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映画 バトルドローン ネタバレ感想 けっこう面白いSFアクション

映画 バトルドローン
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バトル・ドローン

―2019年公開 米 94分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:個性派揃いの傭兵部隊が殺人機械兵団と死闘を繰り広げるSFアクション。ヴィンセント・レイカー率いる傭兵部隊は、アルカサル共和国の反政府軍に銃器を提供する極秘任務を受ける。だが、目的地で彼らを待ち受けていたのは、不死身の殺人機械兵団だった……。出演は「沈黙の粛清」のルイス・マンディロア、「果てなき路」のドミニク・スウェイン、「ストリート・オブ・ファイヤー」のマイケル・パレ。(KINENOTE)

あらすじ:報酬次第でどんな仕事も引き受ける元海兵隊員のヴィンセント・レイカー(ルイス・マンディロア)率いる傭兵部隊は、腕利きの荒くれ者揃い。彼らは、ロシア・モスクワを訪問中のアルカサル共和国次期統治者を生け捕りにするという依頼を、見事なチームワークによって難なく成功させる。続いて、武器商人カール(マイケル・パレ)とCIAから、アルカサル共和国の反政府軍に銃器を提供するという極秘の依頼を受け、監視役のCIAの精鋭とともに、銃器のある旧チェルノブイリ原子力発電所へ。ところが、そこで彼らを待ち受けていたのは、降り注ぐ銃弾の雨と、次々と襲い来る機械兵の群れだった。いくらダメージを与えても動きを止めない殺人マシーンの容赦ない攻撃。絶体絶命の窮地を切り抜け、彼らは無事に任務を遂行できるのか……!?(KINENOTE)

監督:ミッチ・グールド
出演:ルイス・マンディロア/ドミニク・スウェイン/マイケル・パレ/ナターシャ・マルテ/ダン・サウスワース

ネタバレ感想

冒頭のアクションシーンでやたらとスローを使うのがダルいし人物紹介も兼ねているんだろうけども、誰が誰だかよく分らんままに話が進んでいくのを見て、これはダメな作品かもしれないと思わされた。

ところが、続くミッションで機械兵が現れたあたりからだんだんと面白くなってきて、最後までダレルことなく楽しめた。世間の評判はそれほど高くないんだけど、俺にとっては『デイライツエンド』以来の掘り出しもの作品に会えたなぁと久しぶりの満足感。

もちろんツッコミどころはある。例えば主人公のライカ―は2丁拳銃で戦うんだけど、クライマックスのシーンで遠くのビルに向かって射撃をするあれ、さすがにハンドガンだと威力激減してまって無理なんじゃないかと。そこはちょっと気になったかな。

まぁでも、そういうのをおいておいても、娯楽作品として楽しめたのは間違いない。何がいいって、それぞれのキャラの特徴がきちんと描かれていて、感情移入できるところだ。傭兵部隊でありながらもみんながキャプテンのライカ―を信頼していて、全員が仲間のために戦えている。であるからラストはみんな生き残っててよかったなぁと思えるのだ。

特にいいのは、シロウだ。武器がナイフだけで、偵察などが役割の忍者みたいな奴。こいつが他のメンバーからメチャクチャその腕を信頼されてて、実際に活躍しちゃうところがカッコいい。そして、お荷物呼ばわりされていたチビ(名前忘れた)。こいつがかなりのサイコパスでその役割は傭兵として必要なんかと疑問に感じなくもないが、それなりに戦闘能力もある。スナイパーのお姉ちゃんもよくて、バカではあるものの射撃術は抜群だし、クライマックスでチビと死を覚悟してるシーンもなかなか魅せる。

あと、ロシア人の役の人はよく見かける役者だが、彼についてはまぁ普通。もう一人のショットガン使いも少しキャラが弱い感あったが、まぁでも、それぞれのキャラの描き分け方には好感を持った。主人公のライカ―の2丁拳銃ぶりはチョウ・ユンファには及ばないにしても、部隊を率いるボスとしてはなかなか有能なので、その辺はかっこいい。

ちなみに、今作で最も有名な役者は武器商人を演じたマイケル・パレなんだけども、ぜんぜん本人だとは気付かなかった(笑)。

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