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映画 片腕ドラゴン ネタバレ感想 ジミーウォング先生のカンフーアクション 続編の空飛ぶギロチンもおススメ

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片腕ドラゴン

―1972年製作 香 92分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:世界的に流行している香港製空手映画。製作は「燃えよドラゴン」のレイモンド・チョウ、監督は「新座頭市・破れ! 唐人剣」にゲスト出演した俳優のジミー・ウォング(王羽)、撮影はJ・S・モウ、音楽はF・L・ウォング、殺陣はS・W・チェンが各々担当。出演はジミー・ウォング、タン・シン、ティエン・イェー、フェイ・ルン、ライ・シュンなど。(KINENOTE)

あらすじ:効外に煉瓦工場と染色工場を経営しているハン・ツイは、町に武道の道場を持ち、多くの若者たちの武道の訓練と人格の向上につとめ、人々から人格者として尊敬されていた。一方、近くにもう一つ道場があったが、それは、麻薬と売春で儲けているチャオ・ラ・ルー(Y・ティエン)がひらいている道場で、一味はいつも手鉤を武器として持ち歩いていることからフック・ギャングと呼ばれ、町の人々から嫌われていた。チャオは、かねてからハン・ツイの経営している二つの工場に眼をつけ、何とかして手に入れようと狙っていた。ある日、町の料理屋で、チャオの高弟マー・ムー・トン(R・シュン)と、ハン・ツイの愛弟子ユー・チェン・ルン(J・ウォング)が対立し、ハン一門の若者たちとフック一味が町外れの谷で決着をつけることになった。大乱闘の末フック一味は敗走したが、ハン一門にも二人の死者と多くの負傷者が出た。この事件を知ったハン・ツイ先生は、原因はともあれ、血気にはやっての無意味な戦いをいましめ、責任者であるチェン・ルンを処罰した。ハン先生がチャオに詑びにいこうとした矢先に、部下を従えたチャオが道場に乗り込んできて、チェン・ルンの引渡しを要求した。ハンがこれを断わったことから、ふたたび死闘が展開し、最後にハンとチャオの対戦となったが、チャオは傷をうけて引きあげた。チャオは復讐のために、各国から武道の専門家を雇いこんだ。沖縄の空手の達人、二谷太郎(L・フェイ)と高弟二人、韓国の武道の名人チン・チー・ヨン、タイのボクシング選手ツイ兄弟、インドのヨガの先生ムラ・ツン、日本の柔道四段の高橋、さらにチベット戦法の名人の二人のラマ僧。こうした各国各流儀の武道の達人たちの助太刀を得て、ハン・ツイ一門に決戦を挑むことになった。再度、ハンの道場で死闘が開始された。だが、さすがに各国から集められた武道の専門家たちは強かった。門下生たちは次々に殺され、チェン・ルンも二谷の怪力で右腕を肩のつけ根から叩きとられてしまった。ハン一門はほとんど全滅した。片腕を失い、九死に一生を得て逃れたチェン・ルンは、通りかかった父娘に助けられた。娘のシャオ・ユー(T・ツン)の手厚い看護で傷はいえたが、今では左腕一本となっていた。片腕ではフック一味への復讐をとげることは無理だ。そんな彼の苦悩を知ったシャオ・ユーは、かねてから父が研究している秘薬を使うことをすすめた。残された左腕一本を攻防の武器とするためには二本分の強さが必要だ。彼女の父が作った秘薬は、まず手を火で焼いて全神経を殺してから、ふたたび神経の循環を復元するというもので、チェン・ルンはついに鉄よりも堅い左腕をもつことに成功した。それから半年たち、チェン・ルンには自信がついた。シャオ・ユーと町にでたチェン・ルンは、柔道の高橋を血祭りにあげ、チャオに対して三日後、町外れの石切場での決戦を挑んだ。チャオに雇われた武道の専門家たちは勢揃いした。しかし、鉄の片腕を持つチェン・ルンにかなう者はいなかった。(KINENOTE)

