞。ほんとに、この糞みたいな状況いつまで続くんかねぇ。今の糞政府のやってるコロナに対する支離滅裂な対応に、庶民の俺やこうした施設が多大な迷惑をこうむってる日々は、日本がディストピア化してることの一例ではありますな。本当に糞過ぎ。

他にも見たい作品あって、ゴールデンウイーク中に…なんて思ってたのに、それもおじゃんになってしまった。。またもや去年と同じような自粛を迫られると。あぁそうですか。ちくしょう…。

映画 ゾンビーワールドへようこそ ネタバレ感想
ボーイスカウトに所属するボンクラ高校生3人組が、ゾンビ騒ぎを通じて成長していく青春コメディゾンビ作品。数あるこの手のゾンビ作品の中では、最後まで楽しめる良作。ネタバレあり。―2015年製作 米 93分―
映画 ハッピーデスデイ ネタバレ感想 タイムループホラーコメディ
過去のホラーやタイムループ作品の要素を混ぜ合わせた感じの青春タイムループホラー。少しコメディ要素もあって、ホラー的な恐ろしさは薄め。でも評判よいだけあって、楽しめる。ネタバレあり。 ―2019年公開 米 96分―
映画 ハッピーデスデイ 2U ネタバレ感想 続編ありそうなラスト
前作のすぐ後の時間からあらたな騒動が始まるタイムループ系ホラーコメディ。今作はよりホラー要素が薄まり、コメディ色が強くなっている。前作同様、主人公がループに巻き込まれることで成長していく成長物語でもある。ネタバレあり。 ―2019年公開 米 100分―

コメント

タイトルとURLをコピーしました