お嬢さん(2016)
これはよくわからん。この映画に良さがあるとするなら、その良さを俺はさっぱり理解できなかったようだ。つまり、個人的には観た時間を損したと思う映画でした。ネタバレなし。
―2017年 韓 145分―
解説とあらすじ
解説:サラ・ウォーターズの小説『荊の城』を原作に「オールド・ボーイ」のパク・チャヌク監督が映画化。1939年の朝鮮半島。支配的な叔父と豪邸で暮らす華族令嬢・秀子のもとへ、新しいメイドのスッキがやって来る。彼女は秀子の莫大な財産を狙う詐欺師の手先だった。出演は「泣く男」のキム・ミニ、「暗殺」のハ・ジョンウ、「チャンス商会 初恋を探して」のチョ・ジヌン。美術は「グエムル 漢江の怪物」「母なる証明」のリュ・ソンヒ。(KINENOTE)
あらすじ:1939年、日本統治下の朝鮮半島。世間とは隔絶した辺鄙な土地に建ち、膨大な蔵書に囲まれた豪邸から一歩も出ずに支配的な叔父(チョ・ジヌン)と暮らす華族令嬢・秀子(キム・ミニ)。ある日、秀子のもとへ新しいメイドの珠子こと孤児の少女スッキ(キム・テリ)がやって来る。実はスラム街で詐欺グループに育てられたスッキは、秀子の莫大な財産を狙う“伯爵”と呼ばれる詐欺師((ハ・ジョンウ)の手先だった。伯爵はスッキの力を借りて秀子を誘惑し、日本で結婚した後、彼女を精神病院に入れて財産を奪うという計画を企てていたのだ。計画は順調に進むが、スッキは美しく孤独な秀子に惹かれ、秀子も献身的なスッキに心を開き、二人は身も心も愛し合うようになってゆく……。(KINENOTE)
予告・スタッフとキャスト
(PHANTOM FILM)
監督:パク・チャヌク
出演:キム・ミニ/キム・テリ/ハ・ジョンウ/チョ・ジヌン
ラストまでよくわからなかったです
女性同士の愛情を描いている映画なんだろうか。ようわからん。ところどころエロスなシーンがあるし、女優さんが体を張った演技をしているんだなぁと思わせる。でも、それによって何を表現しているのか、さっぱりわからんかった。
上月とかいうド変態がド変態らしい趣味を持っていることはわかった。わかったが、だからなんだと言われると、なんだかようわからん。
日本語話させたいなら、日本人使えばいいのに
さっぱり意味がわからん。そして長すぎるので眠くなった(笑)。日韓併合期の韓国が舞台であり、日本もちょっと出てきているようだ。登場人物が日本語のセリフを話すのは別にいいんだが、何言っているのかよくわからんのでわざわざ日本語で喋らせなくてもよかったのではないか。
ハ・ジョンウの日本語が一番何を言っているのか聞き取れなかった。彼は韓国人なので、流暢に日本語を使えなくても仕方ない。でも、全員韓国人の役者を使って日本人も出てくる作品をつくるなら、全てのセリフを韓国語にすればよかったような気もするんだが。リアリティ出したいなら、日本人の役者を選ぶとか。それじゃダメなんでしょうか。
役者の良さって何で決まるんだろうか
俺は日本語しかできないので、外国語の映画は字幕を見て内容を把握している。だから、訳者の訳から物語を判断せざるを得ないし、外人の演技ってセリフ回しを見ても上手いとか下手とかを判断できない。そう考えると恐らく、日本人以外の役者の演技は、その存在感とかで良し悪しを見ているんだろうねぇ。
とか全然関係ない話をしているのは、この映画から感じるものが何もなかったからである。同時期に上映されてた『アシュラ』と『哭声/コクソン』と比べると、ともかく眠たい映画でした。
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