28日後… (2002)
解説:怒りを抑制する薬を開発中のとある霊長類研究所。ある夜、精神を冒し即効性の怒りを発するウィルスに感染している実験用チンパンジーが、侵入した動物愛護活動家たちによって解放されてしまう。その直後、活動家の一人がチンパンジーに噛まれて豹変、仲間に襲い掛かる…。28日後。交通事故で昏睡状態に陥っていたバイク・メッセンジャーのジムは、ロンドン市内の病院の集中治療室で意識を取り戻す。ベッドから起き廊下をさまようジムだったが、院内にはまったく人の気配がなかった。人の影を求めて街へ飛び出したジムは、そこで驚くべき光景を目にする…。(all cinema ONLINE)
監督:ダニー・ボイル
出演:キリアン・マーフィ
以下ネタバレあり この記事は2003年に書かれたものです。
ウィルス感染パニック映画
事故って病院送りになり、目覚めたら街から人が消えていた。そしてゾンビではなく、ウィルスに感染した人たちが襲ってくるのだが、なんかねぇ、映像は綺麗なのだが無理のある場面というか、設定というかそういうのが多く感じた。
感染すると、暴力人間に! しなくても暴力人間に…なる人もいる
ウィルスは人間の暴力性を誘発するらしいのだが、感染していない主人公も暴力性発揮しだしたりして、そんなふうに本能剥き出しになってしまえば感染してよーがしまいが関係ないのであって、そういう人間の本質的な暴力性を表現したかったのか?
この感情移入は正しいのだろうか
しかし、守るものさえあればそれに危害を加えてくる相手は容赦なく抹殺してもいいと言われているような気がして、俺はそういう行動をする主人公に感情移入して見ていたわけだが、けっきょくそれでは人間たちの間に生じるいろいろの争いはなくせないわけである。
まあそういうもんなんでしょうね。とか投げやりになるのも良くないと思いつつ、俺自身が主人公のように行動できたほうがいい、と思っているんだからなんだかようわからん。実際同じ目に合ったらどうなるか知らんけど。
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