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映画 デッド or キル ネタバレ感想 薄い人物描写でラストまで悲惨さを感じない珍作

デッドorキル
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デッド or キル

人物描写が薄いせいか、繰り広げられるゲーム内容の過酷さに比べてスリリングさが足りなく、なおかつ犠牲者の悲惨さが際立たない珍作。ネタバレ少し。

―2012年製作 米 93分―

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解説・スタッフとキャスト

解説:『プロムナイト』のブリタニー・スノウ、『ガールフレンド・エクスペリエンス』のサーシャ・グレイらが共演したサバイバルスリラー。あるゲームのプレイヤーとして、大富豪の館に集められた崖っぷちの男女8人が、命を賭けた極限の心理戦を繰り広げる。【スタッフ&キャスト】監督:デヴィッド・ガイ・レヴィ 脚本:シュテフェン・シュラフテンハウフェン 撮影:スティーヴン・キャピターノ・カリトリ 編集:ジョシュ・シェファー 出演:ブリタニー・スノウ/ジェフリー・コムズ/サーシャ・グレイ/ジョン・ハード(KINENOTE)

監督:デヴィッド・ガイ・レヴィ
出演:ブリタニー・スノウ/ジェフリー・コムズ/サーシャ・グレイ/ジョン・ハード

ネタバレ感想

適当なあらすじ

骨髄移植が必要な病を抱えた弟を持つ主人公(アイリス)。どうやら彼の世話のために両親はかなりの借金をしたらしく、しかも、すでにこの世にいないみたい。アイリスは弟の世話のために大学を休学して職を探すものの、なかなか見つからない。

そこへ、弟の主治医が彼女を呼び出す。病院に行ってみると、そこには主治医と一緒に財団を持つ富豪がきていた。アイリスは富豪の晩餐会に誘われる。なんでも富豪はそこに、いろいろな理由で金に困っている男女を集めるらしい。

で、何かのゲームを開催し、勝ち残った人に大金を与えると。いろいろ迷ったがアイリスはその誘いに乗って、富豪の屋敷に向かう。そこに集められたアイリス含む男女8人は、二者択一を迫られるゲームを強要させられ、命を落としていくのであった。果たしてアイリスは、無事生き残りゲームを勝ち抜けるのかーーというのが適当なあらすじ。

序盤がちょっと冗長

つまらなくもないけど、おもしろくもない作品。序盤から30分は導入部みたいなのが続くだけで、冗長な感じ。豪邸に呼ばれたアイリス以外の7人についての説明はあるものの、物語が続くにつれて効果的な深堀がされるわけでもないので、結局なぜにこの人たちがゲームに興をそえるために選ばれたのかよくわからない。

登場人物の描写が薄い

それはアイリスも同じで、富豪は彼女がゲームに参加する適任者だと強調していたが、どの辺が適任だったのかよくわからん。富豪の息子も物語展開に大きな影響を与えた印象もなく、存在意義がよくわからん。

アイリスの主治医は彼女を救出にくるものの、死亡フラグ立ちまくりな登場の仕方をして、そのまま物語の舞台から去る。彼を過去のゲームの生き残りとして登場させる必要があったのか、これまたよくわからん。

ゲームの内容自体はなかなか理不尽かつ酷いものなので、直視するのが辛いシーンも多々あって、悪くはないものの、一方でその舞台が食堂みたいなところから変わることがほとんどないので、単調な印象があるのも否めない。

ラストの展開は悪くないと思う

ラスト、アイリスがあの選択をする展開になるのはけっこうすごいなとは思った。でも、その後の結末は想像どおりではあって、こき下ろすほど酷くはないものの、良いところがたくさんあるわけでもない。ま、暇つぶしにはなるかな。

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