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映画『華麗なるリベンジ』ネタバレ感想 華麗というよりは地道

華麗なるリベンジ
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華麗なるリベンジ

元検事が詐欺師とタッグを組んで自分をはめてムショ送りにしやがった政治家を出し抜く話。ファン・ジョンミン主演てことで鑑賞してみた。あと、『新しき世界』のパク・ソンウンも出ている。ネタバレ少しあり

―2016年 韓 126分―

解説:検事と詐欺師がタッグを組み、巨大な権力に立ち向かうさまを映し出すバディムービー。身に覚えのない殺人容疑で逮捕された検事ジェウク。刑務所で出会った詐欺師チウォンが事件の鍵を握っていることに気付いた彼は、出所の約束と引き換えに協力を持ちかける。出演は「ベテラン」のファン・ジョンミン、「世界で一番いとしい君へ」のカン・ドンウォン、「さまよう刃」のイ・ソンミン、「鬼はさまよう」のパク・ソンウン。(KINENOTE)

あらすじ:ある日、乱闘によって逮捕された若い男が尋問中に謎の死を遂げる事件が発生。担当検事ピョン・ジェウク(ファン・ジョンミン)は身に覚えのない殺人容疑で逮捕され、服役することになってしまう。自らの濡れ衣を晴らすため、刑務所内で検事の知識をフル活用してのし上がり、再審請求を試みるが何者かに圧力をかけられ失敗。そんな中、所内で前科9犯のイケメン詐欺師ハン・チウォン(カン・ドンウォン)と偶然出会い、ジェウクは彼が事件の鍵を握っていることに気付く。チウォンの言動から形勢逆転のアイデアを得たジェウクは「自分に協力すれば出所させてやる」と打診し二人は同盟関係を結ぶ。やがて、ジェウクが塀の中から指示を出し、チウォンが塀の外でミッションを遂行するという前代未聞のリベンジ作戦が始まった……。(KINENOTE)

監督:イ・イルヒョン
出演:ファン・ジョンミン/カン・ドンウォン/パク・ソンウン

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韓国社会の人間関係って大変そう

自分の得意分野を活かして刑務所でそれなりの地位を得るって、『ショーシャンクの空に』みたいだな。にしても韓国映画に出てくる検察とか警察の人って暴力的だよなぁ(笑)。あと、やたらと出身校の先輩後輩のつながりというか関係性が社会に出ても活きたりする。上下関係もうるさいし、その割には反抗的な部下も多いという。

フィクションとはいえ現実の社会でも、多かれ少なかれそうした権力側の横柄さとか、上下関係に基づく暗黙の了解みたいなのが韓国社会には息づいているんだろうね。日本もここまでではないけど、未だに出身校がどうとかいうオッサンいるもんな。どうでもいいと思うんだけど、そんなの。直接関わりがあった先輩後輩ならまだしも、何年も先に出たり入ったりした間柄なんて、ただの他人だと思うんだが。まぁいいか。

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得意分野を持っていたほうが社会では生きやすい

前述したようにこの映画では、嵌められた元検事が刑務所から脱出して身の潔白を証明するため、検事だったときの知識を活かして刑務官や囚人たちの悩みを聞いてやり、少しずつ信用を得ていく。そんな中で新しく入所してきた詐欺師とも同じような関係を築き、彼を出所させてシャバでいろいろと活動をしてもらう。そうやって自分の無実を証明するために再審にまでこぎつけつつ、嵌めた相手にリベンジするんである。

詐欺師ってすごいねぇ。だませそうな奴とか、少し関わればわかっちゃうんだろうな。でも、この作品でもそうだったけど、言っていることはほとんど嘘だから、突っ込まれたときに嘘が嘘を呼び、いずれはバレちゃうわけで、それはそうだろうと思う。

嘘つき続けるのって大変だもんね。ましてや相手はその嘘を信じていても、自分がどんな嘘をついたかきちんと覚えていないと、知らないうちに馬脚を露わしちゃっても仕方ない。ということで、やっぱ嘘をつかずに生きているほうが楽だと思うんだが。詐欺師はきっと、そうではないから詐欺師になるんだろうなぁ。

まぁいずれにせよ、何か得意な分野ってのは持っておいたほうがいいってことよね。

と、どうでもいい話ばかりだ。なんでかって言うと、可もなく不可もなく。特筆すべきこともない普通の映画だったからである。好きな役者が出てる人は観てもいいんじゃないでしょうか。タイトルのような華麗さはなくて、地道に積み重ねた結果のリベンジであった。

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