スポンサーリンク

映画 ブローン・アウェイ復讐の序曲 ネタバレ感想 ジェフブリッジスVSトミーリージョーンズ

ブローンアウェイ復讐の序曲
スポンサーリンク

ブローン・アウェイ 復讐の序曲

元IRAの主人公が素性を隠してアメリカで爆弾処理の仕事をしてたら、袂を分かっていた同僚がムショから脱獄してきて素性がバレて、執拗にストーキングされる爆弾アクション。ネタバレあり。

―1994年公開 米 121分―

スポンサーリンク

解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:過去に因縁を持つ爆弾魔と爆発物処理隊員の対決をスリリングに描いたサスペンスアクション。15台のカメラで捉えたクライマックスの船者場での場面をはじめ、全編にフィーチャーされた大爆破シーンの連続が見もの。監督は「ジャッジメント・ナイト」のスティーブン・ホプキンス。製作は「バックドラフト」「ロビン・フッド(1991)」のジョン・ワトソン、リチャード・ルイス、ペン・デンシャムの共同で、彼らが主宰するトリロジー・エンターテインメント・グループ作品。エグゼクティヴ・プロデューサーはロイド・セーガン、脚本は「逃げる天使」のコンビ、ジョン・バッティーアとジョン・ライス。撮影は「リコシェ」「ジャッジメント・ナイト」のピーター・レヴィ、音楽は「ラブリー・オールドメン」のアラン・シルヴェストリ。美術は「ラグタイム」のジョン・グレイスマーク、衣装は「ハーレム・ナイト」のジョー・I・トンプキンス。爆破シーンの特殊効果コーディネーターを努めたのは「バックドラフト」でアカデミー賞にミネートされたクレイ・ピニー。主演は「フィアレス」のジェフ・ブリッジスと「依頼人」のトミー・リー・ジョーンズ。共演は『リッチ・イン・ラプ』(V)のスージー・エイミス、「クライング・ゲーム」のフォレスト・ウィテカー、ジェフの実父で「ホット・ショット」シリーズのロイド・ブリッジスほか。(KINENOTE)

あらすじ:ボストン警察の爆発物処理隊員ジェイムズ・ダヴ(ジェフ・ブリッジス)は、ボストン・ポップスでバイオリンを担当している恋人ケイト(スージー・エイミス)との結婚を機に、教官職に転じる。恩師であり伯父の元巡査マックス(ロイド・ブリッジス)らに祝福された結婚パーティが終わった夜、家から爆発の瞬間を目撃したダヴは現場に急行する。仲間の隊員が爆弾処理を誤って死亡したことを知った彼は、当座の補充要員に志願。現場を検証したダヴは犯人が筋金入りのプロであることを確信する。やがて繁穣街の中に爆弾をセットしたとの予告通話を受けて処理隊が出動したが、またしても2人の隊員が犠牲となってしまう。大況乱の現場で呆然となったダヴの携滞電話が鳴る。声の主は北アイルランドの刑務所から脱獄し、アメリカに渡っていた爆弾製作の天才ライアン・ギャリティ(トミー・リー・ジョーンズ)だった。2人は20年前、北アイルランド闘争の戦友同志だったが、人通りの多い場所での爆破テロを避けようとダヴがタイミングをずらした結果、ギャリティの妹でダヴの恋人でもあった女性が死に、ギャリティは逮捕されて20年の刑に服されるという過去があった。彼はダヴへの復讐を宣告する。ケイトや娘のリジーに危険が迫っていることを察知したダヴは、妻に自分の過去を打ち明け、マックスの海辺の小屋に避難させる。ギャリティは一歩一歩、ダヴを追い詰めるように、同僚のアントニー(フォレスト・ウィテカー)のへッドホンに爆弾を仕掛けたり、大胆にもケイトたちの前に姿を現したりもした。一方、マックスは独自にギャリティの居所を掴むが逆に捕まり、助けにきたダヴの目の前で爆死する。ダヴはマックスが殺された現場に残された証拠から、彼のアジトが港の廃船ドルフィン号であることを突き止めた。船内でついに向きあったダヴに、ギルティはケイトが演奏に参加している独立記念日の式典会場に爆弾を仕掛けたと言う。船内にセットされた罠が作動し、ダヴば絶体絶命の危機を迎えるが、ギャリティを倒し、助けにきたアンソニーとともに脱出に成功する。演奏会は無事に終了したが、爆弾は家に帰るケイトの乗った車に仕掛けられていた。ダヴは車に飛び乗り、なんとか爆発を未然に防いだ。ダヴは警察に全てを明かそうとするが、真実を知るアンソニーは彼の胸だけに仕舞い込んだ。(KINENOTE)

