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映画 男たちの挽歌(2018) REBORN ネタバレ感想 オリジナルへのリスペクトはある

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男たちの挽歌 REBORN

―2017年製作 中 113分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:香港ノワールの傑作『男たちの挽歌』を中国でリメイク。密輸に手を染めるカイは、警察官である弟・チャオには船乗りだと偽っていた。そんな中、組織内で対立するピージャの罠にはまったカイはチャオに逮捕され、さらには父親まで殺害されてしまう。(KINENOTE)

あらすじ:黒社会で密輸業をしているカイは、警察官である弟のチャオに長年、船乗りであると偽ってきた。カイの素顔を知らないチャオは父親の介護をしながら、兄への厚い信頼を寄せていた。ある日、カイと義兄弟のマークは、岡本率いる東京のヤクザ組織に麻薬の密輸をもちかけられるが、殺しと麻薬に手を出さないという信念を持つカイは彼らの誘いを断る。その結果、カイは組織内で対立するピージャの仕組んだ罠には…(Amazon)

監督:ディン・シェン
出演:ワン・カイ/マー・ティエンユー/ダレン・ワン/ラム・シュ/エリック・ツァン/中野裕太

ネタバレ感想

オリジナルへのリスペクトは感じる

全く存在を知らなかったが、いつの間にか中国でリメイク作が出ていたらしい。シリーズのファンというか、1と2が好きなので鑑賞した。ちなみに、韓国版もさほど印象には残っていない。そういう立場から見ると、当然ではあるが、どうしてもオリジナルと比較しちゃう。で、結論から述べると、オリジナルを超えていない。それはまぁ仕方ない。そういう観点からの感想です。

全体的にはそれなりの雰囲気を感じて、悪くはない作品。だけど、オリジナルを全く知らない状態で鑑賞していたとしたら、心に残ったかどうかと言われると、たぶんそうはならないと思う。オリジナルに対するリスペクトは感じる。ちょっと音楽使い過ぎだとは思うけど。リスペクトと言えば、レスリーチャンやチョウユンファに対してのそれも感じるのに、なぜか、なぜなのか、主役を張ったティ・ロン、つまりホーさんの写真が出てこない(泣)。

マークの存在感が…

ちなみに、『男とたちの挽歌』といえば、マークである。ところが、本作ではこの、マークの存在感が…。やはり、マークと言えばやっぱりチョウ・ユンファなのであって、今作の役者さんはカッコいいし、頑張ってるのは分かるんだけど、なんか軽いんだよな。作中でピージャに「台湾のチンピラ」と言われてるけど、確かにチンピラ感が強すぎる。もう少し渋味があるとよかったと思うんだけど、作り手はあえてそういう路線を外してきたのかもしれない。チョウ・ユンファのマークに寄せすぎると、余計比較されちゃうだろうからね。

という感じの今作のマークだけど、やっぱり期待しちゃうのは、マークの見せ所の一つである、楓林閣での銃撃戦。この作品では、その舞台が日本の料亭ーーというにはサイケなクラブ臭も漂ってくるヘンテコな和風店(笑)。オリジナル同様にスローモーションを使いながらマークが標的となるピージャのいる部屋へ向かっていくわけだが、ここにはそれなりにワクワクした。

ところが、その後の銃撃が…。激しいと言えば激しいんだけど、このシーンでマークは、なぜかピージャ以外の相手は足しか狙わない。あんだけジタバタやってんのにそんなことできるかよと思っちゃう。しかも、この重要なくだりを転がす要素が地震という…(笑)。なんかやたらと地震ってセリフが出てくるのはこのためだったのかとは思ったものの、日本=地震多いっていうその短絡的な発想は何なんだよ。

そんでもって、オリジナル2作目のオマージュなのか、あおむけ状態からの背中で階段くだりながらのショットの後、マークは岡本に足を撃ち抜かれちゃうわけだけど、なんかグダグダなんだよなぁ。あのシーンは岡本とマークがある意味では認めあった瞬間で、だからこそ岡本はマークの足を狙ったってのはわかるんだけど、何の感慨もわかないのである。

日本風(笑)な日本描写

どうしてこんな残念なお笑いシーンになっちゃったんだろう。舞台が謎の日本風な館(ヤカタ)だから? ていうかこの作品、新宿の街とかはロケしてるみたいだからいいとして、その他の日本の街並みとか店舗内の描写が、なんか微妙にずれてる。まるでハリウッド映画の日本描写みたい。同じ文化圏の中国なんだから、もう少し理解されてるのかなと思ったら、そうでもないんかね(笑)。なんであんなに力士ばかり出てくるのか。岡本のボディーガードも力士、ショー的に取組を見せる力士、ぶつかると喧嘩を売ってくるのも力士(笑)。

あと、中国の役者さんに無理やり日本語喋らせなくても良かったと思う。全然日本語に聞こえないから。あと、岡本の役をやった日本人の人も、何を言ってるかセリフがよく聞こえない(笑)。

とまぁ、やっぱり文句ばっかり浮かんできちゃう。良いところはあるかというと、ラム・シュがボス役で出てくるところと、エリック・ツァンが少し見られるところか。後者はほんの数十秒の出番しかないけど。

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