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映画 ドアロック ネタバレ感想 ベッドの下のストーカー

ドアロック
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ドアロック

ネットフリックスで見つけて鑑賞。ストーカーに悩まされる女性の恐怖体験を描いたスリラー。なんか現実にこういうストーカーっていそうだなと思わせるキモさがある。ネタバレあり。

―2019年公開 韓 103分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:単身世帯が増加する韓国の世相を反映したサスペンススリラー。都心のマンションで一人暮らしを送る銀行員のギョンミンはある朝、何者かがドアロックを操作しようとした痕跡を発見し、パスワードを変更する。その夜、荒々しくドアノブを廻す音が響き……。出演は「エターナル」のコン・ヒョジュン、「プロミス ~氷上の女神たち~」のキム・イェウォン。「のむコレ3」にて上映。(KINENOTE)

あらすじ:銀行員のギョンミンは、都心のマンションで一人暮らし。ある朝、ドアロックのナンバーキーに不審な粉が付いているのを見つけた彼女は、念のためパスワードを変更する。帰宅後、部屋で寛いでいると、突然誰かがドアロックを操作し、ドアノブを荒々しく回し始める。もし、パスワードを変更していなかったら……と恐怖に駆られたギョンミンは、警察に通報する。だが、全く取り合ってもらえず……。(KINENOTE)

監督・脚本:イ・グォン
出演:コン・ヒョジン/キム・イェウォン/キム・ソンオ

ネタバレ感想

今作のストーカー、殺人とかしてるの除けば、けっこういるんじゃないかと思ってまう感じの奴だった。

ストーキング相手の家の鍵や、暗証コードをゲットするのってすげぇ大変そうだけど、それができちゃったら、この作品のストーカーみたいに、相手の部屋に入りたくなっちゃうだろうねぇ。そして、侵入だけでは飽き足らず、いろいろと変態行為をだな…。

今作のストーカーは眠りについた主人公のギョンミンに麻酔薬嗅がせて目が覚めないようにしておいて、彼女の家のシャワーを浴び、歯磨きで歯を磨き、裸になって添い寝をしたり、彼女の寝顔を撮影したりしているという。ベッドの下に隠れてることもあるんだよ、ヤバすぎだろ。

こういうのを見ちゃうと、女の人の一人暮らしって大変だなぁと思いますな。俺のリアルな生活でも、ストーカー被害にあったり、部屋に侵入されたことがあるっていう女性の話聞いたことある。夜の街とか歩いてるとやたらと警戒して距離を取ろうとする女の人がいて、こっちはそんな誤解されたくないから最初から近づかないようにしてるんだけども、実際に被害の経験があったら、そういう警戒心なくしては生きていけんのだろう。

で、作品が作品だけに、ギョンミンの周囲にいる男はみんな怪しい感じがしちゃうのは、仕方ない。ギョンミンは、犯人のストーカーだけではなく、仕事で接客した男から恨みを買って、こいつからもストーカーされちゃうってのがね。あとは、死んじまった同じ会社の課長からは憎からず思われていたようだし、要するに男に好かれやすいってことなんだろうけど、落ち度はないのに目をつけられたことで人が死んだり、友人が傷ついたり、引っ越し何回もしなきゃならないし、事件後もずっとトラウマになるだろうし、まぁデメリットしかない理不尽な体験だ。

しかしまぁ、ギョンミンは犯人知りたさに怪しい家に忍び込むなど、けっこう無鉄砲なことしてるのはどうなんか。それをしないと物語的には面白味がなくなるんだけど、わざわざ死地に飛び込むようなキャラには見えないので、その辺は少し違和感。

とはいえ、短い尺だし筋を負ってるだけで何も考えんでもそれなりにスリルを味わえるので、暇つぶしにはいい作品かもね。

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