アクアスラッシュ
―2019年製作 加 72分―
解説とあらすじ・スタッフとキャスト
解説:大型ウォータースライダーで巻き起こる惨劇を描いたサスペンスホラー。卒業前の最後の週末を過ごすため、あるキャンプ地を訪れた高校生たち。過去に忌まわしい事件が起きたその場所には、どこか不気味な雰囲気が漂っていた。(KINENOTE)
あらすじ:卒業前の最後の週末を仲間と過ごすため、あるキャンプ地を訪れた高校生たち。過去に忌まわしい事件の起きたこの公園は、 管理・経営する夫婦にもどこか訳ありの雰囲気が漂う。そんな大人の思惑をよそに恋と水着と乱痴気と、解放感にひたってはしゃぐ生徒たち。 賞金のかかったスライダータイムレースを前にして最高潮に達した興奮もつかの間、歓声は悲鳴に変わり、血の海と化すプール。 阿鼻叫喚の地獄ショーが、幕をあける・・・。(KINENOTE)
監督:レナウド・ゴルティエ
出演:ニコラス・フォンテーヌ/ブリタニー・ドリスデル/マドリーヌ・ハーヴェイ/ポール・ジンノ
ネタバレ感想
やっべぇ、ナニこれ。超楽しい(笑)。ジャケットのような惨劇は一応、本当に起きる。ウォータースライダーに刃物を仕込んで人を殺すとか、何でそんな手の込んだことするんだよとか、開園前に普通はプールの管理者が試しに滑るから、あんなぶっつけ本番の殺しできるわけないだろとか、もちろんツッコミどころは満載だ。
だが、そんなもんはどうでもいいのである。この作品はけっこういろいろな人物が登場して、親子関係やら不倫関係やら、くだらない恋愛沙汰やら、登場人物たちが相互にギスギスした関係にあって、それらが、一応は丁寧に説明されてて、それに物語の半分かそれ以上の時間を割いている。
で、肝心のウォータースライダー殺人地獄は、かなり後半になってから起こるんだけども、これだけ引っ張られると、「いよいよですか、待ってました!」とワクワクしてくるんであって、その策略に俺はまんまとハマった感はある(笑)。
阿鼻叫喚の滑り台殺人が始まってからは、なかなか血みどろのグロ描写で、かなりの尺があるので、そこが一応この作品の見どころであり、とうぜん、他にはない(笑)。
ともかく、最後の犯人の動機とかもう忘れたし、それぞれの人物の人間関係なんてどうでもいいし、ただ、唯一トミーってやつは気の毒だなと思ったが、あのウォータースライダー地獄だけで十分であって、あのシーンが楽しめなかった人にとっては超絶駄作だろうな(笑)。もちろん、俺も2回目の鑑賞をする気はない。
コメント