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映画 96時間 ネタバレ感想 暴走オヤジのリーアム兄さん

96時間
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96時間

―2009年公開 仏 93分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:96時間というタイムリミットの中、誘拐された娘を奪還する元秘密工作員の姿を描くアクション・スリラー。「トランスポーター」シリーズのリュック・ベッソンが製作・脚本を務め、「アルティメット」のピエール・モレルが監督した。出演は「プルートで朝食を」のリーアム・ニーソン、「X-MEN」シリーズのファムケ・ヤンセン、「ジェイン・オースティンの読書会」のマギー・グレイスなど。(KINENOTE)

あらすじ:アメリカ政府のもとで秘密工作の仕事に携わってきたブライアン・ミルズ(リーアム・ニーソン)は、今は引退してカリフォルニアで孤独な毎日を過ごしている。そんな彼の唯一の願いは、ずっと疎遠だったひとり娘キム(マギー・グレイス)との絆を修復することだった。別れた妻レノーア(ファムケ・ヤンセン)の再婚相手である資産家と一緒に暮らしているキムももう17歳。親友のアマンダとふたりでパリに行きたいというキムの訴えを、ブライアンは一度は頑なに却下するが、娘の喜ぶ姿を見たいという親心から結局許してしまう。だが、ブライアンの不安は最悪の形で現実のものとなった。キムとアマンダが滞在するパリのアパルトマンに、突然謎の一味が乱入。バスルームにいたキムはブライアンと携帯で話している最中で、窓越しにアマンダが拉致される光景を目撃する。ブライアンは彼女を励まし、一味の人数や特徴を聞きだすが、やがて彼女の凄まじい絶叫を聞く。自らの手で娘の奪還を誓ったブライアンは、通話の音声から犯人一味はパリで勢力を拡大しているアルバニア系の人身売買マフィアであることをつきとめる。これまでの事例によると、事件発生から96時間が過ぎると被害者は救出不可能という絶望的なデータがはじき出され、ブライアンはレノーアの夫のプライベート・ジェット機で急遽パリへ飛ぶ。まず犯行現場で見つけたキムの壊れた携帯電話のメモリーをチェックし、一味の手先である青年を特定。さらにパリ警察の刑事から組織の縄張りを聞き出したブライアンは、秘かに売春が行なわれている工事現場へと向かった。キムのデニム・ジャケットを所持していた少女の証言から、拉致グループの隠れ家を割り出すがそこにキムの姿はなく、麻薬中毒で息絶えたアマンダの死体を発見する。焦りを募らせるブライアンはなおも猛然とパリの裏社会の奥深くへと身を投じていくが、キムの救出可能なタイムリミットは刻一刻と迫っていた……。(KINENOTE)

監督:ピエール・モレル
製作:リュック・ベッソン
出演:リーアム・ニーソン/ファムケ・ヤンセン/マギー・グレイス

ネタバレ感想

娘のためなら鬼畜になれる最強親父の暴走映画。リーアム兄さん扮するブライアンが、元CIAの工作員としての知識と経験を駆使しつつ、闇組織に拉致された娘を追って猪突猛進するーーというのが適当なあらすじ。

久しぶりに鑑賞したけど、この頃のファムケヤンセンはまだ美人だね。最近は観てないけど、だいぶ老けているんだろうなぁ。とかそんな話はいいとして、こうやってあらためて鑑賞してみると、ブライアンの娘に対する愛情ってかなり常軌を逸してて、まぁそれが親心ってもんなのかもしらんけど、目的のために手段を選ばらない暴走ぶりには軽くひいちゃうシーンもあった。

例えば、フランス政府の仕事をしている知人宅にズカズカと訪問し、その男の奥さんの腕を銃で撃っちゃうとか。覚悟を見せているにしても、あれはさすがに引くわ。

ともかく、ブライアンは強すぎかつ万能でなんでもできちゃうもんだから、敵なんて全員ごみ屑みたいなもんだ。そう考えると、スティーブンセガール並の存在感をリーアム兄さんが醸しているのである。セガールと異なるのは、リーアム兄さんはアクションのない映画でも存在感が出せるところか。

にしても、あの人身売買組織って酷いね。裏社会の犯罪者の儲け口って結局は金持ちや権力者なんだなってのがよくわかるし、この作品で描かれているような光景は、リアルな世界でもあるんだろうねぇ。嫌だね。

あと、娘の走り方がダサすぎるのは笑いどころです(笑)。あと、お友達のケイティは死んじまったのは気の毒だけど、典型的なバカ女っぷりに笑った。

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もはや邦題の96時間てのは何の意味もなさない内容になっている。今回、前作と少し違うのは、ブライアンが助けるべきお荷物が元妻と娘の2名になっていることと、自分自身の支援者として娘をうまく利用するところ。その辺が、前作のような己の力のみで暴走をしていく展開とは異なる部分で、特に娘との連係プレーが見どころになっている。
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2作目もそうだったけど邦題はすでに意味を成していないし、前作までは海外が舞台だったのに国内の話に終わっているスケールの小ささ。

コメント

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