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映画『レクイエム 最後の銃弾』男の友情を描いているが・・・

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『レクイエム 最後の銃弾』(2014)中国 香港 134分

今回は香港映画の『レクイエム 最後の銃弾』。サスペンス+アクション映画ってとこでしょうか。少し長めなんだけど、アクション系とか男の友情系が好きな人は、楽しめるのではないかと。あと、ベニー・チャン監督の他作品とダンテ・ラム監督についてほんとに軽く、言及してます。

解説:「奪命金」のラウ・チンワン、「ドラッグ・ウォー 毒戦」のルイス・クー、「ビースト・ストーカー 証人」のニック・チョンという香港を代表するスター3人が共演した犯罪ドラマ。麻薬捜査に命を懸ける警察官たちが、友情や裏切りを経験しながら、麻薬王との対決に臨む。監督は「新少林寺/SHAORIN」のベニー・チャン。(KINENOTE)

あらすじ:警察の麻薬取締班で活躍するマー(ラウ・チンワン)、ソー(ルイス・クー)、チャン(ニック・チョン)の3人は幼なじみの親友同士。麻薬売買を行なうハクの組に潜入捜査していたソーは、タイの大物麻薬王ブッダを逮捕目前まで追い込み、タイ警察の協力を得てブッダの組織との取引現場へ向かう。ところが、事前に情報を得ていたブッダは、傭兵を乗せたヘリを準備していた。その銃撃を受けて警察は全滅。ブッダの娘を人質に取って逃げた3人だったが、追いつめられた末にチャンが犠牲になってしまう。辛うじて生き延びたマーとソーは、捜査の失敗とチャンを失ったことで、大きな十字架を背負うことに……。それから5年。捜査の全責任をとって左遷されたマーと、対照的に麻薬捜査班のトップに出世して活躍するソーは、香港の新興麻薬組織とブッダの組織の争いに直面する。そして、ブッダの組織の一員として姿を現したのは、死んだはずのチャンだった……。(KINENOTE)

 

監督:ベニー・チャン
出演:ラウ・チンワン/ルイス・クー/ニック・チョン/ロー・ホイパン

ネタバレなし!

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幼馴染3人の友情爆発映画?

ラウ・チンワン、ルイス・クー、ニック・チョンが同じ画面に3人集まっているのって初めてみた。という意味では豪華キャストだ。この3人は作品中ではもともと幼馴染で、昔から仲良くしていた。で、いろいろあってみんな警察官になる。そこまではよかったんだけど、三者三様にそれぞれに対する思いがありながら同じ職業を選び社会人になったことで、警官としての適性とか能力とかも絡みあい、それが物語の大きな軸になって作品が動いている。

で、見出しにあるように一応、友情爆発映画です。なんか思い出したのは香港の他の監督作品だ。例えばジョン・ウー監督の『ワイルド・ブリット』、あとはアンドリュー・ラウ監督の『インファナル・アフェア』そして、ジョニー・トー監督の『ヒーロー・ネバーダイ』あたり。本作は上記作品の各要素が入った映画だと思う。

だけど、友情爆発的なことで言うと、『ワイルド・ブリット』、『ヒーロー・ネバーダイ』ほどの熱量は感じない。感じません。絆みたいのは描かれているし、やっていることは暑苦しい感じなんだけども。

 

何かが違う。何かが足りない

でも、上記3作品と比べると、何か違うんだよな。別にその3作と同じことやりたかったんじゃないだろうし、それぞれが同じ雰囲気の映画でもないんだけど、なんだろうか、なんか自分の期待してた内容かということ「おもしろいんだけど、これは、何か違う」であった。

前にダンテ・ラム監督の『激戦 ハート・オブ・ファイト』でも書いたように、ダンテ・ラム作品って面白いんだけど、後々覚えてないっていうようなのと似た印象。で、本作の監督、ベニ―・チャンの過去作を調べると、『ディバージェンス』『ヒロイック・デュオ』を撮っている。この2作、別におもしろくないです。でも、筋はそこそこ覚えているという意味では、ダンテ・ラムの作品とはちと違うな。てことは、俺はこの『レクイエム 最後の銃弾』も後々まで覚えているのかもしれない。

この2人の監督の比較や、上記3作と比べて何が違うのかは個人的な話だから、これからも香港映画を見続けるうえで、考えていくことにするです。

 

映画『激戦 ハート・オブ・ファイト』師弟愛とか、男同士のいろいろが描かれている!(意味深)
軸になるのはニック・チョン演じるファイと、エディ・ポン演じるチーであり、この2人の濃厚な師弟愛が描かれてますな。そして、友情も描かれております。さらに、軽く同性愛な雰囲気も描かれておりますかもしれませぬ。

でも、見て損はない娯楽作品!

銃撃戦には迫力がある作品だし、どうやって話を落とすんだろうって気になって作品に没入できるポイントが2つくらいあったので、楽しく見られることは間違いないと思う。細部に突っ込みだしたらいろいろあるけど、それはどんな作品においてもそうだしね。とかほめているものの、ここから下はなんだかんだで突っ込みいれてます。

前半のラウ・チンワンはパワハラ爆発してないか!?

3人の1人、ルイス・クーは家庭を持っている潜入捜査官。で、彼の行動が後々大きな影響及ぼすけども、友でもあり上司でもあるラウ・チンワンが、潜入をやめたがるルイス・クーを説得する言葉がなんか適当すぎるというか、パワハラ上司要素満載。

いくら陰で命をかけて守ってくれていると言っても、さすがにあれは嫌になるだろ。ルイス・クーはもっとやばいところに居て命かけているわけだから。

しかも、ラウの発言に怒ったルイスを慰めるニック・チョンも、たいした言葉は持ってなくて、幼い頃に一緒に歌った曲をいきなり口ずさみ始めるのだ。で、ルイスに「おまえも歌えよ」とか言い出す。歌えるかよボケ! とか思うんだが、ルイスもまんざらではなくなってきて、3人で仲良く歌いはじめ、高台で景色を眺めながら悦に入る友たち(笑)。なんですかそれは! そんなんでまた潜入する気になるのか!?

それで済んじゃうところが3人の絆の深さであり、このシーンがラストバトルにつながるのはわかる。よくわかる。だけどあれはないだろ(笑)と思いましたです。

あと、あの浮浪者みたいな出で立ちのボス(ロー・ホイパン)。けっこうバカだよね。やること冷酷な割には、主人公たちの命は取らない。しかも、ニック・チョンの扱いにいたっては、ねぇ・・・(笑)。

これって香港映画好き以外の人が見るんだろうか・・・

ともかくまぁ、単純な娯楽としてはいい映画と思いますよ。香港映画にありがちな、主人公たちの異常な耐久力の高さも拝めるし(笑)。香港映画好きの人は迷わず見る作品だろうから、そうでない人たちにこれをすすめるかと言われると、そこが微妙だ。自分も筋金入りではないものの、香港映画のファン増えてほしいなって思っているので、今度、本当に好きなやつも紹介していけたらいいかな、と思った次第です。

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