スポンサーリンク

映画 ティアーズオブザサン ネタバレ感想

映画 ティアーズオブザサン
スポンサーリンク

ティアーズ・オブ・ザ・サン

―2003年公開 米 118分―

スポンサーリンク

解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:ブルース・ウィリス&モニカ・ベルッチ共演の、戦火を舞台にしたヒューマン・ドラマ。監督は「トレーニング・デイ」のアントワン・フークワ。(KINENOTE)

あらすじ:アメリカ海軍特殊部隊シールのA.K.ウォーターズ大尉(ブルース・ウィリス)にとって、人生とは軍隊のことであり、ミッションの遂行こそが、生きる目的のすべてであった。過去23年間にわたる軍人としての輝かしいキャリア。そのほとんどが、記録に残ることのない極秘作戦。いまや彼は7人の戦術スペシャリストを率い、任務遂行率100パーセントを誇る精鋭部隊の隊長として、司令官の絶対的な信頼を得ていた。ウォーターズに与えられた新たな任務は、「内戦下のナイジェリアから、アメリカ国籍の女医リーナ・ケンドリックを救出せよ」。クーデターによって大統領一家を殺した反乱軍は、暴虐の限りを尽くし、生命の危機にさらされた外国人は次々に国外脱出していた。だが、国際的な医療奉仕団のスタッフとして内戦の犠牲者の治療にあたるリーナ(モニカ・ベルッチ)は、いまなお辺境の村の教会にとどまっていた。そこに反乱軍が進軍しているとの情報が入ったのだ。ウォーターズと7人の部下は、その教会に到着する。あとは彼女を連れて12キロ先にある軍用ヘリとの合流地点に移動するだけ。だが、思わぬトラブルが発生した。リーナが、患者を置いてひとり逃げることを拒否したのである。難民の救助は内政干渉にあたり、重大な命令違反となる。だが、リーナの燃えるような強い意思を秘めた瞳に、ウォーターズに「NO」と言わせない力があった。70名の患者のうち、歩行可能の者だけを連れて、一行は合流地点に向かって歩き出す。しかし、負傷した者を率いて夜のジャングルを進むのは、想像以上の困難を伴なった。しばらくして、反乱軍の気配を察したウォーターズは、リーナを狙う銃口を発見。兵士が引き金を引く寸前に、ウォーターズのナイフが喉を切り裂いた。感謝する彼女に、「重要なのは、任務の遂行だ」と、冷たく答えるのだった。そして、一行はなんとか合流地点にたどり着く。だが、ウォーターズはヘリにリーナだけを力ずくで乗せ、難民を置き去りにして飛び立った。「だましたのね!」激怒するリーナ。やがてヘリは、患者を残してきた教会の上空にさしかかる。そこには、地獄絵図のような光景が広がっていた。神父もシスターも、そして患者たちも、一人残さず虐殺されていた……。眼前に広がるこの地獄は、自分たちが残してきた難民を待ち受ける運命だ。ウォーターズは、23年間の軍隊生活で、初めて命令違反を犯す一言を発した。「ヘリを戻せ……」と。(KINENOTE)

監督:アントワン・フークア
出演:ブルース・ウィリス/モニカ・ベルッチ

ネタバレ感想

この物語の主役である大尉の行為はなかなかに漢気があってかっこいい。むしろ善人面して正論を前面に押し出してくる医者のリーナの言動のほうがイラつく。しかしまぁ、大尉のやっていることは命令違反なので、あの結末以降、軍法会議にかけられちゃってないか心配といえば心配だ(笑)。

というわけで、戦争映画ものとしてはちょっとどうなんだろうというフィクショナルな部分が強めに感じる。でもその虚構の中で描いた大尉の選択にまつわる物語に盛り上がり部分があって、そこがこの映画の面白味なのだ。

だって、命令に従って原住民を見殺しにしてたら、それで映画が終わっちゃうわけだから。この映画の展開とかをリアルな世界と対比してみると、アメリカの傲慢さとかが鼻についちゃう部分もあるんだけど、戦争の嫌さってのはきちんと伝わってくるわけで、ともかく怒りを感じちゃうのは自身の主義主張を誇示するために対立する考えの持ち主と争って殺し合って、そんなことなんてどうだっていい人間たちを巻き込んで殺してしまう集団心理に捕らわれた人間たちの存在である。

てなことで、なかなか面白い戦争映画であり、モニカベルッチは美人だし、最後のカメルーン国境への撤退戦はハラハラ展開が楽しめる。救援の戦闘機を待ちわびているのに、たどり着きそうでやってこないあの焦らし演出はイライラするが、だからこそ、やってきた際の攻撃にはカタルシスがあるわけだ。

映画 ホースソルジャー ネタバレ感想 史実を基にした戦争アクション
実話を基にした物語らしい。9.11テロ以降、アルカイダとタリバン勢力をぶちのめすべく始まったアフガニスタンの紛争に参加した米国特殊部隊の活躍を描いている。アクション作品としてはなかなかの迫力で、楽しめる。
映画 ローンサバイバー ネタバレ感想 タリバンVSネイビーシールズ
映画 ローンサバイバー ネタバレ感想 タリバンVSネイビーシールズ 銃撃シーンにも迫力があるし緊迫感もあるので、戦争映画として楽しめる。そして、泣けてくるのがラトレルを助けてくれる現地の人だ。
映画 15ミニッツウォー ネタバレ感想 実話を基にした人質救出作戦
この作品は面白いのでお勧めだ。特に戦争アクションが好きな人は楽しめるんではないか。正直、作戦を決行するまでのシーンは普通なんだけども、いざ作戦を始める覚悟を決めてから、人質救出の任務についている5人が、俄然かっこよく見えてくるのである。

コメント

タイトルとURLをコピーしました