悪のクロニクル

―2015年製作　韓　102分―

解説とあらすじ・スタッフとキャスト
ネタバレ感想
1. マ・ドンソク目当てで鑑賞
2. 関連

解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:自ら犯した殺人事件を隠蔽した刑事が不可解な事件に巻き込まれていくクライムサスペンス。敏腕刑事のチェは乗車したタクシーの運転手に襲われ、乱闘の末に誤って殺害してしまう。昇進に響くことを恐れた彼は、証拠を隠滅しその場を去るが…。【スタッフ＆キャスト】監督・脚本：ペク・ウナク　製作総指揮：チョン・テソン　製作：ビリー・アキュメン　撮影：パク・ジョンチュル　出演：ソン・ヒョンジュ／パク・ソジュン／マ・ドンソク／チェ・ダニエル(KIENOTE）

あらすじ:名誉ある大統領賞を授与され、昇進を控える敏腕刑事のチェ班長(ソン・ヒョンジュ)。同僚たちによる祝宴の帰りに乗ったタクシーで眠っている間に、人気のない場所に連れていかれる。ナイフを手に襲いかかる運転手との乱闘の末、誤って殺してしまったチェは昇進に影響することを恐れ、証拠を隠滅しその場を去った。翌朝、工事現場のクレーンに吊るされた死体のショッキングな映像がテレビを賑わす。事件を担当することになったチェだが、死体が自ら殺した運転手であることを知り驚愕する。そして、事実を隠蔽するため画策するなか不可解な出来事が次々と起こり、チェは底知れぬ罠に巻き込まれていることに気がつく・・・・・・・。（Amazon）

監督・脚本：ペク・ウナク
出演:ソン・ヒョンジュ/パク・ソジュン/マ・ドンソク/チェ・ダニエル

ネタバレ感想

マ・ドンソク目当てで鑑賞

ソン・ヒョンジュ氏は韓国映画を観てるとよく見かけるが、主役をしている作品は初めて。あと、署長役の人もよく見るが、名前は知らん。脇役にマ・ドンソクが出てたのでレンタルで鑑賞した。製作自体は2015年なので、マ兄貴が主演した『犯罪都市』より前の作品らしく、マ兄貴の体がまだムキムキではない（笑）。ただ、キャラ的にはけっこう犯罪都市のときの役柄に似てなくもなくて、なかなかよかった。この作品では死んじまうのが悲しいが。

てなことで内容なんだけど、可もなく不可もなかった。話の筋的には冒頭の子役が誰なのかというのを追っていく感じ。で、その子どもは主役のチェ課長とその部下であるマ兄貴がかわいがってたドンジェという刑事だったのである。

そこに驚きは特にないんだけども、消化不良感もなく話はすっきり終わるので特に不満はない。韓国の刑事ものって汚職警官の話が多くて、この物語のチェ課長も出世街道を歩いてきた男なので、叩けば埃がたくさん出てくる男。さらなる昇進を目前にして今作のような災難に見舞われるわけだが、そんなに感情移入したくなる人でもないから、淡々と鑑賞して普通に劇終を迎えてしまった。本当に単なる感想以上に書くことが思い当たらない普通作品であった。