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映画 インビジブル2 ネタバレ感想 クリスチャンスレーターが透明

インビジブル2
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インビジブル2

軍の実験によって透明人間になった男が、関係者殺しを始めたのでそいつを何とかしようと刑事がジタバタする話。実に適当な物語展開ではあるが、それなりには楽しめる。ネタバレあり。

―2006年 米 91分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:軍が開発した人間を透明化させる薬を投与された人間が、死に至る副作用を抑える緩和剤を投与されなかったことから軍に復讐を開始する、バイオレンス・スリラー第2弾。監督は「エル・コロナド 秘境の神殿」のクラウディオ・ファエ。製作総指揮は前作の監督ポール・バーホーベン。出演は「ザ・コンデンダー」のクリスチャン・スレーター、「サンキュー・ボーイズ」のピーター・ファシネリ、「インプラント」のローラ・レーガン。(KINENOTE)

あらすじ:ライズナー研究所のパーティーで、一人の博士が首を切られて殺される。通報を受け、フランク刑事(ピーター・ファシネリ)とリサ刑事(サラ・ディーキンス)が現場に駆けつける。犯人は大量の血を浴びたはずなのに、誰にも目撃されることなく逃走した。床に残る血染めの足跡は裸足……。異常な現場にライズナー博士(デヴィッド・マキルレース)とビショップ大佐(ウィリアム・マクドナルド)が現れ、フランクとリサに退去を促す。国防総省が直接調べるというのだ。さらに二人は、犯人が次に狙うと見られるマギー博士(ローラ・レーガン)を警護を命令される。その任務中、階段がきしむ音を聞いたリサが、見えない襲撃者に急襲され死亡。フランクとマギーも追いかけられ、必死の思いで警察署に到着。だが、上司はマギーを軍に引き渡すという。真相を掴みたいフランクは、隙を見て彼女を逃がす。躊躇していたマギーは、フランクにすべてを語り始めた。5年前、研究チームが人間の透明化に成功したが、被験者がチームの皆殺しを図ったため、計画は中断。1年後、ライズナーが国防総省の援助で、軍の政敵を排除するための暗殺計画に向け研究を再開。目的は、究極の武器“姿なき戦士”を作ること。自分は、透明化がもたらす、細胞が徐々に損傷して死に至る副作用を抑える緩和剤を作ったという。こうして、特殊部隊のグリフィン(クリスチャン・スレーター)が透明人間にされた直後、研究所を解雇されたと話す。しかし、軍はなぜかグリフィンに緩和剤を投与せず、グリフィンはその事実を知ってしまう。マギーを捕らえたいグリフィンは妹ヘザー(ジェシカ・ハーモン)を誘拐し、ターミナルに一人で来るよう脅迫する。転がる注射器を見つけたフランクは、自らの命をかけた、ある決断をするのだった……。(KINENOTE)

監督:クラウディオ・ファエ
出演:クリスチャン・スレーター/ピーター・ファシネリ/ローラ・リーガン

ネタバレ感想

1作目はポール・バーホーベン が監督してて、透明人間になる変態クソ野郎にケビンベーコン。ヒロインがエリザベスシュー、ヒロインの恋人のジョシュブローリンと、なかなかに豪華なキャスト。

それと比較すると今作はクリスチャンスレーターが出ているとは言え、だいぶ小粒感は否めない。スレーターは一時期有名だったけど、『トゥルーロマンス』以外はパッとしなくて、今となっては影が薄い人になっちまったなぁ。

今作で彼は透明人間役を務めたわけだが、姿をしっかり現すのが中盤とラストくらいであとはほとんど透明(笑)。前作のケビンベーコンもそうだったけど、出番が少ないし、透明だから演技をするシーンもちょっとだけ。こういうときってギャラどうなるんだろうね? 出番少ないからラッキーとか思うんだろうか(笑)。

その辺はどうでもいいとして、大して期待もせずに鑑賞してみたら、まぁそれなりに楽しめたかなっていう感じ。主人公の刑事が、透明人間開発に関わってた女性研究者を守りつつ、相棒を殺した透明人間に復讐を果たすために執念の行動をするっていう物語展開。

ラストはいろいろあって、主人公も透明人間になることで、スレーター透明人間とバトルをすることに。この展開は予想してなかったので、そこらへんが今作の良かったと思うところだ。

とは言えあとはグダグダで、そもそもスレーターは軍の実験体として、国の要人を暗殺する仕事をしてたらしい。だけどいつの間にか、無差別に人を殺し始めるヘンテコマシーンになっちゃったんだとか。なんなんだそれは。どうしてそうなった?

で、このヘンテコマシーン、元軍人とはいえ、ただ透明になれるだけなのにけっこうな怪力だわ、車に轢かれても死なないし、高いところから落とされてもピンピンしてるし、超人かよ。

ついでにヒロインの研究者は透明人間研究が平和の役に立つと思ってたとか抜かしてたが、どこをどう使えば透明になることが平和利用に役立つのか。しかも軍の研究に関わってるわけだから兵器に使われることなんて馬鹿でもわかりそうなもんだぞ。

などなど、文句もいっぱいあるんだけども、もともと評判悪いの知ってて鑑賞したので、当初の予想を上回る程度には楽しめたな。もちろん、誰にもおすすめはしないけど。

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