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映画『ライク・ア・キラー 妻を殺したかった男』ネタバレ感想

ライクアキラ―
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ライク・ア・キラー 妻を殺したかった男

ジェシカ・ビールを拝みたかったので鑑賞したが、彼女がそんなに輝いて見えないし、話自体もさほど面白くもなく劇終してしまった残念作品であった。ネタバレあり。

―2017年公開 米 95分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:パトリシア・ ハイスミスのミステリー『妻を殺したかった男』を映画化。建築家のウォルターは、パーティーで知り合った女性に心惹かれるがそれに嫉妬した妻が自殺未遂を起こす。神経質な妻との生活に息詰まりを感じていたウォルターは、ある記事を思い出し……。出演は「死霊館 エンフィールド事件」のパトリック・ウィルソン、「ガール・オン・ザ・トレイン」のヘイリー・ベネット、「トータル・リコール」のジェシカ・ビール。監督は、TVドラマ『ダウントン・アビー』のアンディー・ゴダード。特集企画『未体験ゾーンの映画たち2017』にて上映。(KINENOTE)

あらすじ:1960年、ニューヨーク。建築家のウォルター(パトリック・ウィルソン)は、美しいが神経質な妻クララ(ジェシカ・ビール)との生活に息詰まりを感じていた。ある日、ウォルターはパーティーで知り合った女性に心惹かれるが、それに嫉妬したクララが自殺未遂を起こす。そんな妻に嫌気がさしたウォルターは、妻殺しの完全犯罪を実行したとされる男の記事を思い出し、彼に接触を試みる……。数日後、クララの死体が森の中で発見された。自殺の可能性が強かったが、ある一人の刑事は夫のウォルターを疑っていた……。(KINENOTE)

監督:アンディー・ゴダード
原作:パトリシア・ハイスミス:『妻を殺したかった男』(河出書房新社)
出演:パトリック・ウィルソン/ヘイリー・ベネット/ジェシカ・ビール

ネタバレ感想

1960年代がお話の舞台。刑事が暴力的なのは、そういう時代だったんかなぁと思わなくもないけども、もう少しちゃんと捜査できんものかいな。やっていることって尾行の他には脅迫みたいなのことしかしてないような…。あれで優秀面されてもねぇ。最後もやられちゃってるしさ。

主人公のウォルターも、何であんな嘘をつくのかよくわからん。結局不安になって嘘ついたことをバラしちゃっているし。「妻に死んでほしい」と思っていた後ろめたさがあるからなんだろうけど、何とも煮え切らない男で見ていてチョッとイライラしてしまった。

で、目当てであったジェシカ・ビールも全然魅力的な感じじゃないし(役柄的には仕方ないんだけど)、唯一の救いは『ガール・オン・ザ・トレイン』で初めて知ったヘイリー・ベネットが出ていたところか。あの幸の薄そうな雰囲気がよい。よいんだが、それなりに重要な役どころではあるはずなのに、なんだが、いてもいなくてもどっちでもいいようなキャラに感じにさせられちゃったのである。

ともかく、静かに、地味に、淡々と物語が展開していく作品であり、それが俺にとっては眠気を誘う内容でありました。

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