監督 スティーヴン・ホプキンス
出演:ジェフ・ブリッジス/トミー・リー・ジョーンズ/スージー・エイミス/ロイド・ブリッジス/フォレスト・ウィテカー

ネタバレ感想

最初に観たのはレンタルビデオだったかそれとも地上波だったか忘れたが、実に懐かしい作品。前にジョントラヴォルタとクリスチャンスレーターが主演の『ブロークンアロー』の紹介記事で触れたが、同作と今作を混同することが多くて、なぜか今作のほうはなかなか鑑賞する機会がなかったのだが、今回ようやく、アマゾンプライムで配信が始まったのを見つけて鑑賞した。

元IRAで今は爆弾処理をしてる主人公のダヴをジェフブリッジスが演じているのは覚えてたが、敵役のギャリティがトミーリージョーンズだったってのは完全に忘れていた。あと、ダヴの後釜として処理班に入ってくるヒーローになりたがりな新入りを演じてたのがフォレストウィテカーってのも同様。さらには、ダヴの恩人役で、せっかくギャリティの居所を突き止めたのに返り討ちにあって爆死することになるオッサンを演じてるのが、ジェフブリッジスの実の親父であるロイド・ブリッジスだったってのも知らんかった。

にしてもあの、オッサンの爆死シーン。オッサンがダヴに迷惑かけないために自ら死を選ぶのは覚えてたんだが、あんなにあっさりしたシーンだったかと驚いた。二十数年前に観たときは、もっと派手で、ダヴが打ちひしがれる描写が長かったような気がするんだけど。まぁ人の記憶力なんてそんなもんなんでしょうな。だが、個人的にはあそこが一番今作の印象的なシーンだったので、むしろそれ以外の部分を覚えてなくて再鑑賞したのである。

そんな経緯もあって全編通して鑑賞したが、可もなく不可もない普通の作品って感じだったなぁ。敵役のトミーリージョーンズが『沈黙の戦艦』の時に演じた悪役のストラニクスとキャラがあんまり変わらないような感じがして、そのへんがちょっと物足りなかったかな。

ダヴのほうは、過去の罪がトラウマになってて仕事をするたびに吐き気をもよおしちゃうくらいなのに、実に仕事熱心で現場を離れがたく思ってるのはいいとして、ギャリティの足取りがつかめなくて、酒におぼれて小さいプールみたいなのにつかりながらベロベロになってるシーンだけでは、何だか彼の打ちひしがれっぷりが伝わらないというか、その後、奥さんに励まされただけで蘇っちゃってるのはなんだか、あっさりしすぎな感じも。まぁでも、久しぶりに観れてよかった。

映画 ブロークンアロー ネタバレ感想 初悪役のトラヴォルタ
ジョン・ウー監督ハリウッド進出作の第2弾。ジョン・トラヴォルタが悪役で、そいつのライバルがクリスチャンスレイターである。しかし、本作において活躍度が高いのは、スレイターよりもサマンサ・マシス演じるレンジャーのテリーだ。
映画 フィアレス恐怖の向こう側 ネタバレ感想
飛行機墜落事故で奇跡の生還を遂げた男が、死を恐れぬ心を手に入れたものの生きる実感を失ってしまってジタバタする話。生還した男が世の中の常識的生活になじめなくなっているところが何だか文学青年みたいな感じに見えちゃう話。ネタバレあり。
映画 恋のゆくえ ファビュラスベイカーボーイズ ネタバレ感想
けっこう好きな映画で、数年に一度は鑑賞する。若い頃の鑑賞時、俺はジャックに一番感情移入していた。そして、今回はフランクにも同じくらいに感情移入できて、どちらもいい奴らだなぁと思ったのである。

コメント

タイトルとURLをコピーしました