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映画 さらば愛しきアウトロー ネタバレ感想 実話を基にした犯罪者の話

さらば愛しきアウトロー
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さらば愛しきアウトロー

―2019年公開 米 93分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:名優ロバート・レッドフォードが、実在した伝説の銀行強盗を演じる俳優引退作。80年代アメリカ。紳士的な犯行スタイルで強盗と脱獄を繰り返したフォレスト・タッカー。ジョン・ハント刑事が彼を追うなか、フォレストは仲間と共に金塊を狙った大仕事を計画する。共演は「歌え!ロレッタ 愛のために」のシシー・スペイセク、「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のケイシー・アフレック、「リーサル・ウェポン」シリーズのダニー・グローヴァー、「Dr.パルナサスの鏡」のトム・ウェイツ。監督は「A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー」のデヴィッド・ロウリー。(KINENOTE)

あらすじ:1980年代、アメリカ。ポケットに入れた拳銃をチラリと見せるだけで、微笑みながら誰ひとり傷つけず、目的を遂げる74歳の銀行強盗フォレスト・タッカー(ロバート・レッドフォード)。被害者のはずの銀行の窓口係や支店長は彼のことを「紳士だった」「礼儀正しかった」と口々に誉めそやす。一度も人を傷つけず、2年間で93件もの銀行強盗を成功させたフォレスト。事件を担当するジョン・ハント刑事(ケイシー・アフレック)も、追いかければ追いかけるほど、彼の生き方に魅了されていくのだった。そして、フォレストが堅気ではないと感じながらも、心を奪われてしまった恋人も……。そんななか、フォレストは仲間のテディ(ダニー・グローヴァー)とウォラー(トム・ウェイツ)と共に、金塊を狙った大仕事を計画、まんまと成功させる。しかし、“黄昏ギャング”と大々的に報道されたために、予想もしなかった危機にさらされてゆく……。(KINENOTE)

監督・脚本:デヴィッド・ロウリー
原作:デイヴィッド・グラン:(『THE OLD MAN AND THE GUN: And Other Tales of True Crime』)
出演:ロバート・レッドフォード/シシー・スペイセク/ケイシー・アフレック/ダニー・グローヴァー

ネタバレ感想

いまいち。強盗中毒のおっさんを綺麗に描きすぎてるような。紳士だろうがなんだろうが、やってることは犯罪で、愛する人がいてもやめられなくて、結局はムショにぶちこまれて臭い飯食い続けることになる。

本人は脱獄する自信があるみたいだから、それで満足だろうけども、関わる人にとってはたまったもんじゃないわな。  あと、なんで仲間の密告にあったのかも何の説明もないのが気に食わん。唐突過ぎる。

シシースペイセクがおばあちゃんになってたが、思ったより美人でおどろいた。レッドフォードはこれで引退するみたいなんだが、本人はこの作品で満足なんかね。

あと、おっさんの女の落とし方がすごいんだけとも、そこが余計にいけ好かない(笑)。 村上春樹の小説の登場人物かよ。

これって、実話をもとにした作品らしい。主人公に関わる人間はみんな彼の生き方に魅了されていくわけだけど、どうしてなんだろうか。肉体的に人を傷つけなかったとしても犯罪は犯罪だし、捕まっては脱獄を繰り返している男を美化し過ぎちゃっているのようにも感じる。

俺はこのオッサンになんの愛しさも感じなかったし、単にてめぇ勝手に生きて家族や他人を不幸にしているだけの奴にしか見えなかった。

ロバートレッドフォードは『スティング』が一番よかったな。

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