監督:ジミー・ウォング
製作:レイモンド・チョウ
出演:ジミー・ウォング

ネタバレ感想

ジミーウォングのポンコツカンフー

ジミーウォング先生のカンフーアクション。ジミー先生は、格闘技の心得がない普通の俳優なので、殺陣はかなりしょぼい。でも、不思議と楽しめるのがこの作品。アマゾンプライムが配信してたので、ものすごく久しぶりに鑑賞できた。

この映画の何が良いって、まずは、上でも触れたように格闘アクションがショボいところ。これがかなり笑えるのである。序盤のお茶屋での戦いとか、打撃に効果音が入ってなくて、ものすごく静か(笑)。しかも、ジミー先生の蹴りやパンチもなんだか子どもの喧嘩みたいな感じなのである。

ところが、後半になるにつれて、ショボいことには変わりないんだけど、このポンコツアクションがそれなりに様になって見えてきて、楽しめてくるのである。

突っ込みどころ満載、外連味ある敵役たち

てなことで、あらすじは引用を読んでもらうとして、今回登場する最強の敵は沖縄空手の使い手である。なぜか牙が生えている(笑)。そして、彼の部下で、同じく沖縄空手の使い手が2名。それと柔道家。さらにはタイからはムエタイ選手が2名。韓国からテコンドー使いが1名。そしてインドからヨガ男。さらには怪しげなラマ僧が2名。こいつらは、ジミー先生の所属する道場と対立しているところの師匠が呼び寄せた手練れたちだ。

この敵役たちが外連味たっぷりで楽しませてくれる。その中で、まず突っ込みたいのがジミー先生たちが敵対することになる道場の師匠だ。こいつ、道場破りしときながらジミーの師匠に負けちゃって、その仕返しのために、カンフー使いではない奴らを呼び寄せているのだ。そいつらを使って、自分が負けた相手のいるカンフー道場をつぶしてやろうと。…君には中国武術に対するプライドはないのか(笑)。

その他の各国から集められた格闘家たち。まず、テコンドー使いは、なぜか足技をほとんど使わない。それじゃあテコンドーじゃないと思うんだけどな。空手使いと柔道家はまぁ、なんとなくそれっぽくはある。ムエタイも、かなり適当な感じだけど、なんとなくそれっぽくは見える。

だが、ヨガ野郎は、そもそも手本になる格闘技がないような気がするので、怪しさ爆発である。逆立ちしながら相手の周りをぐるぐる回って攪乱する先方とか、よく意味がわからんし、終盤のジミー先生との逆立ち合戦は、何の効果があるのかサッパリだ(笑)。ラマ僧はラマ僧で、自分の体を膨らましたりするんだけど、膨らんだから何なのか、これまたよくわからん(笑)。

パワーアップがかなり適当(笑)

ちなみに、最初の戦いで空手使いに敗れたジミー先生は、片腕になってまう。で、拾われた医者の家でさらなるパワーアップを図ることに。それは残った腕を鉄のように鍛えること。そのためには、すべての神経を切らなければならぬのだ! …そんなことしたら手が動かせなくなるはずなのだが、復元できるらしい(笑)。ジミー先生は鋼鉄の腕を手に入れるべく、火鉢の中に手を突っ込む苦行を始める。痛みに悶絶しながらも鍛え続け、ジミー先生の腕は真っ黒に(笑)。その前に焼けただれるはずなんだけども、そうはならない。というか、火鉢に手を突っ込んでも神経は切れないと思うけどな。

続編の『片腕カンフー対空飛ぶギロチン』もおススメ

――とかそういう細かいところはおいておいて、ともかくメチャクチャながらも笑えるし楽しめる作品である。ちなみに、続編の『片腕カンフー対空飛ぶギロチン』では、今作で登場していた怪しいラマ僧の師匠が、弟子のあだ討ちのためにジミーに襲い掛かってくる。しかも怪しい格闘家がたくさん出てくるし、磨きのかかった適当カンフーアクションが超見どころである。

せっかくだから、続編もアマゾンプライムで配信してもらいたい。

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