L.A.スクワッド
ロサンゼルスの大物ギャング・ウィザードの手下として、下部組織の利益回収の仕事をしているデヴィッドとクリーパー。ある日、メキシコ帰りのコネホが組織のシマを荒らし始める。ウィザードと因縁のあるコネホと抗争が始まり、デヴィッドはある決断を迫られることになるのだった。ギャングの悲哀を描いた話としてそれなりにまとまっているが、別に面白くはない残念作品。ネタバレあり。
―2020制作 米 96分―
解説とあらすじ・スタッフとキャスト
解説:『スーサイド・スクワッド』のデヴィッド・エアー監督によるハードアクション。ギャングの売上を徴収するデビッド。ある日、彼と敵対するコネホがメキシコから戻り、両者の間で抗争が勃発。家族の命まで狙われたデビッドは、銃を手に戦いへ向かう。(KINENOTE)
あらすじ:カリフォルニア州ロサンゼルス。デヴィッドとクリーパーは大物ギャング、ウィザードの下で働いており、傘下のギャングたちから利益の一部を徴収する仕事を任されていた。そんなある日、ウィザードの因縁の相手、コネホがロサンゼルスに舞い戻ってきた。当然、両者の間で大規模な抗争が勃発することになり、デヴィッドの家族までもが巻き込まれてしまった。愛する家族を守るべく、デヴィッドは抗争の最前線に飛び込んでいくのだった。(Amazon)
監督・脚本:デヴィッド・エアー
出演:ボビー・ソト/シャイア・ラブーフ
ネタバレ感想
U-nextで見つけて鑑賞。主人公デヴィッドは、ウィザード率いる組織の構成員で、ルイスおじさんの部下として傘下の組織から“税金”と称するアガリの回収係をしていた。相棒の、シャイアラブーフ演じるクリーパーは無慈悲かつ狂犬的な野郎で、常にイキっている感じ。
前半はこいつらの日常の仕事が描かれ、彼らが組織の中でどういう働きをしているのかを描写する。デヴィッドには親父がいるらしいが姿は出てこない。でも、なんとなく想像すれば、親父はウィザードだってのはわかっちゃうわな。
ともかく、デヴィッドは家族を守るためにヤクザ稼業に邁進してるんだが、ウィザードと因縁のあるコネホが登場することで、物語がようやく転がり始める。こいつがデヴィッドたちの傘下のギャングを力で支配し始めたため、ルイスおじさんが抹殺しにかかるんだが、次のシーンでデヴィッドの前に姿を現したルイスおじさんは生首になっちゃってるのだ(笑)。
どうしようかと悩むデヴィッドであるが、クリーパーの説得で、コネホの組織とドンパチすることを決意ーーしたんだが、先に襲撃を受けてしまい、仲間は全員死亡。さらにコネホ一味にさらわれたクリーパーは拷問にかけられてお陀仏。弱っ。クリーパー弱すぎ(笑)。
あんだけイキり散らかしてたんだから、もっと重要な役割果たしてくれるのかと思ったら、ぜんぜん使えねぇんだよ、こいつ。デヴィッドも相棒が死んじまったのに大して悲しむ暇もなく奥さんを殺されちゃって、彼の存在ってなんなんだった状態。
んでまぁ、仲間がいなくなっちゃったデヴィッドは金をもって家族と逃亡を図るんだが、先述のように奥さんは殺されちゃったうえに、子どもをコネホの組織に拉致されてしまうのだ。どんだけ間抜けなんだよ。
ここへ来てようやく、腹をくくったデヴィッドは、近所で仲良くしている黒人ギャングの力を借りて、コネホの組織の壊滅に成功するのであった。
この黒人ギャングのボスがけっこういい奴で、デヴィッドもそれなりに他人に対して情がある人間だったので友好的な関係。とはいえ、あんな簡単に命を懸けて助っ人に入ってくれるなんて、ギャングとは思えない好漢ぶり。しかもかなりの活躍してるし、だったらなおさらクリーパーにこういう役を与えてやればよかったのにと思わなくもない。もしくはやっぱり、クリーパー必要ないだろという(笑)。
で、ラスト。復讐を果たしたデヴィッドが電話した相手はウィザード。で、やっぱりこいつが親父だったことが判明。親父は彼に試練を与え、それを乗り越えた彼に、組織の後継者になることを認めてやるのである。
そんな立場望んでないデヴィッドは、なんなんそれぇ…。みたいな表情をして劇終。それを言いたいのは鑑賞してたこっちのほうだよ! と言いたいんだが、本当に何だったんだ、これ?
コネホ登場後にウィザードの影がまったくチラついてこないので不自然だなぁと思ってたらこの結末。ギャングの悲哀はそこはかとなく感じさせるものの、たいして面白味はない、なんとも残念作品であった。
コメント
馬鹿なの?
全然話を読めてないよね。
クリーパーや主人公の特徴や貢献や
頭脳も見抜けず、弱 w馬鹿wで終わり。
ギャングすらも分かってないで
ヤンキー漫画でも読んでる感覚。
ラストの意味すら理解ゼロ。
漫画脳内全開感覚でブログ書き殴り
で、残念だの退屈だので批評。
やれやれだ