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映画『悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲』ネタバレ感想 珍作です

悪魔のいけにえレザーフェイス一家の逆襲
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悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲

残酷描写もそこそこあるホラー映画。シリーズ物なので一作目は観ておいたほうがいいと思います。いろいろ無理があるけども、そこを突っ込みながら鑑賞すると楽しめるのではないかと。ネタバレ全開。 ―2013年公開 米 94分―

解説:トビー・フーパー監督によるホラー映画の金字塔「悪魔のいけにえ」から、20年後の恐怖を描くシリーズ初の3D作品。監督は「テイカーズ」のジョン・ラッセンホップ。出演は「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」のアレクサンドラ・ダダリオ、「ワイルド・スピードX2」のトム・バリー、「REPO! レポ」のビル・モーズリイ(KINENOTE)。

あらすじ:狂気に満ちた猟奇食人一家が、村人たちに惨殺されてから20年後。ヘザー・ミラー(アレクサンドラ・ダダリオ)の元に一通の手紙が届く。その手紙には財産を相続するよう書いてあり、覚えのないヘザーは両親を問い質すと彼女は実の娘でないことを打ち明けられる。突然の告白に呆然とするヘザーであったが、自身の出生の秘密が隠されたテキサス州ニュートへと向かう決意をする。もともと友達とバカンスを予定していたこともあり、友人たちは皆その旅に付き合うことになる。途中、ガソリンスタンドでヒッチハイクをする男を同乗させ、5人の男女一行は相続される大豪邸へと辿りつく。その大豪邸を見て歓喜する5人は早速パーティを始めるが、誰もそれが地獄への入口と気付く者はいなかった……。(KINENOTE)

監督:ジョン・ラッセンホップ
出演:アレクサンドラ・ダダリオ

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一作目はかなりの代物です

去年、アマゾンプライムで『悪魔のいけにえ』の公開40周年記念版というのを見た。で、今作はその続編ということらしい。知っている人は当然知っているだけろうけど、実は最初の作品と今作の間にも、幾つか別の作品があるようで。『13日の金曜日』とか『エルム街の悪夢』とか同じように、殺人鬼シリーズ物のひとつってことかな。

今作のオープニングで、最初の作品の映像があらすじ紹介的に流れる。なので、先にその作品について触れておく。一言でいえば、おっかない内容でした。

以下ネタバレすると、最初の作品には冒頭から不穏な空気が流れている。ヒロインの兄だったかと思うけど、足手まといの車椅子の青年の卑屈さに対してイライラしちゃったり、途中から車に乗り込んでくる頭おかしいオッサンの不気味さとかなんやら。

その後、レザーフェイス一家の家に、入らなければいいのに一人ひとり足を踏み入れては、なんとも嫌な殺され方をされちゃう。で、残されたヒロインは一家に捕らえられて酷い目にあいつつ、何とか家の外へ脱出するもののチェンソー持ったレザーフェイスにおっかけ回されるという・・・。

俺があの作品のヒロインの立場だったら、一家に捕らえられてなんやかやされる時に、恐ろしすぎてゲロ吐くと思う(笑)。

ただ、1つ難点がある。恐ろしいし楽しめるんだけど、ヒロインの女性が終始、これでもかってくらい喚いていて(悲鳴なんだろうけど)、しかもそれが神経に障る喚き声で、「うるさいわボケ黙れこの小娘」とすごくイライラした(笑)。

 

殺人集団VS殺人一家

で、今回紹介する続編は、最初の物語の一時間後からスタートする。

なんとか命が助かった前作の喚き声ヒロインは殺人一家のことを警察に通報。最初に駆けつけた地元の保安官が殺人一家の屋敷の前に車を停める。でも、屋敷の雰囲気がなんか違う。外観がこぎれいに見えるのだ。前作のようなオドロオドロしさがない別の家に見えちゃう。

しかも、なんかよくわからん夫婦が屋敷の中に逃げ込んでいくし、屋敷の中にも何名か人が。この一家って、前作でこんなに大家族だった? とか思っていると、さらに屋敷に向かって町人がたくさんやってくる。どうも地元の自警団みたいな奴ららしい。こんなんがいたなら、前作の時点でこの一家は抹殺されててもおかしくないと思うんだが(笑)。

てなわけで、自警団たちは保安官の静止も聞かず、ボスの指示で火炎瓶を屋敷に放り込んだ後、一斉射撃。殺人一家の面々は蜂の巣にされながら家屋全焼するほどの炎に焼き尽くされる。で、保安官が駆けつけたとき屋敷に逃げ込んでいた夫婦のうち、奥さんのほうはなんとか戸外へと脱出。彼女は赤子を抱えている。しかし自警団の一員であるオッサンに見つかり、顔面を蹴られて絶命。赤子は奪われる。

赤子を奪ったオッサンには妻がいて、彼らは子宝に恵まれていない。だから赤子を自分たちの子として育てることに・・・。

おいおいおいおい

駄目だろ、それ。殺人一家の子どもだよ。普通育てたいと思うだろうか。子どもだから平気だと思ったのかなぁ。赤子に罪はないとは言え、やめといたほうがいいと思うんだが(笑)。

主人公が自分のルーツを探る作品

で、この自警団夫婦に育てられたのが今作の主人公。・・・。ものすごくビッチ臭ただよう女の子に育っている。親友はビッチだが、彼女はそうでもないことは、おいおいわかる。しかしまぁこのヒロイン、なかなかエロい女性だと思いました。

そんな彼女に、会ったことのない祖母から書類が送られてくる。どうやら自分が死んだ後の、遺産相続人に彼女を選んだらしい。それが、あの殺人一家の生き残りのババァなのである。まだ生き残りがいたんかい! あの自警団仕事雑すぎだろ(笑)。

