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映画『激戦 ハート・オブ・ファイト』師弟愛とか、男同士のいろいろが描かれている!(意味深)

ハートオブファイト
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激戦 ハート・オブ・ファイト

解説:どん底を味わった男二人が組み、人生の再起をかけて総合格闘技MMAに挑戦するアクション・ドラマ。監督は「ツインズ・エフェクト」などの娯楽作から「風雲決 ストーム・ライダース」といったアニメ作品、「密告・者」など深みのあるアクション作品まで幅広く手がけるダンテ・ラム。かつてボクシングチャンピオンに輝きながら今ではすっかり落ちぶれた男を「ビースト・ストーカー/証人」などダンテ・ラム監督と組むことの多いニック・チョンが、富豪の家に生まれたものの家が破産し文無しとなり賞金を稼ごうとする青年を「最後の晩餐」「コールド・ウォー 香港警察 二つの顔」のエディ・ポンが演じる。第26回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門出品作品。(KINENOTE)

あらすじ:かつて2度もボクシングチャンピオンになったファイ(ニック・チョン)は、今や借金まみれで借金取りから追われている。大富豪の家に生まれ何不自由なく育ったチー(エディ・ポン)は、父の会社が倒産したため文無しに転落。賞金目当てに格闘技に挑もうとジムを訪れたチーは、そこで働くファイが元チャンピオンだと知り、彼に自分のトレーナーになってほしいと頼み込む。二人はタッグを組み、人生の再起を賭けて戦いの場に出る……。(KINENOTE)

監督:ダンテ・ラム
出演:ニック・チョン/エディ・ポン

以下、ネタバレなし!

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ダンテ・ラム監督の作品て・・・

以前から気になってたので、ようやくDVDで鑑賞。可もなく不可もなくという感じかなぁ。ダンテ・ラム監督って『コンシェンス/裏切りの炎』、『密告・者』、『ビースト・ストーカー/証人』、『クリミナル・アフェア 魔警』とけっこう観ている。で、今回もそうだったけど、個人的には鑑賞後の印象がいつも「うん、おもしろかったと思う」て感じで、可もなく不可もないということが多い。

上述の作品もそれぞれのタイトルは覚えているんだけど、各作品がどういう話だったかが思い出せなくて、なんかモヤモヤ。どれも主役級の奴らの過去がけっこう悲惨で、その悲惨さを引きずりつつも克服しようと頑張る話・・・て感じだったと思う。

で、今作もご多分に漏れず、銃などの凶器を拳に変えただけで、基本的にはやってることはこれまでの作品と同じで、過去に傷を持つ人たちが物語の中心になる(笑)。

男同士のいろいろが描かれている!(意味深)

軸になるのはニック・チョン演じるファイと、エディ・ポン演じるチーであり、この2人の濃厚な師弟愛が描かれてますな。そして、友情も描かれております。さらに、軽く同性愛な雰囲気も描かれておりますかもしれませぬ。ふざけているのはわかるが、キスのシーンはひいた(笑)。BLが好きな人って、こういうシーンとか見ると萌えるんだろうか・・・。

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この物語は衆道、つまり男色、いわゆる同性愛が話の筋。松田龍平の演じる加納惣三郎はマジで妖しいですよ。怖いですね、本当に。で、この作品のスゴイいところは、その方面にまったく興味を覚えない人間まで、惣三郎の持つ妖しい雰囲気に取り込まれそうになってゆくんです。もちろんみんな、それを否定したがる。作品を・・・

しかしまぁ、あの程度は男同士の友情ですからね、まぁそういうこともね・・・。韓国や香港の映画で友情を描いた作品ってなんかそういう雰囲気出てる作品けっこうある。今度まとめ記事つくろうかな(笑)。

描かれてる内容は好きなのに・・・

もう一度、ダンテ・ラム監督に話を戻すと、彼の作品ってなんかクドイ。今作を鑑賞中にそう感じた。暑苦しいというか、何かが過剰なんだよね。人物の言動とかいうより作風全体にそんな印象を受けるんである。

そこがいいんじゃん! と言われればそう! そうなんです。

不屈の闘志を持つ男たち、そして希望を見出すために己と闘う男たちを描いておるところなんて、個人的に大好物。でもなぜか、残らないのである。なぜか後々まで記憶に残らない! なぜだ?

てなわけで、最新作の『疾風スプリンター』は評判もいいし、題材も爽やかっぽいから、印象も変わるのかも。と思いつつ見にいかなかったのである。その代わり『ドラゴン×マッハ』を見たことに少しの後悔もない(笑)。

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トニー・ジャーのひざ蹴りの推進力はすごいですなぁ(笑)。本作は『SPL/狼よ静かに死ね』の続編なんだとか。正直、続編である意味がよくわからないし邦題も変なんだけど、格闘アクションとして高水準な娯楽映画。だから観終わった後は、無性に身体が動かしたくなって帰れる素敵な作品です!
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香港発の格闘系スポ根ストーリーという感じだったのでけっこう期待して鑑賞したんだけども、あんまりおもしろくなかったなぁ。ストーリー展開がベタベタだし、格闘シーンにあんまり迫力がない。 ―2019年製作 香 108分―

 

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