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映画 マローボーン家の掟 ネタバレ感想 ラストの展開に…

映画 マロ―ボーン家の掟
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マローボーン家の掟

イギリスからアメリカの田舎に移住してきた一家。長男、次男、長女、三男は、母の死に際の遺言に従い世間から隠れた暮らしを始める。しかし、そのような生活は長く続かなくなる。それは、4人の一家にはある秘密があったからだ。その秘密とはいったい何なのか――ネタバレあり。

―2019年公開 西=米 110分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:「ジュラシック・ワールド/炎の王国」のJ・A・バヨナ監督が製作総指揮を務めたスリラー。1960年代末、イギリスからメイン州の古めかしい屋敷に越してきたマローボーン家の4兄妹は、母を病で亡くす。間もなく、殺人鬼の父が祖国から彼らを追ってくる。監督・脚本は、「インポッシブル」脚本のセルヒオ・G・サンチェス。出演は、「はじまりへの旅」のジョージ・マッケイ、「ミスター・ガラス」のアニャ・テイラー=ジョイ、「サスペリア」のミア・ゴス、ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のチャーリー・ヒートン。(KINENOTE)

あらすじ:1960年代末、アメリカ・メイン州。片田舎の古めかしい屋敷にマローボーン家の4兄妹が越してくる。責任感の強い長男ジャック(ジョージ・マッケイ)、家族思いの長女ジェーン(ミア・ゴス)、短気な次男ビリー(チャーリー・ヒートン)、天真爛漫な末っ子サム(マシュー・スタッグ)の4人が祖国イギリスでの悲惨な過去を捨て、新しい人生を踏み出そうとした矢先、母ローズ(ニコラ・ハリソン)が病でこの世を去る。すると間もなく、凶悪殺人鬼の父(トム・フィッシャー)が脱獄し、イギリスから彼らを追ってくる。ジャックは父に敢然と立ち向かう。6ヶ月後。ジャックが父を殺害したことで静かな日常を取り戻していたが、不気味な物音、天井の異様な染み、兄妹以外の気配など、この屋敷は何かがおかしかった。不安げな弟妹たちを案じたジャックは、「成人になるまでは屋敷を離れてはならない」「鏡を覗いてはならない」「屋根裏部屋に近づいてはならない」「血で汚された箱に触れてはならない」「“何か”に見つかったら砦に避難しなくてはならない」という掟を守らせる。親代わりの重圧を担うジャックの心のよりどころは、地元の美しい少女アリー(アニャ・テイラー=ジョイ)だった。アリーの勤める図書館でお互いの想いを確かめ合ったジャックは、そこで弁護士ポーター(カイル・ソラー)から思いがけないことを告げられる。マローボーン家が屋敷を正式に相続するために、ローズの署名と手数料200ドルが必要だった。母が死んだことを隠し、生活資金も残りわずかなジャックは弟妹と相談し、ジェーンが母の筆跡を真似て書類にサインし、父が犯罪で稼いだ“箱”の中の大金に手をつけることに。「血で汚された箱に触れてはならない」という掟に背いた直後から、兄妹は悪夢のような事態に見舞われていく。ジャックがこの屋敷で暮らし始めてから綴った絵日記を見たアリーは、そこに記されていた真実に息を飲む。マローボーン家の屋根裏部屋にうごめく“あいつ”の正体とは……。(KINENOTE)

監督・脚本:セルヒオ・G・サンチェス
出演:ジョージ・マッケイ/ミア・ゴス/チャーリー・ヒートン/マシュー・スタッグ/アニャ・テイラー=ジョイ/二コラ・ハリソン/カイル・ソラー/トム・フィッシャー

ネタバレ感想

評判もいいし結構期待していたんだけど、ホラーなのかミステリーなのか、どっちとも判断がつかぬまま謎めいた展開が続き、しかもその描写にさしてハラハラドキドキさも感じずに何となーく鑑賞しているうちに時間が過ぎていく。

つまり、俺にとっては退屈だったのだ。でまぁ、少しずつ一家の謎が明かされていくうちに、なるほどそういう話だったのかというラストにつながっていく。

ということでさっさとネタバレすると。母の死により世間から隠れて暮らし始めた4人の子どもたちは、突如起こったある事件により、長男のジャック以外は殺人鬼の父親の手によってあの世行きにされていたことが判明する。

序盤のほうでいきなり6か月時間が飛ぶんだが、その時点ではすでに長男以外は死んでいたのである。親父の魔の手から弟と妹たちを守ろうとしていたジャックは、その思いが叶わず罪の意識に苛まれ、自分の中に弟2人と妹の人格をつくりあげ、生活を続けていたのである。

ここがどんでん返しな謎ポイントで、ここに面白味が得られないと、この作品に対する評価は普通のものになってまうだろう。で、俺はそこにさして驚きが感じられなかったので、面白味は得られなかった。もちろんそれは、展開を読めていたからというわけではない。

そういうことか! とは思わされたものの、それだけの感想しか出てこなかったのである。ということを踏まえてまとめるに、この作品は異常な殺人鬼であった父親に翻弄された一家の悲しい物語ということだろう。

生き残ったジャックにとっては不幸そのものという人生ではあるものの、この物語の救いはアリーという女性の存在にある。この女性が非常に人格者であり優しい心の持ち主で、自分が愛するジャックのために、献身的な接し方で彼を支えながら暮らすことを決めたラストは、なかなかに素晴らしいものであった。

もちろんそれ以前に、父親と対決している際に、多重人格であるジャックのことを受け入れるシーンについても彼女の芯の強さとジャックへの愛情を感じられて、そこは良いと思った。

ちなみに、主人公が多重人格者だった的なオチは、2000年代にけっこう流行った記憶が。何本か上げることができるけど、その時点でネタバレになってしまうので、やめておく。下に紹介する記事も、それとは関係のないものです。

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