#生きている
―2020年配信 韓 98分―
解説とあらすじ・スタッフとキャスト
解説:韓国映画「#生きている」は、原因不明の症状の人たちが攻撃を始めて統制不可能になるなか、データ、Wi-fi、メッセンジャー、電話の全てを切断されたまま一人でマンションに孤立した二人を描いたサバイバルスリラー。(ワウコリア)
あらすじ:原因不明の症状の人たちが攻撃を始めて統制不可能になるなか、データ、Wi-fi、メッセンジャー、電話の全てを切断されたまま一人でマンションに孤立したと思っていたジュヌ(ユ・アイン)の絶望が極に達した時、別の生存者であるユビン(パク・シネ)が現れる。他の誰かが生きているという事実だけでも希望を持てるようになった二人は、それぞれのやり方で危機に立ち向かおうとする。(ワウコリア)
監督:チョ・イルヒョン
主演:ユ・アイン/パク・シネ
ネタバレ感想
感染ゾンビもの作品。ゾンビが街に蔓延るようになって、外出できなくなっちゃう登場人物たちの話と言えば、最近の作品である『ゾンビの中心で愛をさけぶ』が思い出される。あちらは夫婦が自宅から出られなくなって、その結果としてどうなるかという話だったが、今作は、ゲームオタクでもともと外出が嫌いそうな青年が、一人で自宅に引きこもるシチュエーションで話が始まる。
で、その立てこもり最中に、向かいのマンションにも似たような感じで立てこもっている女の子をいることを知り、彼女と脱出を図るというのが簡単なあらすじ。
よくわからんかったのは、Wi-Fiなどネットが使えないようでいて、ベランダから自撮り棒のばしてみるとSNSがつながったりと、これは単に俺がネットのインフラ状況を知らんからなのかもしれんが、何で使えるものがあったりなかったりするのかがよくわからんかったな。
その他は特に驚きの展開があるわけでもなく、安定した感じの物語進行。だからつまらなくはないけども、よくあるゾンビ作品の出来がいいほうーーてな具合の感想しか出てこない。パク・シネという女優さんを初めて見たんだけど、彼女がけっこう可愛かったなぁというくらい。
結末は #生き残る→#生きている に変わるわけだけども、ハッシュタグつけてタイトルにまでしている割には、さほどSNSを駆使しているわけでもなく、その辺はどうしてこういうタイトルにしたんだろうか。
それにしても、外に出られないでいる主人公をみていたら、コロナ禍の自粛期間を思い出した。俺、あんとき会社休みになってゴールデンウィーク15連休くらいしたからなぁ。普通の人だったらそんだけ休みあって、不要の外出を控えなくちゃな状況はけっこうストレスではあるものの、俺は20代の頃に3年間もけっこう楽しくニートやってた人間なので15日家に引きこもるなんて、おちゃのこさいさい、むしろそのくらいでは、かつてニートだった頃の感覚が取り戻しきれなくて、やりたいことを消化しきれなかったくらいだ(笑)。しかし、本来なら海外旅行をする予定もあったわけで、本当にいつになったら海外行けるのか、その辺は腹立たしい限りである。全然関係ねぇ話だな。
この作品はネットフリックスで鑑賞できます。
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