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映画 リバティーン ネタバレ感想 ジョニーデップ演じる梅毒詩人貴族

リバティーン
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リバティーン

ジョニー・デップが飲んだくれ詩人で貴族のロチェスター伯爵の生涯を演じた伝記映画。前半のロチェスターの才気溢れる振る舞いや、常識にとらわれずに物事を考えているが故に、王や母、妻のような俗物的な人間とのコミュニケーションがうまくとれずに苦悩、および憤っている部分などは非常に面白い。ネタバレあり。

―2006年公開 英 110分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:17世紀英国の実在の放蕩詩人ジョン・ウィルモットこと第2代ロチェスター伯爵の壮絶な半生を描いた伝記ラヴ・ストーリー。監督はこれが映画デビューとなるローレンス・ダンモア。脚本は同作の舞台劇版を書いたスティーヴン・ジェフリーズ。音楽は「恍惚」のマイケル・ナイマン。美術は「真珠の耳飾りの少女」のベン・ヴァン・オズ。衣裳も「真珠の耳飾りの少女」のディーン・ヴァン・ストラーレン。出演は「チャーリーとチョコレート工場」のジョニー・デップ、「Jの悲劇」のサマンサ・モートン、「銀河ヒッチハイク・ガイド」のジョン・マルコヴィッチ、「プライドと偏見」のロザムンド・パイクとトム・ホランダーとケリー・ライリーとルパート・フレンドほか。(KINENOTE)

あらすじ:1660年代。追放されていた詩人ジョン・ウィルモット(ジョニー・デップ)は、妻のエリザベス・マレット(ロザムンド・パイク)と共にロンドンに戻ってくる。バーに立ち寄ったジョンは、国王チャールズ二世(ジョン・マルコヴィッチ)の親族の前で詩を頼まれた際、性描写にあふれた政府批判の詩を読んだという武勇伝を聞かせ、そのあと芝居小屋へ繰り出す。そこでジョンは、隠れた才能を持つ女優エリザベス・バリー(サマンサ・モートン)に出会い、彼女への演技指導を申し出る。翌日から一対一の舞台稽古が始まり、2人はいつしか惹かれ合うようになった。そしてバリーの演技は高い評価を受けるようになる。だがジョンは国王の依頼にもかかわらず、政府をこき下ろす劇を上演して国王を激怒させ、そのまま姿をくらました。数ヵ月後、ジョンは慕っていた若者ビリー(ルパート・フレンド)を連れ、追っ手から逃げ回る生活を送っていた。しかも梅毒により体が弱っている。ますます病気がひどくなっていくジョンを支えるのは、忠実な召使と娼婦のジェーン(ケリー・ライリー)だけ。やがて死期を悟ったジョンは改心し、初めて国王の役に立ち、そしてバリーに会いに行く。バリーはジョンとの娘を産んだことを告げるが、彼の愛は撥ね除けた。結局、ジョンは妻マレットのもとに帰り、33年の短い生涯の幕を閉じるのだった。(KINENOTE)

監督:ローレンス・ダンモア
出演:ジョニー・デップ/サマンサ・モートン/ジョン・マルコヴィッチ/ロザムンド・パイク

ネタバレ感想

冒頭に書いたように、前半はとてもいい。ロチェスターの言動に共感できる部分もあるからだ。だけど、目当ての女優と恋仲になって以降、物語が説明的に淡々と進む感じで、なんだかよくわからんうちに劇終に至る。全体を通してみると、なんかもったいない作品という印象。今回、アマゾンプライムで見つけて3回目の鑑賞だったが、やっぱり初見に劇場で観たときと似たような感想を持ったのであった。

前半は本当にいいのだ。ロチェスターだけでなく、国王の言などにも含蓄があるセリフがあって、そこがいい。そして先述したように、ロチェスターの他人とのかかわりの中に垣間見える、他人とのわかり得なさに対する寂寥感とか、自身の厭世的な考え方から来る、皮肉屋っぽい振る舞いによっておこる人間関係の軋轢や、そうなってしまうことに対する彼の苦悩が見て取れるとこもよろしいであります。

だが、これまた先述したように、後半に至るにつれて筋はもちろんわかるんだけど、細部の描写が適当なのか、単純にロチェスターのその後が描かれているだけで、何の感慨もわいてこないのである。

クライマックスは国王の弟を擁護するシーンだろうか。でも、前回まではもう少しこのシーンに面白みを感じたような気がするが、今回の鑑賞では、なんだか当たり前な台詞しか言ってないような感じがして(常識はずれなことを言わないように演説してるから当たり前なんだけど)、あんまり楽しめなかったのである。

てなことで、後半で良いと思うのは、梅毒になりながらも女優に再会し、ものの見事に振られるシーン。ここはなんとも悲しくも、この作品における個人的な一番の見せ場であって、そこは初見の頃からいいと思っているんだけど、いかんせん、その間のくだりがどうにも面白くないのだ。たぶん、梅毒になってからのロチェスターが単なる飲んだくれで、介護してもらわないと何もできない弱者に成り果ててしまっているからなのかも知らんと、今回の鑑賞で思った。

で、今回の新たな発見というか、前2回の鑑賞では印象に残ってなくて覚えてなかったんだけども、実はロチェスターの奥さんは、何だかんだいって献身的でとてもよい女性だったんだなと思った。ロチェスターはそれに甘えているだけだったんであるなぁとも感じさせる。彼に、このできた奥さんがいなかったら、楽しく浮気もできてなかったような気がする。まぁともかく、奥さん気の毒だ。そう感じたのは初見時よりも10以上年を重ねたせいだろうか。その辺はよくわからん。

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