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映画『ガール・オン・ザ・トレイン』ネタバレ感想 アル中記憶喪失女性の自己再生物語

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ガール・オン・ザ・トレイン

アル中で記憶をなくすまで酒を飲んじゃう主人公=レイチェルは、夫のトムと離婚後、友だちの家に居候して早二年。いつも同じ時間の電車に乗り、ニューヨークに向かう。仕事はしていない。ただ酒を飲み続けているだけ。つまりニートだ。そんなニートの日常に起こる、自己再生的ミステリー。ネタバレあり。―2016年 米 105分―

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解説とあらすじ

解説:45ヵ国でベストセラーとなった同名ミステリー小説を「ヘルプ 心がつなぐストーリー」のテイト・テイラーが映画化。夫と離婚し、傷心のレイチェルの心の慰めは、毎朝通勤電車の窓から見る“理想の夫婦”だった。しかしある朝、その妻の不倫現場を目撃する。出演は、「プラダを着た悪魔」のエミリー・ブラント、「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」のレベッカ・ファーガソン、「マグニフィセント・セブン」のヘイリー・ベネット、「ブロークン・イングリッシュ」のジャスティン・セロー、「ドラキュラZERO」のルーク・エヴァンス。(KINENOTE)

あらすじ:レイチェル(エミリー・ブラント)は愛する夫と離婚し、傷心の日々を送っていた。落ち込む彼女にとって、通勤電車の窓から見える“理想の夫婦”だけが慰めだった。その二人は、かつてレイチェルが夫のトム(ジャスティン・セロー)と暮していた家の近くに住んでいる。その家で今は、トムと妻のアナ(レベッカ・ファーガソン)が、生まれたばかりの娘と新しい生活を始めている。ある朝、レイチェルはいつもの車窓から、“理想の妻”が不倫している現場を目撃する。翌日、夫婦の様子が気になったレイチェルは、確認するため駅を降りる。しかし、彼らの家へ向かったところから記憶がなくなり、気がつくとレイチェルは自分の部屋で大けがをして倒れていた。そして間もなく、“理想の妻”の死体が発見される。レイチェルは、あの日の空白の時間のおかげで、周囲から疑惑の目を向けられる。レイチェルが記憶を取り戻そうとすると、関係者たちの思わぬ秘密が明らかになっていく……。(KINENOTE)

予告とスタッフ・キャスト

(シネマトゥデイ)

監督:テイト・テイラー
出演:エミリー・ブラント/レベッカ・ファーガソン/ヘイリー・ベネット/ジャスティン・セロー/ルーク・エヴァンス

アルカホリックニートが主役

何でニートになったかというと、子どもができない身体? らしく、そのせいでアル中に。それが原因で夫と離婚することに。で、自分がトムと以前暮らしていた家には、トムがレイチェルと夫婦だった時に浮気をしていた、アナが住んでいる。アナはトムと結婚して子どもがいて、一見するとトムも含めた家族生活は幸せそのもの。唯一の悩みは、トムの元妻、レイチェルがストーカーみたくなっていることだ。

ある夫婦に一方的な羨望の眼差しを向ける

その近くにはスコットと、その妻であるメガンが住んでいる。レイチェルは毎朝乗っている電車の車窓から、この夫婦の生活を見ている。そして、その2人に憧れているというか、勝手に想像を巡らせてその生活を羨ましがっているのだ。

で、このアル中ニートがある日、スコット宅でメガンが他の男とイチャついているのを目撃し、なぜか激しく動揺し、よせばいいのにその騒動に首を突っ込みたくなっていろいろ起こるという話だ。

自己再生の物語だが・・・

で、ネタバレしていくと、あのラストってずいぶんレイチェルにとって都合がよすぎないかねぇ。元夫がクズ人間で、彼女も被害者の1人であるのは間違いない。だが、子どもが生まれずにアル中になったのは事実で、それは彼女の心が弱いせいでもある。酷い扱いをされていたのは確かとしても、元夫に致命傷をおわせたのはレイチェルなのだ。

しかしあのラストを見る限り、アナはその罪までかぶってやっているようにみえる。なんでだ? あんた子ども溺愛してただろ。子どものこと考えたら、あんなことはしないと思うんだがなぁ。

レイチェルがトムを刺した時点で、警察呼んでればよかったのに、なぜか自分でとどめを刺しちゃう。例えば鑑賞した人が女性なら、しかも子を持つ母親だった場合、あのアナの行動には納得がいくのだろうか。俺は男なんでようわからん。

いずれにしても、レイチェルはラスト、過去を捨てて生きていく決意をする。しかしねぇ。やっぱ都合よすぎるだろ、それ。あんたも人を殺しかけているわけだし。

三者三様を描くが、他の2名の掘り下げは少ない

さらに疑問を呈していくと、レイチェルとメガンは暗い過去を持つ女性として描かれていたが、メガンの暗さはこの物語に必要だったんだろうか。あんまり意味がないような気が。退廃的な性格だからこそ、ああした末路を迎えたと思えなくもないものの、なんとも哀れなもんでした。

アナは表面的にはいい人だけども、レイチェルに対する冷酷な表情(当たり前ではあるが)やラストの豹変ぶりなんかはわからなくもない。だけど、なんだかよくわからない人ではあった。という感じに、女性3人の心理とかを描いているものの、もう少し掘り下げがあったほうが深みは増すのではないかと思った。

もう一つよくわからんのが、トンネルでレイチェルを助けようとしてくれたオッサン。あいつは車中でもレイチェルのほうばっか見てて、酒場でも偶然居合わせたりしてたが、あれもある意味ストーカーだよな(笑)。

そして、それぞれ特徴の異なる美女三人と関係を持っていたトムってのは、ものすごいヤリチン野郎であり、なかなかサイコな奴であった。

エミリー・ブラントはガールではない(笑)

レイチェルを演じてたエミリー・ブラントは終始半べそ状態な表情で、化粧っけがあったのはラストくらい。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』では非常に凛々しい軍人を演じて好感が持てたが、こういう違いを魅せるのが役者の妙ってことで、彼女が好きな人は鑑賞しても損はないのではないか。他の2人もそれぞれに魅力がある女優さんでした。

映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』ネタバレ 誰もが唯一無二の存在である!
飽きずに最後まで楽しめます。前半は主人公の死にっぷりでけっこう笑えるし。てなことで、前半はいつもみたいに作品についての話。中盤以降は作品を通じて、成長するとはどういうことなのかを考える話。最後は時間軸の扱い方など作品を通じて考えたことについて話したいと思います。

 

 

 

 

 

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