ソルト
―2010年公開 米 100分―
解説とあらすじ・スタッフとキャスト
解説:何者かの陰謀により二重スパイの容疑をかけられたCIA女性エージェントが、CIAに追われながら真相究明に奔走するサスペンス・アクション。監督は「ボーン・コレクター」のフィリップ・ノイス。出演は、「チェンジリング」のアンジェリーナ・ジョリー、「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」のリーヴ・シュレイバー。(KINENOTE)
あらすじ:アメリカCIA本部で、ロシアからやってきた謎の密告者オルロフが捕えられる。そしてオルロフの告白は、一同に衝撃を与える。それは、大統領を暗殺するために、今日、ロシアからのスパイが送り込まれるというものだった。さらに、そのスパイの名は“ソルト”だと告げられる。そのため、オルロフの尋問を担当していたCIA女性職員イヴリン・ソルト(アンジェリーナ・ジョリー)に嫌疑がかかる。ソルト何者かによる罠であると主張し、夫に会わせるよう懇願するが、同僚であるCIAから追われる身となってしまう。やむを得ず彼女は金髪を黒髪に染め、変装して逃亡する。翌日、ソルトは、アメリカ副大統領の葬儀が行われている会場に姿を現す。厳重な警備が敷かれているその場所で、彼女はあっさりCIAの同僚に捕えられ、警察に連行される。しかし残された者たちは、彼女がスパイなら、なぜ自分たちを撃たなかったのかと違和感を覚える。そんな中、ソルトは連行中のパトカーから脱出し、行方をくらましてしまう。その数日後、ソルトはホワイトハウスの内部に現れる。しかし、彼女は以前とは全く異なる姿をしていた。(KINENOTE)
監督:フィリップ・ノイス
出演:アンジェリーナ・ジョリー/リーヴ・シュレイバー
ネタバレ感想
『ウォンテッド』でアクションしていたアンジェリーナ・ジョリーはセクシーでかっこよかった。ということで今作もそこ目当てで鑑賞してみた。いわゆる2重スパイものみたいな話なので、ちゃんと観てないと頭がこんがらがりそうになるが、なんとか話にはついていけた。
ただ、期待していたアクションについてはそんなに目を引く場面はなかったかなぁ。アンジェリーナジョリー扮するソルトの逃亡劇とか格闘パートでやってることはすごいんだけど、話の筋を追うほうに夢中になっちゃって、あんまり印象に残っていない。
さっきも言ったように、この話はソルトが何者なのかってところが話のポイントになってて、最終的に彼女が何を目指していたのかはわかるんだけども、冒頭でなぜ彼女が北鮮に囚われていたのかとか、クモ学者の旦那に近づいたのは何のためだったのかなどは、俺にはよくわからんかった。
まぁでも、そのクモ学者が自分の人生にとって欠かせない存在だったという内容は悪くないし、だから彼が死んじまうのは気の毒ではある。しかし、だからこそ、ソルトはこれからも自分も所属していたロシアの期間で育ったエージェントたちを抹殺していく決意をラストにしたわけだ。
あと、ソルトの相棒みたいな感じだったCIAの男が黒幕なわけだが、演じている役者がいつも悪者とか嫌な奴とかの役が多い人だったので、何となくオチが読めちゃうのは残念であった(笑)。
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