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映画 ランズエンド 闇の孤島 ポールベタニー主演ラストが切ないけど間抜けな作品

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ランズエンド 闇の孤島

ちゃんと捜査を進めずに強引なことしちゃったをした刑事2人が、自らの過失を隠蔽するためにジタバタする話。ラストはまぁ切ないけど、なんだかねぇ…。ネタバレあり。

―2012年製作 英 92分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:『007/スカイフォール』のサム・メンデスが贈るサスペンスミステリー。ジョーとクリシーの兄弟は、元刑事の父と同じ道を歩もうとするあまり恐ろしい犯罪を犯してしまう。同僚に発覚するのを恐れるふたりは、罪の意識とパラノイアに苛まれていき…。【スタッフ&キャスト】製作総指揮:サム・メンデス 監督:ニック・マーフィ 脚本:ビル・ギャラガー 製作:ピッパ・ハリス 出演:ポール・ベタニー/スティーヴン・グレアム/ブライアン・コックス/マーク・ストロング(KINENOTE)

あらすじ:ランカシャーの刑事 ジョー(ポール・ベタニー)とクリシー(スティーヴン・グレアム)の兄弟は、元刑事だった父(ブライアン・コックス)と同じ道を歩もうとするあまり、ある恐ろしい犯罪を犯してしまう。同僚ロバート(マーク・ストロング)に発覚するのを恐れる二人は、罪の意識とパラノイアに苛まされていく。(amazon)

監督:ニック・マーフィ
出演:ポール・ベタニー/スティーヴン・グレアム/ブライアン・コックス/マーク・ストロング

ネタバレ感想

強引な刑事たち

なかなか深刻なお話であるが、兄弟刑事の2人がトンマすぎるし、絆の深さをさほど感じられない作品であった。

この刑事兄弟は、今はボケ老人になってしまったが、元は刑事だった親父から、自分がどのような捜査方法で事件を解決してきたのか、嫌と言うほど聞かされてきた。で、そのボケ親父の捜査手法とは、容疑者を「時には強引な手段で締め上げる」ことだ。

刑事兄弟とその同僚たちは、飲みの世界で散々その話をボケ親父から聞かされていて、「ハイハイ。今は時代違うからそんなことできねーし、ボケが(俺の想像)」てな感じでうまいことボケ親父の話を聞き流している(ように俺には見えた)。しかし実は、刑事兄弟のうちの兄貴、ジョーはまんざらでもなく思っていたのである(たぶん)。

なので、性犯罪歴のある前科者でありながらキリスト教への信仰に目覚め、少女殺しに対して無実を訴えるビューリーが気に入らないのである。奴の態度を含めて、全てが気に入らないのである。で、ジョーは冷静さを失って、弟のクリシーにも協力させて、自白を強要しようとする。

フォーリアル

んで、ビューリーに自白させたはいいけども(本当は死にたくないから嘘ついただけ)、彼が「少女を愛していた。フォーリアル(本当に)…」てな感じに余計なことを口走ったことにブチ切れたジョーは、やめておけばいいのに、ビューリーをシャベルでぶんなぐってまうのである。クリシーが何とか止血しようと頑張ったが、顔面から血を流してビューリーは死んだ。

何でジョーが「フォーリアル」でブチ切れたかというと、殺された少女の体に、その文字が刻まれていたからだ。で、この「フォーリアル」ってのが物語でのキーワードになってくるんだけども、なんだかよくわからんことがある。

実はクリシーの言により、ビューリーの「フォーリアル」の言葉には、ある意味があったことが中盤あたりで判明する。クリシーは「あの時は兄貴に言えなかった」と告白し、ジョーにその内容を耳打ちすると、ジョーはそれ聞いて打ちひしがれる(確か)んだけど、けっきょくそのときに何と言ったのか、作品内では描かれないのだ。何で?? たぶん、「本当に愛してた」ってことをクリシーには告げたんだと思うのだが。

というのはいいとして、いずれにしても、犯人だと思って無理やり自白させ、挙句には過失とは言え殺害してしまった刑事兄弟が、それを隠蔽しようとジタバタしているうちに、真犯人が現れ、関係ない人間を殺した罪の意識に苛まれておかしくなってきて、しかも家庭もおかしくなってきて、何もかもどうしようもなくなっていく話であった。

ちゃんと捜査を進めておけば…

冒頭に書いたように、内容はなかなか深刻だが、兄弟の絆はあまり感じないし、二人がボンクラすぎて、救いのあまりないラストに対しても、さほど同情心は湧いてこなかった。一番ボンクラなのは、世間の目による焦りや、自分の感情的な部分やなどがあったとはいえ、犯人をあげるのを急ぎすぎたことにある。そのボンクラなのは主にジョーだけども、兄貴の暴走を止められないクリシーもかなりの無能である。最終的にとばっちりを受けることになることにも、同情の余地はない。

これ、ちゃんと捜査していれば、真犯人にたどりついたはずでしょ。そもそも、ビューリーの無罪の証拠になるのが、防犯カメラの映像ですよ。そんなもの、最初の逮捕前に調べて確認しておけよ。どんだけ阿保なんだよ、この警察どもは。

ラストは切ないけど…

んで、ラストは親父が息子の罪を被ってやろうという。何で都合よくボケたり正気に戻ったりできるんだこのジジぃは。そもそもおまんが正気の頃に強引な捜査手法を息子たちに教えてた罪滅ぼしのつもりなのか、最後だけ罪を被ろうとする部分に息子のジョーは感動しながらも、そんなわけにはいかないと自白するわけだけども、何で息子に対しても締め上げ手法使わないんだよ。引退するまでさんざん、容疑者にはひどい扱いしてたんだろ。自分の息子だけ情に訴えた落とし方なんて、ずるいだろ。

てなことで、ジョーを演じたポールベタニーほか、役者人たちはそれなりに個性を感じてよかったんだけど、全然面白くなかったな。

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