ギャンブラー
ギャンブル依存症の男がある女性に好意を持ったことをきっかけに、まともな生活をおくれるように生まれ変わるためジタバタする話。ネットフリックス配信作品。ネタバレあり。
―2017年製作 米 88分―
解説とあらすじ・スタッフとキャスト
解説:2017年に配信されたアメリカ合衆国のコメディ映画である。監督はジョー・スワンバーグ、主演はジェイク・ジョンソンが務めた。(wikipedia)
あらすじ:エディ・ギャレットはギャンブル依存症であり、駐車場の管理人として稼いだ金のほとんどをギャンブルに投入していた。ある朝、エディが目覚めると、自宅の台所にマイケルがいた。服役することになったマイケルはバッグをエディに預かって欲しいのだという。ならず者として有名なマイケルの頼みを聞くことに躊躇したエディだったが、1万ドルの報酬に目がくらんでその依頼を引き受けることにした。その際、「バッグを預かっていることは誰にも言わないこと」及び「バッグの中身を見ないこと」を誓約させられた。しかし、数日後、エディはバッグの中を見てみたいという欲求を抑えられなくなった。欲求に負けた彼がバッグを開けると、そこには見たことのない工具と大量の現金が入っていた。ギャンブル依存症の治療セッションで、エディは支援員のジーンに一連の話を打ち明けた。ジーンは金には一切手をつけるべきではないと言ったが、エディは500ドルをギャンブルに使ってしまった。…以下略(wikipedia)
ネタバレ感想
あるギャンブラーが、裏社会の牛耳るカジノでギャンブルを続け、持ち前の才能で危機を脱していく話なのかと期待していたらぜんぜん違った(笑)。
主人公はギャンブル依存症になっちまっているのだ。日中、日銭を稼いで夜はギャンブルのできる飲み屋に入り浸り、金がなくなるまで勝負をして、朝方に帰宅する。要はだめ人間である。
だがこの男はダメ人間の割には毎晩遊んでくれる友達がいる(どうやら幼馴染たちらしいが)。しかも、金の入ったバッグを預けてしまおうなんて思うギャングもいるのだ。普通、こんなやつに大事なものは預けないと思うんだけどな。
で、物語展開上当然なんだけどもこの主人公は、子どもが親の財布から金を抜き取るかのように、カバンからちょこちょこ金を拝借しては、ギャンブルでその金をすっちまうというアホなことをするのである。
で、いよいよ返金できなくらいに借金が増えてから兄貴を頼って職に就き、まぁそのあといろいろあるのだが、ラストはそれなりにうまく落ちついちゃってるし、何なんだよあれ。更生の道を進んでたのにけっきょくギャンブルに手を出し、だめ人間に戻ったまま、ギャンブルで形勢逆転するとこみせられても拍子抜けである。
どうしようもない奴とは思えないものの、ところどころする言い訳やものの考え方がクズさを漂わせてて、なんだか好感持てない主人公であった。ウィキぺディアによると、コメディ映画という紹介であったが、笑えるシーンもないし。
この作品は、ネットフリックスで鑑賞できます。
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