ということで、いろいろあって彼女と彼女の彼氏、あとはビッチな親友と、その恋人であるコック志望の男、そして途中で拾ったヒッチハイカー(実は泥棒。登場シーンから察するに、たぶん当たり屋でもある)を連れて、テキサスにある祖母の屋敷を訪れることになる。

なるほど。祖母は燃やされた屋敷とは別の場所に住んでたのか。つまり、殺人一家はあの田舎町の中で、何ヶ所かに分かれて住んでいたということらしい。前作でもそういう感じの描写があったような、なかったような。

ということで、主人公のエロい女性とその仲間たちと泥棒は、祖母の屋敷に向かうことに。ところがその屋敷の地下には、恐ろしい殺人鬼=レザーフェイスがいたのである・・・。

前作同様、レザーフェイスが大暴れ

で、最初に犠牲になるのは、泥棒兼当たり屋。それを皮切りに、一行はレザーフェイスに追い回され、殺されるはめに・・・。ちなみに、このレザーフェイスはどうやら、前作と同一人物らしい。つまり、あの火災から逃げおおせていたと。本当に、あの自警団はやることが雑すぎ(笑)。

自警団のボス=後の町長が、大人しく保安官の言うことを聞いて、殺人一家たちが要求を飲んでレザーフェイスを屋敷の外に連れ出すのを待てばよかったのに。外に出てきたところを銃殺してから、ゆっくりと一家も皆殺しにすればよかったのだ。そうすればこの作品は、生みの親を探す女性の青春ロードムービーにできたはず(笑)。

当然そうはならない。ということで、いろいろありつつもヒロインは何とかレザーフェイスから逃れ、保護されて保安官事務所に。ところが彼女、そこで過去の殺人一家にまつわる事件の証拠品や事件報告書を目にすることになる。そして、自分の血縁者を巡る真相に気付く――んだけど、おかしいだろ! なんで証拠品を一般人の前に置き去りにして部屋を出て行んだよ保安官ども。アホか。その失策により、ヒロインは殺人一家の惨殺に自分の育ての親も関わっていたことを知る。

ここからが、超展開の始まりです

最終的に彼女は、レザーフェイスがかつて自分の一家を殺害した自警団関係者に復讐をしていることを知り、それに手を貸すことを決めるのだ・・・。

おいおいおいおい

駄目だよ、それ。いくらなんでも許さんよそれは。君の友だちレザーフェイスに殺されているし。友だちは自警団だったの? 違うよね? 駄目でしょ、友人が惨殺されたことをなかったことにしたら。なかったことにできるのが殺人家族的気質なんですか? いやいやいやいや。それはないわ。

このラスト近くの一連のシーン、もう何の映画だかよくわからない。少なくとも恐ろしい殺人鬼はスクリーンから姿を消している。いや、レザーフェイスはいるんだけど、序盤から中盤にかけての理不尽に人を殺しまくる殺人鬼じゃなくなってる。だって、町長とその部下に2人がかりで襲われて、ボコボコにされてんだもん。弱すぎでしょ(笑)。

で、ヒロインの助けを得て(彼女、殺人犯します)、レザーフェイスは町長を殺害。「やった! ついに憎き殺人集団のボスを倒した! 家族の復讐を果たしたぞ!」レザーフェイスにしてみればそうなんだが、それを「これでいいんだ」的な表情で見逃す保安官。

おいおいおいおい

駄目でしょ、それ。「目には目をだな」なんて言っちゃって立ち去ってるけど、バカですか。元自警団のボス=町長(故人)を皮肉るセリフでカッコつけられても、こっちは納得いきません。あんた保安官だろ。レザーフェイスはこれまでに、何人も関係ない人を殺してるじゃんか。おかしいだろ。

ヒロインの選ぶ選択とか、すでにどうでもいい

ラストのラスト、ヒロインは序盤で弁護士に読めと渡された祖母の手紙を読み(普通なら屋敷に入る前に読むと思うが、それをしちゃったら作品にならないのでまぁ許す)、自分の果たすべき役割を知る。そして、その役割を果たす決意をするーー。それはいい。ここまできたら、どうでもいい。勝手にしてちょうだいと思う。だが、この祖母って中盤くらいで、ヒロインがどっかの部屋を歩いてた時に、ミイラみたいになってた人だよねぇ。

おいおいおいおい

葬式してないの? 埋葬とかしないの? あれはヒロインの夢か? マボロシか? 弁護士はどうやって祖母が亡くなったのを知ったの? 生前に、手紙などなど全てを弁護士に託していた? でも、ちゃんと死亡の手続きとかしないと、弁護士が動いて遺産云々とかできないと思うんだけど。弁護士の手にかかれば、そんなもの必要ないのか?

そもそも、あの弁護士は何であんなに一家に対して協力的なの? 協力的であり、事の真相は前から知っている癖に、「手紙を読むんだ」とか言って、自分からは何も喋らない。なんか無理ありすぎねぇか。

もっと根本的なところで言うと、何でこの祖母は、自分に孫がいることがわかったの? 事件報告書では死亡扱いされてなかったけ? どんな千里眼の持ち主なんだよ。どっかに説明あった??

・・・とかこき下ろしてますけど、中盤くらいまではホラー映画の安定パターンが展開されて、楽しめます。中盤以降の超展開も、別にいいんじゃないでしょうか。突っ込み入れながら鑑賞するのが、こうした映画の楽しみ方だと思うので。

ということで、大勢で集まって、ワイワイ言いながら楽しむのがいいと思う。それなりに面白い映画です。

 

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