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映画 バレットヒート消えた銃弾 ネタバレ感想 ニコラスツェー&ラウチンワン

バレットヒート消えた銃弾
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バレット・ヒート 消えた銃弾

兵器工場で起きる連続殺人事件の犯人を追う、ニコラスツェーとラウチンワンが共演したサスペンスアクション。二人の共演が面白い、まぁまぁな作品です。ネタバレあり。

―2012年製作 香 107分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:巨大兵器工場で起こる連続殺人事件と、その謎を追う二人の刑事を描くサスペンスアクション。監督・脚本は、「カルマ」のロー・チーリョン。製作総指揮は、「トリプルタップ」監督のイー・トンシン。出演は、「密告・者」のニコラス・ツェー、「奪命金」のラウ・チンワン。第32回香港電影金像奨主要12部門ノミネート。(KINENOTE)

あらすじ:雨降る夜、1000人を超える工員を抱える郊外の兵器工場で、銃弾を盗んだと非難された1人の女子工員が無実を訴えていた。しかし彼女は、丁工場長(リウ・カイチー)の仕掛けた罠により自殺する。半年後、その兵器工場で奇妙な連続殺人事件が発生し、刑事の東路(ラウ・チンワン)が派遣される。被害者はいずれも射殺されているが、銃弾が発見されなかった。そのため、“呪いの銃弾で殺された”という噂が囁かれ始める。東路とパートナーの郭追(ニコラス・ツェー)は真相を突き止めようとするが、さらに多くの工員たちが、同様に“銃弾のない銃”で殺されていく……。(KINENOTE)

監督・脚本:ロー・チーリョン
出演:ニコラス・ツェー/ラウ・チンワン/ヤン・ミー/リウ・カイチー

ネタバレ感想

全然存在を知らなかった2012年作品をレンタルで鑑賞。最近は純粋な香港映画ってほとんど観られなくなった印象。その中で、昨年のドニーイェン先生とニコラスツェーが共演した『レイジングファイア』は最高に良かったなぁ。

で、本作はそのニコツェがあのラウチンワンと共演した作品。ラウチンワンって最近見かけないけど、どうしてるんだろうか。ほかにもフランシス・ンとかラムカートンとかアンソニーウォンとかね。

まぁその辺はおいといて、ニコツェとラウチンワンが一緒の画面にいる映画って俺は観たことがなかったので、そこは新鮮に観られた。

舞台は現代ではなく、ちょっと昔、もしくは架空の世界なのかともかくそんな世界観で繰り広げられるサスペンス。従業員を酷使しながら稼働している悪徳兵器工場で起きる連続殺人事件を警察に勤めるラウチンワンとニコツェが捜査するのが物語の軸。

ラウチンワンは科学的な捜査能力がある人。ニコツェは銃の腕前とこれまでの経験と勘で捜査を進める人で、どちらも有能。その二人がこの事件で初めて邂逅し、コンビを組んで犯人を追い詰めていくというもの。

何となく黒幕の予想がつくなぁってな展開ではあるものの、その黒幕の背後に違う黒幕がいてーーみたいに物語は進んでいく。

で、最終的に事件が解決したと思ったらなんと、正義の心に燃えたニコツェも、その黒幕の一人であったというのが物語のオチ。終盤まではニコツェとチンワンのバディ感がよかったのだが、しかし伏線的に何か裏がありそうだと匂わせておいて、最後のこの展開。

正義の人であるニコツェが、その正義のために悪事を働いていたが、人間はみんな本来は善良なのだーーってのがいいたいがためなラストの展開なんだろうけど、途中までがそれなりに楽しめただけに、ラストがちょっと不満が残る感じだったなぁ。

であるから、繰り返しになるけども、個人的には二人の共演が見れたのが良かったところかな。ちなみに、ラウチンワンが被害者が殺された状況を模して自分が体験してみるシーンがあったけど、あれって『MAD探偵 7人の容疑者 神探』で狂人の探偵を演じてたときも同じようなことやってたよね(笑)。

映画 レイジングファイア ネタバレ感想 ドニーイェンVSニコラスツェー
ドニーイェンVSニコラスツェー。犯罪組織の撲滅に奮闘するチョン警部(ドニーイェン)の前に、捜査を邪魔するものの姿。そこには過去に彼の部下だった優秀な刑事、ンゴウ(ニコラスツェー)の影が。ラストのド派手な銃撃戦とアクションが見ものの、ベニーチャン監督の遺作。ネタバレ。
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多重人格ものを扱った中では、けっこう異色な内容である。なぜかというに、真相究明に活躍する人物がイカレちゃってるから(笑)。しかも、多重人格者の描写の仕方が非常に斬新。細部に突っ込みどころはあるものの、さすがジョニー・トー監督が共同監督の片割れを務めているだけはある。ネタバレあり。 ―2011年公開 香 89分―

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