タイムトラベラー
時間移動系の作品が好きなので鑑賞…したけどもつまらなかったなぁ。派手なアクションがあるわけではないし、物語はきちんとまとまっているように思えるけども、辻褄あってないようなシーンがたくさんあるし、おかしいとこばかり。ネタバレあり。
―2017年製作 米 89分―
解説とあらすじ・スタッフとキャスト
解説:TV版『ニキータ』のリンジー・フォンセカ主演によるタイムトラベルアクション。タイムマシンを開発していた科学者の夫・ウェルズを亡くし、傷心のヘレンの下に1本の電話がかかってくる。それは未来の彼女自身からの警告だった。(KINENOTE)
あらすじ:科学者の夫ウェルズを亡くし、傷心のヘレンに掛かってきた1本の電話。『あなたは狙われている、すぐに逃げて』。その警告は、何とヘレン自身からの物だった。謎を解く鍵は、ウェルズが研究していたタイムトラベル。危険な実験を止めようとしたウェルズは、何者かに殺されたのだ。それを知った“未来のヘレン”はタイムマシンで過去に戻り、犯人に復讐しようとしているのだった…。(Amazon)
監督:ディエゴ・ハリヴィス
出演:リンジー・フォンセカ/リンダ・ハミルトン/グレン・モーシャワー/アレックス・ラニペカン
ネタバレ感想
まず、この物語の未来の自分は、夫を殺した人間を復讐で殺害してしまっているんだけど、どうやらそれに後悔したらしく、過去(つまり主人公の時間軸)にやってきて、夫を殺した黒幕を殺害せずに逮捕させようとしていたのだ。
その作戦自体は本編で描かれるので、話としてはまとまっているんだけども、なんかおかしいんだよな。時間移動系の作品はどうしてもパラドックス的な疑問が出てくるので、その辺はイチイチ疑問視しても仕方ないのはわかるんだけども、あまりにも内容が雑すぎる印象。
そのおかしな点について指摘しようと思うんだけども、残念ながら細部をほとんど覚えていない(笑)。このブログでは時間移動系の作品を通じて個人的な疑問を書くようにしているんだけども、この作品についてはそれすら書く気になれない。
だからよかった点だけを述べておくと、殺される主人公の旦那が非常にまっとうな倫理観を持っている科学者であったところ。ああいう人間ばかりなら科学文明に頼らざるを得ない今の世界も多少はよくなるように思う。
思うけども、けっきょくその素晴らしい技術の存在を知った倫理観の低い別の人間に利用されるんだろうから、発明者だけが倫理的な人間であってもどうにもならんのだろうけどね。
あとは、歳をとったリンダ・ハミルトンが出てくるところか。何か知ってる顔だなぁと思ったら、彼女だったのである。それ以外は別にないかな。
コメント