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映画 キャストアウェイ ネタバレ感想 ラストまで箱は開けない

キャストアウェイ
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キャスト・アウェイ

―2001年公開 米 144分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:無人島に流れ着いた男の試練を描く感動作。監督・製作は「ホワット・ライズ・ビニース」のロバート・ゼメキス。製作・主演は「グリーンマイル」のトム・ハンクス。脚本は「エントラップメント」のウィリアム・ブロイルス・ジュニア。撮影は「ホワット・ライズ・ビニース」のドン・バージェス。音楽は「コンタクト」のアラン・シルヴェストリ。美術は「ホワット・ライズ・ビニース」のリック・カーター。共演は「ペイ・フォワード/可能の王国」のヘレン・ハント、「ネル」のニック・サーシーほか。(KINENOTE)

あらすじ:宅配便フェデックスのシステム・エンジニア、チャック・ノーランド(トム・ハンクス)は、恋人ケリー(ヘレン・ハント)と久しぶりに時間を過ごした後、南米行きの飛行機へ乗り込んだ。しかしその飛行機は、太平洋上で墜落。ふと気がつくと、チャックは無人島に流れ着いていた。近くを通る船はなく、彼はたった一人で、さまざまな工夫を凝らし、無人島で生活する術を身につけていく。友達はバレーボールのウィルソンだけだった。それから4年。原人のような姿になった彼は、ついにいかだを作って島を脱出する。荒れ狂う波でいかだは半壊になってしまうが、危機一髪で近くを通りかかった大型船に救出された。それから4週間後、彼は地元のメンフィスへ帰る。しかしケリーは、歯科医のジェリー(クリス・ノス)と結婚して、子供まで作っていた。チャックとケリーはまだお互いに愛し合いながらも、それぞれの道を歩むことを決意するのだった。(KINENOTE)

監督:ロバート・ゼメキス
出演:トム・ハンクス/ヘレン・ハント

ネタバレ感想

適当なあらすじ

宅配便会社のフェデックスで働くモーレツ社員(古い)が、南米行きの自社便飛行機に乗ってたら海に墜落しちゃって、無人島でサバイバルすることになる話。

分刻みで動く宅配便事業の世界で手腕を発揮するチャックは、世界各国のフェデックスの集配所みたいなとこに出かけては、現地のスタッフにいかに荷物を効率的かつ素早く発送するかの指導などをしているらしい。しかも、イキイキとキビキビと働く様からして、仕事が好きなようだ。

であるから、恋人のケリーとの生活よりも、そっちを優先している感じ。とは言えケリーと仲が悪いわけではなく、将来の話などもしているようだ。しかし彼は、急ぎの仕事が入ったために、南米行きの飛行機に乗ることに。そしたらそれが、嵐によって海に墜落しちゃうのだ。

何とか命を落とさずに墜落した飛行機から脱出したチャックだが、そこは嵐によって荒れまくった海の上。その大波にさらされ続けていたら、彼は誰も住む者のいない無人島に流れ着いていた。彼の身の回りにある備品は救命ボートと、飛行機に積まれていたいくつかの荷物のみ。果たして彼は、この無人島から脱出できるのかーーというのが適当なあらすじ。

サバイバル術は身につけたほうがいい

なかなかの生命力を持った男の話。俺だったら生き残れないだろうなと思っちゃう。しかし、こういうサバイバル系の作品を鑑賞すると、火ぐらい起こせるようになったほうがいいとか、ともかくサバイブ術を身につけておくべきだなぁといつも思うのに、思うだけで終わっちゃうのである(笑)。しかしまぁ、天災ってのはいつ降りかかってくるかわからんのであるから、やっぱり何とかしなければならぬなぁ。

とかそんな話はどうでもよく、ともかく自殺も考えたようだが、彼の生きる力はかなりのもので、そのために起こす行動には勇気があり、あれだけの苦労を4年もして、しかもほとんど望みのないと思われるような島からの脱出劇を試みる。しかも、脱出したって外は広大な大海原。遭難救助される確率なんてほとんどなさそうなのに、一縷の望みに託しちゃうところがスゴイ。それを演じるのがトムハンクスってことで、非常に好感度の高い人物に感じた。

恋人酷い…

しかも、せっかく生きて帰還してみたら、覚悟はしていたものの、ケリーは他の奴と結婚しちゃってたのである。しかもその相手が、歯医者だったという。自分が通うのが嫌いだった、歯医者と結婚しちゃってるのだ。

ということで、ケリーとは再会して愛を確かめ合うことはできたものの、彼女は人妻であるからどうにもできぬ。ケリーは「あなたは生きていると信じてた!」とか言うんなら、なんでどうでもいい男と結婚しているのか。曰く、「まわりに説得されたから」だと。アホか。その程度で揺らいじゃう、チャックが生きてるのを信じている度ってどのくらいのもんなんだよ。腹立つわぁ。あの言が嘘だろうと何だろうと、彼女のほうに不誠実さを感じちゃう。とは言え、無理もないわなぁ。逆の立場だったら俺もそうしちゃうかも…。

荷物を届けることがモチベーションな社畜

ともかく、チャックは賞賛すべき男であるので、自分を押し殺して身を引くのだ。ラストはもしかたしたら新たな恋の予感かしらん、なんて思わせる希望のなくもない終わり方だったが、チャックはあのあと、どうしたんだろうか。

それにしても、自分の任務として1個だけ漂着した自社便の荷物を残して、それをきちんと顧客へ渡すことを希望に、あの環境で生き抜くってやっぱすごいな。どれだけ仕事人間の社畜なんだよ、という邪推は彼に対してはあまりしたくないもんだ(笑)。

荷物の中身は明かされないが、彼にとっては、中身など問題ではない。あれを自分の手で届けることが、生き抜くためのモチベーションの一つだったから。

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