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映画 リセット 決死のカウントダウン ネタバレ感想

リセット
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リセット 決死のカウントダウン

並行世界に移動できる装置を発明した研究者が、息子を誘拐されて殺されてまう。なんとか息子を殺されずにすまそうと、研究者がジタバタする話。ネタバレあり。

―2018年公開 中 105分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:ジャッキー・チェンが製作を務めたSFアクション。物理研究所の上級研究員でシングルマザーのシアティエンは、ある日、ついに生体組織を110分だけ過去に遡らせる実験に成功。だがそのニュースにより、一人息子ドウドウが誘拐され、重要な研究データを要求される。出演は「見えない目撃者」のヤン・ミー、「愛さずにいられない」のウォレス・フォ、「ブレイド・マスター」のキン・シーチエイ。監督は「ポイントブランク 標的にされた男」のチャン。特集企画『未体験ゾーンの映画たち2018』にて上映。(KINENOTE)

あらすじ:物理研究所の上級研究員でシングルマザーのシアティエン(ヤン・ミー)は、長年、過去に戻るタイムリープ装置の研究に尽力していた。ある日、ついに生体組織を110分だけ過去に遡らせる事に成功。更なる研究のための追加資金も確保するが、そのニュースにより、一人息子ドウドウが誘拐されてしまう。犯人のツイフー(ウォレス・フォ)は、ドウドウの命と引換えに重要な研究データを要求。だが、シアティエンはその指示に従ったにも関わらず、ドウドウの命は奪われてしまう。息子の命を取り戻すため、シアティエンは未完成の装置を使い、決死の覚悟で110分前の過去に遡るのだが……。(KINENOTE)

監督:チャン
製作:ジャッキー・チェン
出演:ヤン・ミー/ウォレス・フォ/キン・シーチエイ/リュウ・チャン/ハマー・チャン

ネタバレ感想

時間移動系の作品が好きなので鑑賞。そんなに評価は高くないので期待しないでいたけど、それなりに楽しめた。中盤くらいまでは並行世界ものにありがちな疑問が気になってダメな映画だなと思って観ていたんだけど、その辺の疑問点にはそれなりの説明をしてくれたところに好感を持った。

ただ、主人公は息子が殺されない世界をつくろうとジタバタするんだが、現実の自分の世界の息子は死んでしまっているわけで、彼女が頑張らなくても、息子が生存し続ける世界もどこかにあるはず。だから頑張り損と言えなくもないというか、余計なお世話なことしているといえばしているのだ。そんなん言ったらこの作品の存在自体が必要ないものになっちゃうから腐しても仕方ないんだけど(笑)。

主人公を演じた女優さんは3通りの自分を演じていて、その辺の違いを演じ分けているのはなかなかすごい。いっぽう、敵役の男にはいろいろ暗い過去があるんだけども、序盤含め、その辺の描写が薄いので、なんだかキャラがよくわからん男だった。しかも、こいつ、けっこうな凄腕と思わせておきながら、主人公にけっこうやられちゃってて、あんまり強くない。というか、主人公はただの研究者なのに、銃が扱えて、息子をさらった一味とかなり戦えちゃえているところは出来すぎだろと思った。

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