The thing 未確認生命体U.M.A
The thingは邦題で、原題「unseen」と言いましてね、おそらく「見えない」とかそんな感じの意味ですかね。そうなんです、この映画に出てくる、奇怪な、恐ろしい、怖い、怖い生物は、人間の目には見えないのです。ネタバレあり。
UMA? が出てくるぞ!
皆さん「UMA」ってご存知ですか?「UMA」は未確認生物のことです。未だ確認されたことのない生物です。ネッシーとかそういう生物のことです。怖いですね。この映画「The thing」はそんな、恐ろしい、恐ろしい、怖い、怖い、未確認の生き物が出てくるんですね。
ある遺跡発掘隊がですね、地元の女性ガイドを雇って、山奥の洞窟に遺跡調査に行くんですね。ところが、この発掘チーム、純粋に発掘しようとしている者より、遺跡からの出土品を盗もうとしている人間の方が多いんですね。チームといってもガイド含めて五人ですけど…。怖いですね。出土品を発見したのは良いけれど、そこに潜んでいた、目に見えない、恐ろしい、恐ろしい化け物に、襲われてしまうのです。
この映画、普通なら生き残るだろうな、と思う人がくだらない、あっけない、気の毒な死に方をしますね。そして、あの、奇怪な、怖い、怖い、生物、あれはなんなんでしょうね? あれで説明したつもりでしょうかね? 怖いですねぇ。マイケルが、あの、黄金のつもりの、変な造詣の冠を被りましたね。そのとき、フラッシュバックとでも言うのか、あの冠を被っていた過去の人間の記憶が、マイケルの頭に入ってきましたね。あれはナゼ起こったのでしょう。なんの説明もないですね。謎めかすというよりは、映画を作った人にも謎だったんでしょうね。酷いですね。
宇宙人のペットが襲ってくるなんて、新しいかもね!
そして、あの、マイケルの見た過去の人間の記憶、あれも酷いですね。なんと、あの奇怪な生物は宇宙船に乗ってやってきた、宇宙人のペットだったんですね。そして、遺跡の宝物の番人として、宇宙人が置いていったという、そういう解釈で、良いのでしょうかねぇ。難しいですね。
洞窟の宝を盗んでいく奴を、どこまでも追って行き、殺してしまう怪物。ところが、宝を返すと「とても素晴らしい幸福が待っている」のだとか。主人公達は、宝を返すために洞窟に戻って来たときに、そういう壁画を発見し、解読したのです。では、その素晴らしい幸福とは何か? さらに解読するとこう書かれていました。「すなわち、速やかな死」。意味がわからないですね。どっちにしても死ぬのなら、宝を盗んだ方がましですね。
ヒロインうざいなぁ…
だけど、主人公達は、宝を元の位置に戻すのです。バカですけど、偉いですね。宝は返したのに、怪物はやっぱり襲ってきた。ナゼだ? 生き残った2人は考えますね。この2人は、宝を盗むことに反対していましたね。ところが、主人公だとは思わなかったけど、そうだったらしい女性が、「学術的に価値がある」とか抜かして、実は一つだけ宝を持って帰って来ていたのです。バカですね、トンマですね。しかも、一番他人の盗掘を批判していたのにも関わらずです。
そして、盗んだのは、このバカ女(ケート)なのに、コイツは最後まで生き残るのです。ウザイですね。ケートは今まで一緒に逃げてきたマイケルが死んでしまったとき、その宝に八つ当たりして「お前のせいでマイケルが死んだ」と言うかのような勢いで宝を投げつけました。これで物語は終わります。バカですね。それにしても、マイケルの死に方、酷いですね、怪物にやられたのでない、というところが味噌ですね。実にダサい、哀しい最後でしたね。
※この記事は2001.12/4(火)AM6:03 に書かれたものです。
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